「6月4日(月)再稼働阻止・東電料金値上げ反対集会」などー地震と原発事故情報【TMM:No1475】
- 2012年 6月 2日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎地震と原発事故
2012年6月2日(土) 地震と原発事故情報
転送歓迎
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★1.6月4日(月)再稼働阻止・東電料金値上げ反対集会
大飯が危ない!状勢認識・行動方針をみんなで討論
★2.大阪橋下市長が一転容認-残念な発言
関西電力・大飯原発、限定的再稼働を容認
★3.原発を動かさないと東京の電力が足りない?
オリンピック招致を原発再稼働の口実に使うな!
2020年東京オリンピック招致反対!
あつみまさずみ(東京にオリンピックはいらないネット)
★4.<テント日誌5/30(水)
―経産前省テントひろば263日目 稼働原発ゼロ25日目>
珍客に楽しませてもらった、こんな珍客なら歓迎である
夜のニュースに緊張が走る
★5.<テント日誌5/31(木)
―経産省前テントひろば264日目 稼働原発ゼロ26日目>
緊急行動!首相官邸前へ!福井へ!
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┗■1.6月4日(月)再稼働阻止・東電料金値上げ反対集会
大飯が危ない!状勢認識・行動方針をみんなで討論
日 時:6月4日(月)18:30開場19:00開会~21:30
会 場:「スペースたんぽぽ」
内 容:前半は、5人位から問題提起(1H)
後半は、参加者からの自由発言(1.5H)
司 会:原田裕史(たんぽぽ舎)
提起者:◎首都圏反原発連合(ノーニュークスモアハーツ)から-操レッドウルフ
◎「経産省前テントひろば」から-淵上太郎
◎再稼働反対・全国アクションから-木村雅英
◎関西から(予定)
◎東電電気料金の1円不払い運動-大畑豊(電気代不払いプロジェクト)
◎たんぽぽ舎から-柳田真
資料代:500円
主催・連絡先:たんぽぽ舎 TEL 03-3238-9035
☆6月4日(月)討論集会に参加を!
☆目的は、今、焦点の
1.再稼働を阻止する行動と、
2.東電の電気料金値上げ(家庭向け・7月から10%案)を阻止する活動について、状勢認識と行動方針をみんなで討論するものです。
☆再稼働と値上げはセットで原発推進側から出されています。
91%の利益が家庭から(企業は9%のみ)という東電のひどい現状。プラス値上げと再稼働は許せない。6月4日(月)来たれ!
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┗■2.大阪橋下市長が一転容認-残念な発言
| 関西電力・大飯原発の限定的再稼働を容認
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(茨城新聞 6月1日号より抜粋)
(省略します―「ちきゅう座」編集部)
◇<編集部>原発の安全性の確認もなし、保障もなし、どちらも形として示されない中で、限定的とはいえ再稼働容認へ変身したのは納得できない。政府の方は「限定的」の言葉は無視して、これで再稼働容認へ突っ走り始めた。大阪橋下市長の変節が関西連合の事実上の容認声明につながった。再稼働反対が一挙に容認へと流れを変えた。残念である。
「副大臣が現地に常駐したら安全が保障される」という政府のいい方-こんなバカな話は誰も信じない。地震、事故がおきたら、総理大臣だってゼンゼン責任なんてとれない。放射能まみれになってしまったらもう何百年も何万年もおしまいなのだ。
菅前首相が国会事故調で述べたことば=「最も安全なのは脱原発」を生かした政治をやってもらいたい。
大飯原発の再稼働やめよ。 柳田 真
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┗■3.原発を動かさないと東京の電力が足りない?
| オリンピック招致を原発再稼働の口実に使うな!
| 2020年東京オリンピック招致反対!
