「放射性物質汚染対策特措法に基づく基本方針」の「パブリック・コメント」の件
- 2011年 10月 22日
- 交流の広場
- パブリック・コメント放射性物質汚染対策特措法に基づく基本方針諸留能興
ご多忙中の折り、申し訳ありませんが、
法案「放射性物質汚染対策特措法に基づく基本方針」
骨子案のパブコメ・・・「パブリック・コメント」(意見募集)の略称ですよね・・・・
に、もし、賛成でしたら、
まだ提出してないようでしたら、
ご協力、お願いできませんでしょうか?
以下のURLから、手軽に送信(送付)できますので・・
http://savechild.net/archives/10540.html
受付期間は
平成23年10月17日(月)~平成23年10月26日(水)
なので、あまり日数がありません。
※郵送の場合は、平成23年10月26日(水)必着ですが
提出方法は、郵送以外にも、電子メール・ファクシミリの
いづれかの方法でもOKですよ!
PCからメールが一番、手軽で便利ですよね。
今回の、この
法案「放射性物質汚染対策特措法に基づく基本方針」は
瓦礫・除染の利権を正当化し、
さらに受入れ自治体・民間業者等を公表しないことにより
東電またはその関連業者(天下り先等)に利権を漁らせることを可能にするものです。
10月7日に非公開で各自治体及び関係者(東電?)に配布された
環境省・廃棄物対策課事務連絡
「東日本大震災により生じた災害廃棄物の受入検討状況調査について」では
「受入拒否」の選択肢ない回答用紙に記入させ、各自治体に圧力をかけています。
パブコメを求めている「基本方針」も同様で、
「受入れない」場合の想定は一切なく、
「住民の理解を求める説明」には当局が協力するとなっているだけです。
すべてを非公開で行うくせに
住民の理解が得られない場合を想定しているわけですが、
民間業者は環境省に届出さえすれば
いちいち各自治体の届出許可は不要とのことから、
東電マッチポンプの図式が見えます。
住民にばれても困らなければ隠す必要もないはずなので・・
汚染瓦礫をばらまくということは、
その輸送ルート(立ち寄るサービスエリアやトイレ、飲食施設含む)も
貨物(汚染瓦礫)の一時保管場所も汚染するし、
輸送業者の作業員(受け渡しに立ち会う内勤者含む)も被曝することにも
なりかねないですしね!
原発事故で生じた放射性物質は
原発敷地内に持ち込のが本筋だと思われます。
水俣病で水銀を垂れ流したチッソ会社が
全国の自治体に有機水銀の
後始末をさせるような、とんでもない話ですよね。
その水銀よりも、遙かに毒性の程度も、被害期間の
長期に及ぶ放射性物質ですから・・
こんなリスクを押し付ける相手の住民に内緒で
長距離輸送を推進するなど、
どこまで国民を馬鹿にするのか?と思うのですが・・
福島以外に汚染物質が全国的に
バラ撒かれても、放射性物質の怖さを
とくに、低線量被曝量の最近の疫学的結果など
まったく知らされてきていない今の国民では、
馬鹿にされても当たり前かもねぇ・・
ここ1~2ヶ月、放射性物質を全国へと
拡大する形で尻ぬぐいしようとする動きが
顕著になりつつあります。
僕もとりあえず、パブコメを出します。
以上の次第ですので、まだでしたら、
パブコメ、よろしくお願いします。
お友達にも、お知らせ下されば幸いです
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