今晩(8/8)のNHKの番組をご視聴下さい
- 2022年 8月 8日
- 交流の広場
- 神沢原たつ(繁竹昇)
今晩(8/8)のNHKの番組をご視聴下さい。
下記写真は信州上田にある「無言館」の写真です。
声なき声に耳を澄ませて 吉永小百合とともに
NHK総合 2022年08月08日 午後10:55 ~ 午後11:23 (28分)
長野県に、太平洋戦争で若くして命を落とした画学生の絵を集めた美術館がある。
戦没画学生慰霊美術館・無言館。その入り口に飾られている、まっすぐな視線の20歳の女性を描いた絵画。
作者は20代の鹿児島県の青年で、太平洋戦争に出征し27歳で戦死した。それから半世紀、モデルの女性が絵と対面し、心境を感想文ノートにつづった。
彼女の想いを吉永小百合さんが朗読し、美術館の館主と語り合う。【出演】吉永小百合,作家/美術館館主…窪島誠一郎,【語り】広瀬すず
無言館には15年位前に訪問しています。
無言館を造ったのは水上勉の子供である窪島誠一郎氏です。
館主窪島誠一郎は出自が複雑です。
何で彼が無言館を造ったのかは水上勉の2冊の本に暗示されているので是非皆さまも読んでみて下さい。
話は変わりますが本日放送のNHKのナレーター広瀬すずは我がふるさと静岡清水の出身で身近に感じます。
是非ご視聴を
無言館の本はもちろん、以下の2冊の本も読んで下さい。
水上勉が書いた母とその子供が信濃の焼き物を行っているおじいちゃんの所に訪ねて行く物語です。
多分その子供が窪島誠一郎のモデルでありおじちゃんが水上勉だと思われる小説です。
題名を忘れましたので実物を見ないと分かりません。
それと水上勉が書いた「ふるさと」という大飯原発をバックグランドにした本で、本とはこの2冊の事を云っています。
水上は福井県の原発銀座が故郷で有るために大飯原発を本当に心配していました。もう40~50年前の話です。
これらを読むと水上と窪島誠一郎の親子の関係や窪島誠一郎が上田に「無言館」を創設した根拠がおぼろげに解かると思います。
From 神沢原たつ(繁竹昇)
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