高知県や他県で放射性物質のついた瓦礫を燃やさないで!!
- 2011年 7月 18日
- 交流の広場
- 未来思考
放射性物質災害の基本は、非拡散、非焼却、集積、閉じ込め、ですよね?
ところが、環境省は、被災地の計2千万トンの瓦礫処理を、現地自治体だけでは困難として、他の都道府県に受け入れを求め、高知県では、3つの市町が受け入れを表明しているそうです。
http://www.kochinews.co.jp/sinsai/110515sinsai02.htm
低レベルの汚染であっても、一般焼却場で燃やす総量で、高レベルになるのでは?
また、焼却場の煙突にフィルターをつけておけば大丈夫でしょうか?
さらなる細かい粒子の放射性物質が排出されるのではないでしょうか?
東電の事故により、その電力を利用している関東地方の住民以上に、福島県の方が子々孫々に渡り、被害を受け続けています。
被災地の瓦礫処理を全国の市町村に押し付ける事によって、同じ過ちを犯して良いのでしょうか?
これらを、私たちの税金によって、地方に押し付けて、後に被害が分かった時、
「知らなかった…」
で、済まして良いのでしょうか?
また、私たちはそんな使い方をされるために、税金を払っているのでしょうか?
福島第一原発を廃炉にし石棺する等の、終息が出来ない限り、放射性物質を含んだ、様々な、処理しきれない物が、これからも、大量に出てくる筈です。
これら2次汚染の処理も、皆で真剣に考え、声を上げていく必要があるのではないでしょうか?
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