橋下市長(知事)「大阪都構想」について
- 2012年 2月 22日
- 交流の広場
- yamazaki大阪都構想橋下市長
橋下氏については、ハシズムとかポピュリストとか批判されていますが。一つ 抜け落ちている点指摘しておきます。
「大阪都構想」と「みんなの党」 投稿日:2012年 2月22日(水)09時10分52秒
橋下 徹=「大阪維新の会」と「みんなの党」とは双子の関係にあります。このこと一般的には知られていますが、何故 大阪市を解体して特別区にするのかについては、あまり知られていません。参議議員 みんなの党所属・江口 克彦氏の著書「地域主権型道州制」には、人口100萬以上の政令指定都市は解体すべきとはっきり云っています。彼等は地域主権といいながら、市町村自治優先は言っていません。つい最近、名古屋市も解体して中京都とすべきというマニフェスト公表しました。愛知県知事 大村氏が主催する政治塾に、竹中 平蔵氏を講師として呼ぶと報道されています。
植草さんが、「大阪都」と「道州制」の関係はっきりしないと言っておられますが、これも「みんなの党」の意向に沿ったものです。江口氏は、東京都を「東京特別州」とし、大阪府を「大阪特別州」とするといっています。
橋下氏も江口氏も税制、税源についてなにも云わないことに特色があります。基本的には大阪の場合、大阪市の基幹税である固定資産税、市民税(法人分)、都市計画税、事業所税を奪い都にうつすものであることです。
第30次地方制度調査会で、大都市制度について議論され。2013年半ばに、総理大臣に答申する予定です。ここで税源・財源の問題 詰めた議論されるか注視しています。
小泉総理(当時)の私的懇談会が、またぞろ息をふきかえすつつあるような気がします
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