Let’s Join Hands 添付2点 6月7日 セイブ ウクライナの子ども NO WAR おたより
- 2023年 6月 8日
- 評論・紹介・意見
- 江口千春
◎セーブ・ウクライナ「激戦地の子どもたち セーブ・ウクライナ 救出の記録」
ロシアに連れ去られた子どもはおよそ2万人と言われる。ロシア支配地域から子どもたちを取り戻そうとするウクライナの母親たちの感動の記録。母親たち13人が、戦争相手国に決死の覚悟で入った。子供たちの奪還は成功するのか?このミッションを果たした立役者が、NGO「セーブ・ウクライナ」である。恐怖におびえる母親たちを励まし、安全な入国ルートを開拓し、戦争相手国と困難な交渉をまとめてきた。子供たち救出の感動の記録である。激戦地に取り残された子どもたちを避難させる活動にも取り組んでいる。
★再放送予定 明日6月8日(木)午後11:20 是非ご覧ください。
<おたより紹介> 小寺さんから
「ぼくたちの哲学教室」は先日観ました。https://youngplato.jp/ 予告編
ベルファストの貧困地域で、内戦の影響が今も残り子どもたちにも暴力が絶えない中で、校長が始めた授業とそれを通した子どもたちの変化の記録です。2年間カメラが学校に入り撮影した貴重なドキュメンタリーです。
私と妻は6年前訪れたときに、ベルファストの近郊で和解のためのとりくみをおこなっているコリメーラを訪ねました。(その時の報告を添付します。)そのような試みがこの間様々に行われている中で、この校長先生の実践もなされているのです。
この校長は、幼少期に父親が6か月間英軍につかまっていたのですが、母親が「教育が出口だ」という哲学を持っていたから乗り越えられたとパンフレットのインタビューで語っています。
この校長の授業について監督がこう書いています。「校長は400人を超える4歳から11歳の生徒と教育者が自分自身の考えに向き合い、他者の考えを受け入れられるよう、ツールを与えていた。そして他の人の意見を聞き、考えた上で自分の意見が変わっていく体験をさせる。対立と分断の社会で、このような自由な発想は画期的です。もしかしたら命を救うことにつながるかもしれません。」ぜひご覧になることをお勧めします。
(被選挙権を求めて若い世代が動く!)
また中村涼香さんの提訴の記事がありましたが、彼女は3月に杉並で力強く語ってくださいました。今回若い仲間たちがつながって民主主義のあり方を問う新たな運動を始めたのですね。私たちが見落としていた点を大胆につきだしていく試みだと思います。
◎NOWAR 第95回 八王子アクション 6月18日の案内
◎「学術会議法改訂見送り」軍学共同反対連絡会
〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 http://chikyuza.net/
〔opinion13065:230608〕
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