12月期「グラムシを読む会」(テーマ:マルクスの「生産力」概念を捉え 直す 報告者:聴濤弘氏)(会場&ZOOM)
- 2021年 12月 8日
- 催し物案内
- 東京グラムシ会紅林 進
私も会員になっています東京グラムシ会の12月期「グラムシを読む会」のご案内を転載させていただきます。
今回は、「マルクスの「生産力」概念を捉え直す」をテーマに、今年3月に『マルクスの「生産力」概念を捉え直す』(かもがわ出版)を出された聴濤弘氏が報告されます。
なお、会場での対面式とオンライン方式を組み合わせて行い、オンラインで参加される方は、vev02631@nifty.ne.jp まで申し込み下さい。
2021年度12月期「グラムシを読む会」
日 時:2021年12月11日(土)PM2:00~5:00
形 式:会場&オンライン(Zoom)
会 場:文京区向丘地域活動センター 多目的室
〒113-0023 東京都文京区向丘1丁目20-8
東京メトロ南北線「東大前駅」から徒歩1分
地図→
https://www.city.bunkyo.lg.jp/var/rev0/0225/8220/mukougaoka-ccmap.pdf
※前回と会場が変わります。ご注意下さい。
報告者:聴濤弘氏
テーマ:マルクスの「生産力」概念を捉え直す
資料代:500円
概 要:
地球環境の危機的状況のもとで、マルクス史的唯物論の公式(『経済学批判序言』)をそのままにしてマルクス主義者がエコロジーや社会進歩を語れるのだろうか。
『序言』を破棄するのか、現代に合致したものに読みかえるのか、本格的検討が求められていると思う。
拙著はそもそも「生産力」とは何かという根本を問い直した。
意外にもマルクスは「生産力」と「生産性」とをしばしば同義で使っている。
また生産性は往々にして「投入対産出量」という技能的・技術的概念として理解されているが、マルクスは未来社会における自然と人間の物質代謝と人間の疎外からの回復の要として生産性を捉えていることが分った。
これは社会変革の道筋にも大きな影響を与えるものである。
これまでに多くの学者・研究者から意見・感想をいただいた。
斎藤幸平氏との公開討論会も開かれた。
賛否両論である。
報告はこれらの意見を紹介しながらおこなうことにする。
参考文献:聴濤弘『マルクスの「生産力」概念を捉え直す』(かもがわ出版)
なお、当日を前後する時期は、新コロナの感染状況がリバウンドする事態も考えられますので、対面式とオンライン方式を組み合わせて行いたいと思います。
その場合、オンラインで参加されるかたは、vev02631@nifty.ne.jp まで申し込み下さい。
zoom案内を送ります。
連絡先:東京グラムシ会事務局
〒101-0065 東京都千代田区西神田1-3-6 山本ビル5F いりす内
Tel:03-5244-5433 Fax:03-5244-5434
URL:https://gramsci-tokyo.amebaownd.com/
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