└──── あつみまさずみ(東京にオリンピックはいらないネット)
東京都が2020年オリンピック招致の際の正式立候補都市に選ばれた。反原発運動にとってマイナスだ。その理由を説明する。
IOCの報告書で東京の評価が低かった項目は1)エネルギー2)環境・気象3)政府支援・国内支持の3点。反原発運動に関係ある、エネルギーと環境・気象について取り上げる。
2020年東京オリンピックの開催期間は7月25日から8月9日。電力消費が一番多い時期を予定。この時期にオリンピックを開催して電気は足りるのか?という点はIOCの作業部会の報告書で「東京都は、ピーク時に電力不足を経験していており、原発調査によってはさらに電力不足のリスクを高める可能性がある」と指摘された。だから東京でオリンピックはできないという結論だと思ったら、とんでもない。その後に恐ろしいことを言い出す始末だ。
「原発の調査により、失われた電力供給量が補充され、その他の悪影響がなかった場合は、状況が改善でき、東京の電力供給レベルは、福島原発が津波に襲われる前のレベルに戻すことができる。そうなれば電力供給量は東京都が2020年オリンピックを開催するのに十分だ」と。
冗談じゃない!原発の調査によって再稼働が進むなんて現実無視だ。大飯原発でも3活断層の連動が問題視され、敦賀原発、泊原発、志賀原発など次から次に活断層調査を求められる状況だ。
その上福島原発は、事故から1年以上たっていても対策に四苦八苦しているありさまで、福島第1原発の1~3号機では格納容器に水がたまらず、外部に漏れている可能性が濃厚。放射能に県境は関係ないのに、東京湾で水泳をさせて本当に大丈夫か?
調査さえすれば、原発が動かせるようになるという考えは、原発再稼働したい連中の絶好の口実に使われるに違いない!
2020年東京オリンピック招致に反対しよう!
東京にオリンピックはいらない!
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┗■4.<テント日誌5/30(水)
│ ―経産前省テントひろば263日目 稼働原発ゼロ25日目>
│ 珍客に楽しませてもらった、こんな珍客なら歓迎である
│ 夜のニュースに緊張が走る
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昨日の迷惑この上ない珍客に困った。マイクで汚い言葉をわめき散らしていた。揚句の果に接近してきて口論となるや「暴行された《蹴られた》」と被害者届けを警察に連絡し、警察が駆けつけ事情聴取を要求される。彼が口実を作り警察の介入できる事件化を目論んでの汚い挑発をやっているのは分かっている。
こういう動きは以前からあり、私たちはこれに関わらない態度をつらぬいてきた。勝手な被害届にはおそれ入谷の鬼子母神とでもいうべきだが、弁護士立会いで事情聴取には応じた。こういう汚い手口の超発にはうんざりだが、これも運動の広がりの中の波紋なのだろう。
昨日の雨も晴れてテント前の椅子に座り込んでいると、可愛い子供がお母さんに手を引かれて通る。挨拶をしてくれる。こちらもうれしくなって子供用の鯉のぼりをあげようと思ったが行ってしまった。隣に座っていたEさんから最近孫が出来て子供に目が行くのではとからかわれた。そうだね、応じているとEさんは定期入れの孫の写真を見せてくれた。
しばし、孫の話になったが、テントに張られている子供や孫の世界に原発を存在させたくないというのはそれなりの切実さあるのだと思う。こんなことをいうととうとうあいつもやきが回ったかという声も聞こえる気がするが、世代のことを以前とは違って意識するようになっていることも事実である。原発問題が世代にわたる問題であることは事実だが、そうした形で社会ということを問うているのだと思う。前の世代にとっては戦争であったのだが、私たちの世代では原発ということになりつつあるのだろう。
テント前にはいろいろの人が集まってきて賑やかになり始めるが、今度は奥さんを荷台に乗せ子ヤギに引かせた人が訪れた。以前のテント日誌でも少し紹介されていたが、時折メェーンと鳴くのが可愛い。
たちまち、みんあに頭などを撫ぜられ、道行く人も立ちどまり、写真などに収めても行く。かわるがわるに周辺から草をちぎってきて来て与えるが美味しそうに食べる。背中の「原発はいらない」という文句が様になっているが、写真で紹介できないのは残念である。
テント前ひろばで人々を楽しませてくれたヤギさん、今度は経産省を一周する。虎ノ門の方面では大通りの歩道を歩く。たちまち、多くのの人がたちどまり写真を撮る。植え込みのところの草を食うように仕向けるが、食うのと身向きもしないのがある。一周をして返ったがみんなを楽しませてくれる珍客なら大歓迎である。
今日もまた夕方には街宣車の右翼がやってくる。同じ文句や言葉の繰り返しだが今日はテントを揺さぶるなどの行為はなかった。野田首相の再稼働決断が近づいているというメディアの報道がある。再稼働をめぐる動きがあわただしくなるなか、テントの周辺も緊迫してくる。ヤギさんと楽しんでいるなんてことの出来なくなるのだろう(?)「六月の女すわれる荒筵」(石田波郷)。六月も近い。
(M/O)
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┗■5.<テント日誌5/31(木)
| ―経産省前テントひろば264日目 稼働原発ゼロ26日目>
| 緊急行動!首相官邸前へ!福井へ!
