「枝野経産大臣へ脱原発チョコレートを届ける」などー 地震と原発事故情報 その335
- 2012年 2月 16日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎地震と原発事故
4つの情報をお知らせします(2月16日)
1月27日、中国電力島根原子力発電所2号機が定期検査で停止。
残るは東電1基、関電1基、北海道電1基の計3基、全原発停止へあと一歩
【東京電力:柏崎刈羽6号 2012年3月26日に 定検入】
【関西電力:高浜3号 2012年2月20日 定検入】
【北海道電力:泊3号 2012年4月末までに 定検入】
★1.枝野経産大臣へ脱原発チョコレートを届ける
女性たち(男性も)が経産省に入って渡しました!
(たんぽぽ舎ボランティア T.M.)
★2.ふざけるな!東電から「電力料金値上げのお願いにつきまして」
という慇懃無礼な文章が (たんぽぽ舎会員 宮下守)
★3.新聞・雑誌から2つ
◇「30年前の技術で審査」班目氏、見直し訴え(国会事故調)
2人とも、当事者意識が希薄、責任者逃れの答えも
(2012年2月16日 茨城新聞より抜粋)
◇知事10人 値上げ反対 東電と政府に要望書
(2012年2月16日 東京新聞より抜粋)
★4.読者からイベントのおさそい2つ
◇2月19日(日) 福島避難者こども健康相談会 会場:亀戸、国分寺
◇2月21日(火) 影浦峡さん講演会『議論はどのように歪められたか:
3.11後の報道と専門家の発言を読み解く』
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★1.枝野経産大臣へ脱原発チョコレートを届ける
女性たち(男性も)が経産省に入って渡しました!
(たんぽぽ舎ボランティア T.M.)
2月14日、日頃の思いを相手に伝える日、脱原発テントのみなさんと、枝野経産大臣にチョコレートを渡しにいきました。経産大臣が事前のアポを快諾しバレンタインアクションが実現しました。年始のご挨拶のお餅は受け取っていただけなかったのですが、チョコレートは別のようです。
夕方にテントの女性方が用意した高級チョコと脱原発の愛のメッセージが詰まった手紙を持って、8名で経産省の中に入りました。
厳重なセキュリティを通り2階に上ると、国会で多忙な枝野経産大臣の代理で秘書官の男性が丁寧に迎えてくれました。秘書官はエレベーターホールの電気が消されて暗いことを「節電のため暗くて申し訳ありません」との説明が数回されました。
応接室に通されて、熱い気持ちをいっぱいに込めたチョコレートとお手紙を渡し、秘書官の方と少しお話しました。秘書官の方は「枝野経産大臣も脱原発を考えており、長期的に40年から50年をかけて他の自然エネルギーへ移行して行く」という考えだと教えてくれました。また、バレンタインチョコレートのお返事はいただけるのでしょうか。との問いには、記者会見で質問していただければいいとのことでした。
薄暗い経産省の中で、原発についての今後が決められて行く。私たちの気持ちをチョコレートと一緒に噛み締めてくれるように願います。
★2.ふざけるな!東電から「電力料金値上げのお願いにつきまして」
という慇懃無礼な文章が
(たんぽぽ舎会員 宮下守)
私の実家に東京電力から「電力料金値上げのお願いにつきまして」という文章が来た。
燃料費の増加の理由として東電は【とりわけ、電気の安定供給につきましては、原子力発電所の停止などに対して、火力発電の焚き増しや長期間停止していた火力発電所の運転再開、新たな電源の緊急設置などに全力で取り組み、供給力の確保に努めてまいりましたが、その結果、電源設置費用や被災設備の復旧費用のほか、大幅な燃料費の増加が生じている状況】などと説明していますが、一消費者として、原発の使用など頼んでいない。
原発は電気の安定供給の足かせになると反原発派が主張し、株主総会でも原発反対株主が原発からの撤退の提案を続けていたのに、無視して原発推進を続けていたくせに。
なによりも頭に来るのは【さらに昨年の東北地方太平洋沖地震以降は、所有不動産・有価証券の売却、関係会社の清算・再編などによる資金確保とともに、賃金のカットや福利厚生の見直し、競争発注の拡大、CM等広告宣伝の取りやめなど徹底したコストダウンへの取り組みを進めております】の部分。
東電本社も日比谷公園近辺だし、PRするための電力館だって渋谷ファイヤー通りの直近という超一等地にあるくせに、見えすいたウソをいうな!
【秘密情報 目的外使用・他の方への開示はご遠慮下さい。
東京電力株式会社】とはなんだ。
勝手に電力料金を上げようとするくせにふざけるな!しかもやたらめったらお客様番号を文章にちりばめて、情報漏洩がどこから起きたか分かるようにするなど、小細工するな!
