おおい町講演会会場使用拒否への抗議
- 2012年 5月 18日
- 交流の広場
- STOP大飯原発再稼動現地アクション
私たち(STOP大飯原発再稼動現地アクションー代表長谷川羽衣子)は、5月26日に福島の方をお招きしておおい町で講演会を開催する予定です。、講演会開催に賛同していただいている地元の人をとうして、会場(悠久館ー例の4・26住民説明会が行われた総合運動公園の中あります)使用の申請をしたところ、(使用目的、講演会、時間1時~5時)使用が許可されました。ところが、講演会の内容の問い合わせがあり「福島のかたの講演」と返答したところ、その日夕刻から教育委員会がありその準備に時間を要し使用許可できないとの回答があったとのことです。
恐らく、当初、受け付けた事務員さんは、会場使用状況を見て空いているからとOKの返事をしたと思われます。そして、誰か(上司)が、「時節がら」講演会の内容を確かめるよう指示し、講演会の内容が福島の方とわかると、理屈にもならない理屈=屁理屈をつけて拒否してきたと思われます。教育委員会の開催に何の準備がいるというのでしょうか。-これが、何かのイヴェントであれば準備も必要でしょう。そうであれば当初受け付けた方も十分承知して判断したはずです。-これは、政治的判断であり、思想・信条の自由、表現の自由を踏みにじるものです。
このような行為ー言論を封じ自由な議論をさせないーこそ「安全神話」を生み出し「フクシマ」の悲劇を生じさせたものではないでしょうか。
原子力村が稼動し大飯原発再稼動をなんとしてでも推し進めようとする意志でありそれに反対する者の口を封じようとしています。おおい町では、4・26の住民説明会がありましたが、そこでは、多くの反対ないし、慎重意見が表明されました。にもかかわらず、おおい町議員全員協議会は、11対1で再稼動を決議しました。反対や慎重の意見が拡大しないようするための姑息な妨害工作に断固抗議します。私たちは、「もう一つの住民説明会」を福島の方や有識者をお招きして5・26にやり抜きます。
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