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5月31日(木)晴れ。
福井原子力安全専門委の各委員にメールを送った後、テントへ。昨夜のニュースのせいか緊張と慌ただしさが漂っている。それにしても関西広域連合の「理解」や「限定容認」とは一体何なのか。裏で何が動いていたのか。そしていよいよ剥き出しととなった野田政権(チーム仙石)・原子力帝国の暴走。置き去りにされ踏みにじられる人々の意志は、今これにどう立ち向かうのか。怒りとともに様々な話題が駆けめぐる。夕刻からは官邸前行動が予定されている。
午後、京都・映画人9条の会の映像制作者がカメラマンとともに来訪。原発をめぐるドキュメントフイルムを作成中で、福島を訪ねた帰りだそうだ。その京都弁が懐かしい。カメラマンの方は、このテントの常連メンバーでもある映画監督のFさんを知ってるということだった。かって太秦で一緒に仕事をしたこともあるという。
インタビューはこのテントのこと、福島について、原発それ自身について、再稼働について、エネルギー問題の今後、等々大変多義にわたるものであった。
その後、ともに連れだって首相官邸前へ。緊急行動にもかかわらず次々と人が集まってくる。200人を超えるほどになったようだ。たんぽぽ舎、テント、福島瑞穂さんのアピールの後、参加者が次々と官邸に向かって抗議のアピールとコール。
ある記者からの話では、この官邸前行動は議員会館からもよく見え、脱原発派議員は勇気づけられ、他方記者会館の記者達の胸に響くそうである。コールは官邸にも届いているそうだ。
明日、金曜日の官邸前行動は本当に抗議の人々で溢れかえるだろう。
終了後テントに戻って今後のことを相談。6・3の福井緊急行動には東京からも参加する。(12時福井市中央公園 バスを確保できればバス+新幹線で。)東京でも連帯行動。6・17の福井・全国集会は予定通りやり抜くことを、東京・関西の共同意志として福井に伝える。この半月間、本当にやり抜かなければ・・・。
追)タッチーによれば、この日の夜、練馬文化センターであった中村哲氏の講演会で、ゲスト出演した加藤登紀子さんがそのミニライブの締めくくりで、「私たちに何ができるのか…、東京の人はできるだけ経産省前テントひろばに行って座り込みに参加しましょう!」と訴えたそうだ。(Y・T)
<おおい総合運動公園テントより 31日>
5月31日の朝、野田首相が大飯原発3、4号機の再稼働促進のごり押し姿勢をかためたことの報道を受け、みどりの未来のSさんからの細野来福への抗議行動への呼び掛けに応え、出かける。
ほぼ10時に県庁に到着、県庁には要人警護の緊張はなかった。監視テントの声明文をネットカフェで創り、コンビニでコピー。県庁入り口の向こう側で座り込み、街頭宣伝している民医協などに配る。ほぼ一時間前、10時半だった。関西連合が容認したという福井新聞の見出しが信じられない。
予定の11時半にUさんと中央公園に。意外に集まりは芳しくない。リーダー格の男性を囲んだのは15人ほど。再稼働無理の説明のあと、表と裏で細野大臣の入庁をチェックしようと張り番。ほぼ3時近くまで待機したが、おおいのテントに、テレビ局が2社、来客が二名ということで、帰ることに。神戸から駆けつけたかたを乗せて、夕刻到着。
17日まで悠長に構えていられない、野田首相も近々だめ押しにくるかもしれぬ、3日に再稼働阻止県庁包囲行動できぬものかとこちらは気をもんでいる。帰って知ったのは、来客、マスメディア取材、芝刈り職人のほかに、株式会社おおいの公園管理人がまたふたり、小浜署の私服制服引き連れて、いつ撤収するのかを聞きにきていたそうだ。
町長の再稼働促進の本音を打破して闘いぬかねばならない。細野来庁は2日になりそうだ。また出かけて抗議する。3日もこぞって結集を、テントに県庁に、懇請したい。宜しく! (Q)
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【編集部より】
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