ワークショップ:マルクスと廣松の物象化論をめぐって
- 2012年 9月 5日
- 催し物案内
日時:9月17日(月)13:30~18:00前後
場所:首都大学東京・南大沢キャンパス5号館142教室
http://www.tmu.ac.jp/university/campus_guide/map.html
提題者:日山紀彦(東京成徳大学教員)
同上:佐々木隆治(一橋大学研究員)
同上:勝守 真(秋田大学教員)
―「物象化」というマルクスの概念は、現代社会を鋭く批判しうるキーワードとして今
なお人々を惹き付けてやむことがない。けれども、その理解や解釈のしかたは見事な
までに多種多様である。私たちはそもそも物象化に対する“共通の”了解をもつことじ
たい不可能なのだろうか。本ワークショップは、それぞれの近著においてマルクスの
物象化論と、このテーマに関する日本の代表的論客である廣松渉の解釈とを入念に論
じている日山さん(『「抽象的人間労働論」の哲学』)、佐々木さん(『マルクスの物象
化論』)、勝守さん(『現代日本哲学への問い』)をお招きして、文字どおり共に通じ合
える議論を一歩でも前進させる試みである。
お問い合わせ:
Tel: 042-677-2075
iskwmtm@tmu.ac.jp
石川 求(首都大学東京教員)
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