野田政権の誕生を受けて市民社会は何をなすべきか(現代史研究会)
- 2011年 9月 26日
- 交流の広場, 催し物案内
アジア記者クラブ10月定例会
野田政権の誕生を受けて市民社会は何をなすべきか
2011年10月13日(木)18時45分~20時45分
明治大学リバティタワー2階(1022教室)
ゲスト
渡辺治さん(一橋大学名誉教授)
「わが国の固有の領土を守り抜くために、主張することは主張し、行動するこ
とは行動しなければならない」。内閣総理大臣に就任した野田佳彦氏が 月刊誌
「Voice」10月号に寄せた『わが政治哲学』の一節だ。保守政治家を自認しなが
らも、その一方で“非自民”であることを事あるごとに強 調してきた野田氏は、
「自分の国は自分で守る」という覚悟を語り、多国間で相互依存関係が深まって
いる21世紀にもかかわらず、その軸が日米同盟 だと断言する。安全保障問題は
先送りしてきた課題だという。内政では増税の必要性を説く野田氏は、大学卒
業、松下政経塾、千葉県議、衆院議員と社 会人としての生活経験はない。その
上で日本を「生まれたことにプライドのもてる国」にすることに全力を尽くすと
“哲学”を説いている。
10月定例会は、長年にわたって一橋大学で日本政治の研究に携わり、55年
体制から民主党政権の誕生、構造改革や改憲状況などの緻密な分析で定 評のあ
る渡辺治さんをゲストにお迎えします。物事を単純化してしまう松下政経塾とは
何か、民主党政権がどう変質したのか、大震災が政治と日米同盟 にどのような
影響を与えたのか、新安保防衛懇と野田構想との関係、東アジアでの緊張関係は
高まるのか、TPPや増税で庶民の生活はどのような負担 を強いられるのかを
解説していただきます。脱原発の大衆行動が高まるなかで、野田政権誕生を受
け、市民社会は何をなすべきか、渡辺治さんの分析に 耳を傾けたいと思います。
■先 着 260人
■会 場 明治大学リバティタワー2階(東京都千代田区神田駿河台1-1)
■交 通 JR・地下鉄「御茶ノ水」・都営線「小川町」下車
■費 用 ビジター1500円、会員・学生・年金生活者・ハンディのある方
1000円
■主 催 アジア記者クラブ(APC)、現代史研究会
■連絡先 アジア記者クラブ(APC)〒101-0061東京都千代田区三崎町2-2-13-502
Tel&Fax:03-6423-2452
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E-mail:apc@cup.com
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