いざ!6月の福井へ!野田首相の再稼働決断阻止の為に
- 2012年 6月 1日
- 交流の広場
- 9条改憲阻止の会
2012年5月31日 連帯・共同ニュース第259号
■ 5月31日付けの朝日新聞の朝刊は野田首相が関西電力大飯原発3、4号機の再稼働について「私の責任で判断する」と表明したと報じている。福井県やおおい町の同意を前提にしているが、再稼働が差し迫っていることを告知している。野田首相の重視する地元の同意とは立地自治体の議員(町会議員や県会議員)や首長(町長や知事)のことである。おおい町での地元説明会が再稼働慎重や反対の声が多数であり、住民の声が噴出するのを察知するや、町会議員の秘密の全員協議会で急いでことを進める程のものであったことは既にお知らせずみである。要するに地域住民を排除しての決定である。今度は県議会と知事に判断というプロセスが待っている。これには県の原子力安全専門委員会の承認ということが挟まれてはいるが、地域住民の声を無視してのことであるのは明瞭である。福井県議会と知事の同意を得て、首相の判断というシナリオは予測通おりである。しかも、隣接の関西緒県(滋賀・京都・大阪等)は理解が得られたとして素通りする始末である。電力需給論のインチキさも暴露され始めるや、電力会社の利潤確保ための再稼働に邁進する。「はじめから再稼働ありき」であり、電力会社などの既得益を擁護してのものだ。
■ おおい現地では5月26日に「もう一つの住民説明会」も140人で開かれ、地元の人たちも声をあげ始めている。福井県では6月17日に大飯原発3,4号機の再稼働に反対する全国集会の開催が決まった。「経産省前テントひろば」ではこの呼びかけに応じて、6月16日夜からバスツアーで持って現地の集会とデモに参加することを決定した。2012年6月16日22時(新宿駅周辺)出発→6月17日福井市到着、12時からの中央公園での集会とデモに参加。17日23時ころ新宿到着(解散)。(かなりハードなスケジュールですが、これへの参加をよびかけます)。
■ ① 申込みは「払込取扱票《郵便局》をご利用ください。この払込取扱書の控えか、現金払いの申込書の領収書を集合場所にご持参してください。② 所定の払込取扱書がない場合には郵便局備えの用紙を利用してください。(口座番号00160-3-267170 口座名義 経産省前テントひろば)。③ 現金による申し込みは経産省テント受付で行っています。申込み締切日は払込取扱票利用の場合に6月11日(月曜日、消印有効)まで。現金申込みは6月12日(火)まで。料金は三千円。集合場所など詳細は後日連絡。経産省前テントひろば(070-6473-1947)。
■ 再稼働阻止の闘いの山場がやってきた。全力でテントや現地に結集を。 (文責 三上治)
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