6・7月、中野アソシエ「近現代史講座」休講&我が田舎自慢!?
- 2012年 6月 8日
- 交流の広場
- 増田都子
中野アソシエで、月1回第3月曜日に、育鵬社歴史教科書による「歴史偽造」を、実際の教科書を使いながら検討し、「日本の近現代史」の真実について考えていく予定でいました。しかし、私の老親の介護問題が発生し、明日からしばらく帰省するため、申し訳ありませんが、以下の2テーマの6・7月は休講にします。
6月18日(月)『大正デモクラシー』
7月16日(月)『関東大震災と朝鮮人虐殺』
9月ぐらいには落ち着いて、何とか再開できるようにしたいとは思っておりますが、どうなりますか・・・
さて、我が田舎は、オッホン、何を隠そう・・・5年前に世界遺産に登録された石見銀山史跡の一部なんですぞっ!?・・・って威張ってどうする?(笑)
島根県大田(おおだ)市温泉津町と言います。「温泉津」って読めますか? 『ゆのつ』と読みます。単純に温泉・・・「ヒナビタ」って言葉がピッタリの・・・と港の町だからです。中世には銀の積み出し港&北前船の寄港地として、けっこう繁栄していたようで、私のウン十年前(笑)の高校時代、「日本史」教科書(山川出版)の地図にも記載されていました。今も載っているのではないかと・・・
とても小さな町なのに、やたらとお寺が多い町でした。ま、今は無住の寺になったりしている所もありますけど・・・今は、「(父が元気なころ)一生懸命育てた畑のサツマイモを、みんなイノシシに食べられてしまった」と嘆くような状態です。私が子どもの頃・・・ウン十年前(笑)・・・には、イノシシがでてくるなんて、全く考えられなかったのですけど。今は、超高齢化社会で住民は後期高齢者ばかり、という感じですから、動物たちもよく分かっていて、「オレ様たちの時代が来たぞっ」と思っているのかもしれません。
私の実家は温泉津温泉のメインストリート・・・大型バスは入れないんですけど・・・に面していますが、先日の父の入院で帰省した時、母がお茶を飲みながら「こないだ、前の道をイヌがイノシシに追いかけられていた」と笑っていました。
夕方の防災無線放送・・・なにしろ大音量で、町のどこにいても聞こえそう・・・で「本日早朝、温泉津港で体長1メートルのツキノワグマが目撃されました」と入ったのには、驚きました。港は徒歩5分の所です。小学校には毎日、港の前をテクテク歩いて通ったものですけど、その頃は、クマなんて、遠い遠い中国山地の山奥にしかいない、と思ってましたが・・・
アナウンサーは「クマと会ったら、絶対に大きな声を出さないでください。決して背中を見せず後退し」と丁寧にこまごまとご注意をされましたが、最後の言葉は傑作でした。「クマの被害にあわない、一番いい方法は、クマにであわないことです」
ごもっとも!(笑)
皆さま
世界遺産「石見銀山」史跡旅行の際は、我が田舎の温泉津温泉にも足をのばしてくださいませ! 美しい海・・・なにしろ、工場というものは全くありませんから(笑)&ヒナビタ温泉・・・二つあるうち一つは昔ながらの設備、つまりは、シャワーも無し(笑)&運が良ければ野生のイノシシやクマに出会える・・・かも!?(笑)
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