どのように対応したらいいか、教えて下さい。
★3.新聞・雑誌から2つ
◇「30年前の技術で審査」班目氏、見直し訴え(国会事故調)
2人とも、当事者意識が希薄、責任者逃れの答えも
(2012年2月16日 茨城新聞より抜粋)
(省略しますー「ちきゅう座」編集部)
◇知事10人 値上げ反対 東電と政府に要望書
(2012年2月16日 東京新聞より抜粋)
(省略しますー「ちきゅう座」編集部)
★4.読者からイベントのおさそい2つ
◇福島避難者こども健康相談会 in 亀戸、国分寺同時開催のお知らせ
日時:2012年2月19日(日) AM 10:00~ PM3:00
会場:Α. ひらの亀戸ひまわり診療所(亀戸駅から徒歩5分)
В.国分寺労政会館(国分寺駅から徒歩3分)
対象:福島県から避難されたお子様、各会場50家族。事前申し込み制。
○参加無料!相談無料!茶話会、手品、音遊び、絵本などイベント多数
予定!からだのこと、こころのこと、気になることを相談して、
これまでのことこれからのこと、みんなで話しませんか?周りに福島
から避難されている方がいましたら、ぜひ伝えて下さい。
○お申し込み方法:
「福島避難者こども健康相談会web 申し込みフォーム」上、
または「つながろう!放射能から避難したママネット」のブログ上にて
お願い致します。 http://ameblo.jp/hinan-mama-net/
○5月から6回にわたり、福島県で子どもの健康相談会を開いて来た小児科医医師団による健康相談会です。避難者同士が交流できる茶話会や、子どもが楽しめるワークショップなども行います♪
お気軽にご参加下さい♪
主催・お問い合わせ先:
福島避難者こども健康相談会実行委員会事務局
メール kodomo kenko@gmail.com
◇大飯原発3・4号機の再稼動に待った!緊急院内集会&国会議員署名提出
井野博満さん・後藤政志さんを迎えて
http://hinan-kenri.cocolog-nifty.com/blog/2012/02/post-037a.html
日時:2月20日(月)12:30ロビー集合 12:50開始
場所:参議院議員会館講堂
地図 http://www.shugiin.go.jp/index.nsf/html/index_kokkaimap.htm
内容(予定)
12:50~14:10
大飯原発再稼動をめぐる動き
ストレステスト審査のここが問題(井野さん・後藤さん)、質疑
14:10~14:30
国会議員から署名提出行動
14:30~15:30
中継:関西・福井からの緊急報告、傍聴の現場から、
アクション提案、討論
福島第一原発事故が未だ収束せず、国会による事故調査委員会による検証もはじまったばかりというこのタイミングで、大飯原発3、4号機の再稼働手続きが急ピッチで進んでいます。
意見聴取会で、複数の委員が、ストレステスト一次評価の内容や手続きについて重要な指摘を行ったのにも関わらず、保安院はそれらを無視して審査書を強引にまとめ、2月13日、原子力安全委員会に提出しました。
委員の指摘の中には、基礎ボルトなど機器の強度については、安全率を削って評価されているなど安全にかかわる具体的な懸念が含まれています。また、活断層の連動評価はなされていません。福島第一原発事故の原因究明もなされていない中、政府は、「福島を繰り返さない」ことを、どのように説明するのでしょうか。
このような安易な手続きは、福島原発事故の軽視であり、いまだ多くの人達が事故の影響で苦しんでいることを考えれば許されるべきものではありません。
原発の安易な再稼働に「待った」をかけるため、意見聴取会委員の井野博満さん、後藤政志さんを迎えて、緊急院内集会を開催します。また、国会議員が、「国会事故調の結果をまつべき」という趣旨の署名を、政府に提出します。
ぜひ、みなさま、ご参集ください。
主催:国際環境NGO FoE Japan、福島老朽原発を考える会(フクロウの会)
問い合わせ先:
阪上武/福島老朽原発を考える会(フクロウの会) 090-8116-7155
満田夏花/国際環境NGO FoE Japan 090-6142-1807
☆緊急アクションの呼びかけ:国会議員に伝えて下さい!
安易な原発運転再開に「ノー」を:
国会の事故調査委員会による事故原因検証を待つべき
http://hinan-kenri.cocolog-nifty.com/blog/no-.html
☆原発再稼働:大飯3・4号ストレステスト手続きに異議あり
2委員が抗議声明
http://hinan-kenri.cocolog-nifty.com/blog/2012/02/post-8a6b.html
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[編集部より]
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