「今週の再稼働阻止にむけた行動 ─ 大事な山場、みんな参加しよう」など―地震と原発事故情報【TMM:No1415】
- 2012年 4月 9日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎地震と原発事故
2012年4月9日(月) 地震と原発事故情報
転送歓迎
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★1.今週の再稼働阻止にむけた行動 ─ 大事な山場、みんな参加しよう
★2.再稼働 重要対策先送り、電力会社まかせの新基準(4月7日東京新聞)
★3.サクラ調査が順調 講習会や練習調査に多数の参加者。
九州・四国・神奈川・東京から報告書届く
(たんぽぽ舎 サクラ調査ネットワーク)
★4.イベントのおさそい(主催・スペースたんぽぽ)
◇4月10日(火) 18時45分開演、参加費800円(学生400円)
『長期化する低線量被ばくにどうむきあうか?』
◇4月12日(木) ワンコイン上映会 19時から 参加費500円
(18:30から特典上映あり) 西山監督のお話あり!
★5.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
◇渋谷アップリンク、4/7(土)より
『核の傷:肥田舜太郎医師と内部被曝』公開
★6.<テント日誌 4/6(金)―経産省前テントひろば209日目―>
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┗■1.今週の再稼働阻止にむけた行動 ─ 大事な山場、みんな参加しよう
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【4月11日(水)】原発ゼロへ!止めよう再稼働 4・11アクション
<東電福島第一原発事故の発生から1年1ヶ月>日比谷から国会へ
午後6時集合 日比谷公園中幸門(日比谷公会堂裏)、デモ出発まえ集会
午後7時デモ出発 コース:関西電力東京支社、経産省を通り、国会議事堂方面へ、国会請願デモのあと新橋方面へ。
※プラカード、横断幕、鳴り物、キャンドルなど持ち寄り歓迎。
主催:再稼働反対!全国アクション
【4月10日(火)、12日(木)】11日をはさんで3夜連続行動!
<首相官邸まえ、再稼働反対アクション>
午後6時~7時半、官邸まえ(国会記者会館前、国会議事堂駅)で抗議アクション。お仕事帰りに、途中からでもぜひ参加しよう。
主催:再稼働反対!全国アクション
【4月13日(金)】原発再稼働許すな!首相官邸前 & 関電本社前抗議
東京 午後6時~、首相官邸まえ
大阪 午後6時~、関西電力本社まえ
(※反原発・脱原発というテーマと関係のない特定の政治団体や政治的テーマに関する旗やのぼり、プラカード等はなるべくご遠慮ください)
主催:ツイッター有志による反原発デモ
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┗■2.再稼働 重要対策先送り、電力会社まかせの新基準
└────(4月7日 東京新聞)
(省略します―「ちきゅう座」編集部)
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編集部:”政治責任を負う”とは何か。・・・事故は、未然に防ぐことができて初めて「責任をとった」と言えると思う。事故後に職を辞するだけならいつでもできる。あまりにも軽い発言だ。先に「再稼働ありきの結論」に怒る。
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┗■3.サクラ調査が順調 講習会や練習調査に多数の参加者。
│ 九州・四国・神奈川・東京(品川、文京)から報告書届く
└────(たんぽぽ舎 サクラ調査ネットワーク)
2012年のサクラ調査が順調です。9年間の中で今年初めて行った基本講習会(3月23日)も30名強の新しい人々-女性が多数-が参加された。
また、4月6日(金)午後と7日(土)午前中に行った2回の実地講習会(東京・文京、東大小石川植物園)にものべ30名弱の人が参加して、サクラ調査の実際のやり方を実習し、終わりにミーティングをしました。(テレビ局1社も参加、好評でした)
4月9日現在、九州・四国・神奈川から調査報告書が届いています。各地の皆さん、調査後はなるべく一週間以内に調査票ほかをお送りください。
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┗■4.イベントのおさそい(主催・スペースたんぽぽ)
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◇4月10日(火) 18時45分開演、参加費800円(学生400円)
『長期化する低線量被ばくにどうむきあうか?』
~チェルノブイリの経験を活かす~
講師 吉沢弘志さん
(埼玉大学講師、市民ネットワーク千葉県政策調査室スタッフ)
「TMM:No1411」でもお知らせした吉沢弘志さんについて、今日はその活動内容をご紹介します。
(1990年から2005年:チェルノブイリ原発事故の被災児童の救援)
・医薬品、医療器材の寄付(大きい物では、新生児用の保育器、血液検査機など)
・食品の放射能検査(空間線量計、食品の放射能測定器の寄贈と運用
・移住のためのプロジェクト援助(汚染のない地域での住宅建設)
・乳幼児の為の非汚染・有機食材のベビーフード提供(有機農業のうちの開発と運営、工場の建設と運営)
・保養里親運動、アップルペクチン提供
こうした活動は現在のフクシマの実情にも教訓となるものと思われます。
ぜひお越しください。
◇4月12日(木) ワンコイン上映会 19時から 参加費500円
(18:30から特典上映あり) 西山監督のお話あり!
