原発は闇社会が支えている
- 2011年 8月 13日
- 交流の広場
- 松元保昭
みなさまへ (BCCにて)松元
いつもNHKの優良ドキュメント番組を紹介している坂井貴司さんの投稿、「原発は闇社会が支えている」を転送します。
★あわせてすでに海外でも報道されている日本の原発労働者の姿を再度掲載します。
■【必見】ドキュメンタリー原発銀座<隠された被曝労働~日本の原発労働者>1995年。英チャンネル4製作。
http://video.google.com/videoplay?docid=4411946789896689299#
■エル・ムンド[EL MUNDO:スペインの新聞 ]2003.6.8
「調査報告/原子力発電所における秘密 日本の原発奴隷」
http://www.jca.apc.org/mihama/rosai/elmundo030608.htm
●被曝労働 原発奴隷 嶋橋伸之さん(享年29歳)浜岡原発で起こった事
http://primeland.at.webry.info/201104/article_2.html
●原発ジプシー(体験者川上武志氏の記事2010年 12月 26日)
http://www.janjanblog.com/archives/27114
=====以下転送====
坂井貴司です。
転送・転載歓迎。
8月12日、22時55分からNHK総合テレビで放送された
追跡!A to Z「福島第一原発 作業員に何が?」
http://www.nhk.or.jp/tsuiseki/index.html
を見ました。
「やっぱりそうだったのか」と思いました。
メルトダウンを起こしている東京電福島第一原子力発電所の放射性物質除去作業に、全国からかき集められた「使い捨て」の日雇い労働者が使われていること、その日雇い労働者を集めて送り出しているのがヤクザであることをこの番組が明らかにしました。
番組のインタビューで、あるヤクザは
「以前から大阪・あいりん地区(釜ヶ崎)の日雇い労働者や、借金を抱えた者たちを、福井や新潟、四国の原発に送り込んできた。一人あたり7万円くらいの手数料を電力会社の子会社からもらった。良いシノギ(資金稼ぎ)になった。今は福島第一原発への送り込みが中心だ。借金を抱えている者は名前を明かすことができないので、使い捨てにするには好都合だから電力会社は喜ぶ」
と語っていました。
「一流企業」の電力会社はヤクザを利用して、原発を動かしているのです。そして東京電力はヤクザが送り込んだ「使い捨て」労働者を使って放射性物質除去作業をしています。
私達が払っている電力料金が、回り回ってヤクザの資金源になっています。原発は闇社会が支えているのです。
原発はやはりつぶすしかありません。
なお、NHKにこの番組の再放送を求めたいと思います。
坂井貴司
福岡県
E-Mail:donko@ac.csf.ne.jp
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以下、NHK放送予定より転載
●福島第一原発 作業員に何が?
この先数十年かかるともいわれる福島第一原発の事故処理。
そこでは常時、全国から集められた3000人もの作業員が事故処理にあたっているが、今も非常に高い線量の放射線が計測されている。
東京電力によると、政府が定めた被ばく線量の限度を超えた作業員は6人。
また、これまでに作業に当たった人たちの内部被ばく線量を計測しようとしたところ、143人の作業員の所在が把握できないという。
事故現場で働く作業員の安全は本当に守られているのだろうか。
なぜ、厳重に放射線量が管理されているはずの作業員と、連絡がつかないなどという事態が生まれるのだろうか。
我々は、福島第一原発での安全管理の実態と、作業員がどのように集められているのかを追跡した。
すると、作業現場の過酷な実態と、そこに人を送り込む闇社会の姿が浮かび上がってきた・・・
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