【3.24座標塾】大転換する日本の政治と財政
- 2023年 3月 1日
- 催し物案内
- 白川真澄
【3.24座標塾】大転換する日本の政治と財政
みなさま。今年も座標塾を開講します。19期目の今年度も、多様なテーマと多彩な講師を揃えて、激動する時代に切り込んでみたいと考えています。オンラインでの参加も可能ですので、ご参加ください。白川真澄
▼座標塾第1回
大転換する日本の政治と財政
2023年3月24日(金)午後6時半~9時
講師 白川真澄(ピープルズ・プラン研究所)
参加費 1回1000円(テオリア会員500円)
第19期通し4000円(テオリア会員2500円)
会場 文京区民センター(春日駅・後楽園駅;第2回以降予定)、又はZoom=要申込
※要申込。第1回・会場受講申込3月23日まで。オンライン受講申込は3月17日まで。オンライン受講は研究所テオリアの口座(下記)に参加費を振込みください。会場受講は当日払いで構いません。
◎参加費振込先 郵便振替 00180-5-567296研究所テオリア
日本はいま、大軍拡に向かって走り始めている。「反撃能力」の保有と称して、中国沿岸部を先制攻撃できる長射程のミサイルや巡航ミサイルトマホークを南西諸島に配備する。「台湾有事」を煽り立てながら、自衛隊のミサイル部隊を日米一体で運用する。そのために、軍事費を5年間で1.6倍増の43兆円にも膨らませる。政府予算は114兆円と空前の規模になったが、そこには子育て支援強化の予算は含まれていない。だが、世論調査では、「反撃能力」の保有や軍事費の増額に賛成する人のほうが多い。戦後平和主義の抵抗力は、音を立てて崩れつつある。
相手国の攻撃能力を上回る報復能力を持てば、相手国は攻撃を諦めるという「抑止力」の論理は、どこに落とし穴があるのか。日米と中国双方の戦争準備のエスカレーションが「台湾有事」を招くのではないか。歴史的なインフレが生活を脅かしている現在、「国を守る」軍事費を削って「命と生活を守る」社会保障費を増やすべきではないか。日本の政治と財政の大転換を正確に捉えなおし、私たちが主張すべき対案を考える。
▼講師プロフィール
白川真澄
しらかわますみ。1942年生まれ。60年安保闘争、ベトナム反戦、三里塚闘争などの社会運動に関わりつづけ、90年代からは「地域から政治を変える」ことを追求。フォーラム90s、ピープルズ・プラン研究所など理論活動のネットワークづくりにも力を注いできた。著書に『左翼は再生できるか』(研究所テオリア)『脱成長を豊かに生きる-ポスト3・11の社会運動』(社会評論社)『脱国家の政治学』(社会評論社)『どこが問題!郵政民営化』(樹花舎)『格差社会から公正と連帯へ 市民のための社会理論入門』(工人社)『格差社会を撃つ ネオ・リベにさよならを』(インパクト出版会)『金融危機が人々を襲う』(樹花舎)ほか。新著に『脱成長のポスト資本主義へ』(社会評論社)
●申込・連絡先 研究所テオリア
東京都北区田端1-23-11-201
TEL・FAX 03-6273-7233
email@theoria.info
(TEL・FAX・メール等でお申し込み下さい)
郵便振替00180-5-567296 研究所テオリア
●座標塾第19期●
2023年3月~11月
第1回 大転換する日本の政治と財政
3月24日(金) 白川真澄(ピープルズ・プラン研究所)
第2回 なぜ、日本ではジェンダー不平等がなくならないのか
5月19日(金) 船橋邦子(アジア女性資料センター)
第3回 働くことが壊されている――介護現場から
7月21日(金) 伊藤みどり(ホームヘルパー国家賠償訴訟原告)
第4回 悪戦苦闘する農業――いま、農村で何が起きているか
9月15日(金) 菅野芳秀(農民・山形県在住)
第5回 中国と現代世界
11月17日(金) 平川 均(経済学者、国士館大学客員教授)
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