ドイツのネット(オンラインニュース)が写真入りで9.19「さよなら原発5万人集会」を大々的に報道した!
- 2011年 9月 25日
- 時代をみる
- 9.19DEMO報道グローガー理恵ドイツのオンラインニュース
ドイツのオンラインニュース「taz.de」に「9.19さよなら原発デモ」についての記事 (9月20日付)が載っていましたので、概要だけ お知らせしたいと思います。
サヨナラ、アトムクラフト(原発)
日本では、「デモに参加するような人は、頭がおかしい奴」と見なされてきた。しかし、「9.19さよなら原発集会」には何と6万人もの人が集まった。 このデモ・サイズは日本においては、前例のないスケールである。
デモ参加者は「さよなら、原発!」と叫びながら、蒸し暑さの中、何時間もの間、東京中を行進した。
福島で起こったことが、徐々にそして確実に日本国民の意識の中に深くしみ通っていき、彼らの抵抗精神を呼び起こしていった。
更に記事には、福島からの参加者の代表、武藤類子さんが「そして今(事故から)半年という月日の中で次第に鮮明になってきたことは、事実は隠されるのだ、国は国民を守らないのだ...」と言ったことや、ノーベル文学賞受賞者、大江健三郎氏の言葉、「(原発支持者を阻止するために)私たちに出来ることは、民主主義の集会、市民運動しかない」が述べられている。
今までのところ、デモというのはエクストリーミスト(過激派)がやるものと考えられていたものが、9.19デモの参加者は、沢山の子供連れの家族、高齢者グループ、家庭の主婦、何百人もの福島県住民者などで、これまでと違ったイメージをプロジェクトしていた。
反原発運動は草の根運動である。
警察は以前のように、デモ参加者が動ける場所を制限したり、長い時間待たせたりして、参加者を怯ませようと試みた。
日本のメージャー日刊紙「読売新聞」の報道には、「9.19デモ」について一寸しかふれていなかった。
反原発運動者の次のターゲットは、「脱原発賛成」の署名運動で一千万人の署名を集めることである。
下がこの記事へのリンクです。
今度は日本のメージャーメディアNHKの「9.19さよなら原発デモ」のニュースを紹介させて戴きます。下記のリンクです。
http://www.youtube.com/watch?v=PR6pfshHT-M&feature=related
NHKは9.19デモのニュースと他の原発関係ニュースとをミックスして、区切りをつけずに「9.19デモ」のニュースを流しています。これは、前例のないスケールで6万人も集まった反原発デモを、明らかにダウンプレイ(軽く扱っている)していると私は感じました。
〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 http://www.chikyuza.net/
〔eye1633:110925〕
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