映画:『脱原発いのちの闘争』監督:西山正啓
2011年3月11日に起きた東日本大震災によって最も恐れていた原発震災が現実のものとなった。チェルノブイリ以来、久しく鳴りを潜めていた脱原発運動が世界中で巻き起こってきた。これは、九州電力本店前ひろばで始まった住民の住民による住民のための生存権を問う命の闘争を記録した映画である。
監督は福岡県古賀市に住む西山正啓監督である。福島第一原発の事故後、九州電力の川内原発と玄海原発をめぐって起きた脱原発運動を克明に追った作品だ。
映画の冒頭、川内原発3号機増設予定地の海岸でウミガメの保護活動に取り組む男性が登場。既設の原発から流れ出る温排水の温度を計測する姿が映し出される。ウミガメやサメなどの死亡漂着の異変は温排水による可能性がある、と訴える。
その後は九州電力と脱原発の市民団体の対話や、停止中の玄海原発再稼動に向けて「やらせメール」が発覚した佐賀県庁への抗議行動の様子などを収録している。
川内原発から30キロ圏内出水市の市民交流センターで上映を予定したが「使用目的にそぐわない」との理由で断られてしまったという話題作。
上映会当日、西山監督が九州からいらしてお話をして下さいます。今は福島に度々訪れて映画を撮っている監督の生の福島のお話なども聞けるチャンスだと思います。
ぜひ、みなさんこのチャンスをお見逃しないよういらして下さい。
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┗■5.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
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◇いよいよ4/7(土)より『核の傷:肥田舜太郎医師と内部被曝』公開!!
自身の被曝体験を原点に、戦後67年間、被曝者治療と核廃絶運動に献身し、内部被曝の実態を訴え続ける現在95歳の肥田舜太郎医師の歩みを追ったドキュメンタリー作品です。
ナレーションを染谷将太さんが担当しています。
《同時上映作品》
『311以降を生きる:肥田舜太郎医師講演より』
福島原発事故から1年、放射性物質は列島の隅々まで飛散し、すでに安全な場所はない日本でどう生き抜くかを説く肥田医師の講演のエッセンスを記録。
○日時:4月7日(土)から、連日10:15/12:20/14:50/18:50
○場所:渋谷アップリンク(渋谷区宇田川町37-18)
TEL:03-6825-5503、URL:http://www.uplink.co.jp
○料金:当日一般¥1,500、学生¥1,300(平日学割¥1,000)
シニア¥1,000、UPLINK会員¥1,000
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┗■6.<テント日誌 4/6(金)―経産省前テントひろば209日目―>
│ 官邸前歩道を埋め尽くす1000名以上の人々
│ 中嶌哲演和尚から佐藤幸子さんへの電話
└────(Q記)
4月6日(金) 209日目 晴れ 冷風
大飯原発再稼働をめぐって、連日、官邸前、経産省前抗議集会。日に日に、集合する人々の数が増えてくる。
夕刻には、首都圏反原発グループ(たんぽぽ舎、No Nukes More Heart、怒りのドラムデモ実行委員会など12団体および、諸個人)の官邸前抗議集会は、6時頃から始まり、8時すぎには、1000人に達したと主催者。
あの四つ角歩道は、4~6列の抗議する人々で埋まり、通行者は、文字通り、肩身の狭い思いをして通る。「ほんとうにどんな顔して、再稼働手伝ってんだよ!」という声が漏らされる。テントひろばからも、何人も参加したが、あまりの冷たい風に、いったんテントへ戻る人も。しかし、集団の熱気と迫力に、やや陶然としている面持ち。
要するに、政府と安全保安院と事業主で、それぞれ、合法性をでっちあげながら、有権者、地元、消費者をいかにいなすかが、かれらの戦術であり、緊急安全対策、30項目対策、ストレステスト(一次二次)、正当評価、暫定基準とあらゆる実態のない関門をしつらえながら、責任逃れのあのてこのてを画策している。果ては、ナポレオン法典のように、政府こそ法なりと新基準を設けるに至り、処置は電力会社に、一種の無期限でまる投げするにすぎない。
要するに、実態は、電力会社の科学技術、経営財政、精密機械工場の運営稼働、等々、操作内容を管理・監視・監督しきれない無責任さ、無能性の馬脚を現しまくっている。事故の被害者への誠意ある謝罪も厳正な賠償も果たせぬならば、犯罪集団としか思われぬ大臣の面々。地元福島で、良心的診療所を立ち上げようというある方は、この犯罪集団の悪行を「緩慢なる大量殺人」と評している。
集会のかえりに、佐藤幸子さんがテントに訪れ、電話を頂いた中嶌哲演和尚と語り合われていた。断固反対のハンスト・リレーが、福島の女性たち、テントひろばの同志たちと継承されていることへの謝礼の内容だった。なんという優しい静かな声音だろう!
そのとき、第2テントでは、ハンスト実行委員会の熱い会議中だった。構想中の宣言文下書きには「なんとしても再稼働を阻止し、5月5日を全原発停止の日として、脱原発運動の記念すべき偉大な祝日として迎えよう! テントひろばの集団的ハンスト行動は、このときまでやむことはない!」という決意表明が読める。
すわりこみから、ハンストへ、一部、巨悪犯罪者の権柄づくの行政執行を、国民は、市民は、人民は、断固、許さないだろう。あらゆる内外の証人の前で、4人にまで追い詰められた行政執行責任者は、すでに民意を反映する代表とはいえず、自首をしているのに等しい。正当な議会を、正当な議論を、正当な事故対策と人命救助を! この虚妄にして悪質な内閣を総辞職させたい!
ハンストは、今、テントひろばのみならず、全国津々浦々でも、実行されているにちがいない。
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【編集部より】
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