「プラカードの波、その中から地鳴りのようにわき上がる人々の声 久しぶりに首相官邸前へ」など-地震と原発事故情報
- 2012年 9月 11日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎地震と原発事故情報
たんぽぽ舎です。【TMM:No1571】
2012年9月11日(火)地震と原発事故情報-3つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.プラカードの波、その中から地鳴りのようにわき上がる人々の声
久しぶりに首相官邸前へ…9月7日(金)官邸前レポート
金子(たんぽぽ舎金曜行動ボランティア)
★2.浜岡原発5号機「最新鋭機が廃炉寸前」黒ひげ危機一発!
俺は海の男!海水なんか怖くねぇ~パート1
【浜岡原発を考える静岡ネットワーク会員 大塚雅弘】
★3.メールマガジン読者からのお知らせ-3つ
◆柏崎刈羽原発運転開始から27年ゼッタイ稼働させない!
9.16アクション~もう押しつけない!もうダマされない!~
◆9/20市民ジャーナリスト講座&9/25メディアアクティビスト講座
◆9/22「内部被ばくを生き抜く」上映会の案内
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※9/12学習会にご参加を!
「東京電力柏崎刈羽原発7基の歴史と問題点」
日 時:9月12日(水)19:00から21:00
講 師:菅井益郎さん(たんぽぽ舎アドバイザー、新潟県出身)
会 場:「スペースたんぽぽ」
参加費:800円
共 催:たんぽぽ舎、東電前アクション
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┗■1.プラカードの波、その中から地鳴りのようにわき上がる人々の声
| 久しぶりに首相官邸前へ…9月7日(金)官邸前レポート
└──── 金子(たんぽぽ舎金曜行動ボランティア)
今日は久しぶりに首相官邸前へ、ここ数回の抗議行動への参加は、国会前にい
て官邸前の様子が掴めなかった。
あの、首相官邸前占拠から厳しい警察の規制を経、猛暑も終わろうとしている
今、官邸前はどんなだろうか。午後5時半、官邸前、警察が置いたカラーコーン
と建物に挟まれた1m半程の中に人々がひしめいている。通りの向こう側の歩道
は規制により誰も立つ事が許されていない。ため息とともにやるせなさがわきあ
がって来る。
抗議エリアという名の規制線の中、人々を眺めていると、「盛岡からきました」
と聞こえてきたアンケートに答える人の声だ。私もこの方に話しかけてみた。仕
事での上京を1日早めて官邸前に来たとの事、盛岡でも小規模ながらデモが行わ
れている事、福島への思い、官邸前に立たずにはいられなかった気持ちを聞き、
どんなに規制されようとも確実にこの抗議行動が広がっている、この事の意義を
強く心に留めた。
そして、人事案反対の声を皮切りに抗議行動が始まり、思い思いのプラカード
が掲げられ、その波の中から地鳴りのように人々の声がわき上がる、官邸に向か
って語る武藤類子さんの「福島を見てください、この国を変えてください、最初
から最後まで被曝なしに成立しない原発をやめてください」と静かだが悲しみと
怒りに満ちた発言。
福島集団疎開裁判現状を訴え支援をと呼びかける人、警官に一人の国民として
声を上げてほしいと語りかける福島の女性、ドイツで実現している脱原発の現実
を訴えるドイツの人、愛媛から、千葉から、茅ヶ崎から次々と発言者が立つ。
官邸前の人々の思いはより強く大きくなっていた。
全国民、全世界にこの思いが届くように、精一杯私も声を上げていた。
☆今週の首相官邸前抗議行動は、9月14日(金)18時から20時です。
なお、20:15から21:00までは、違法な規制委人事任命に抗議・撤回せよ集会と
なります。たんぽぽ舎は、ボランティアの人々と共に、いつものように参加し
ます。皆さまのご協力をお願い致します。(柳田 真)
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┗■2.浜岡原発5号機「最新鋭機が廃炉寸前」黒ひげ危機一発!
| 俺は海の男!海水なんか怖くねぇ~パート1
└────【浜岡原発を考える静岡ネットワーク会員 大塚雅弘】
皆さんはすでに原子炉の構造は炊飯ジャーの釜ではないことがわかりました。
多数の配管(パイプ)、測定器の管、釜底には多数の制御棒起動駆動管が刺さって
いる。似たような玩具ビックリゲーム機がありましたね。
『ヒヤリハット5号機、またお前か!』(*ヒヤリハットとは、小さな事故が
多発続けると、近いうちに大事故が起きる。安全管理者用語)敦賀1号、美浜3
号、女川など配管の損傷が各原発で起きている。
「原発は小川のせせらぎで水車小屋での発電とは違う。」最新鋭の技術を屈指
した化物だ。小出氏は『原発は人間の手は制御できない大きな機械である。故障
もすれば火を吹く』
静岡県内には空調設備・エアコン製造工場がある、東芝キャリア(富士)、日
立(清水)、三菱(静岡)まるで原発御三家が揃っているかのようだ。ここで働いて
いる人達は「核融合」ついては経験・知識はないが、いかに配管が簡単に損傷し
重大事故につながる事を認識している。効率を最大限にするために配管内は真空
にし真水?(不純物のない放射能汚染水?)を利用し高圧ジェット水流にする。
その勢いは配管の肉厚を削る。原子力PR館のガイド説明は「原子炉は分厚い鋼
鉄で守られてもいるから安全です。」とんでもない話だ。
肉厚数十ミリの配管(パイプ)の中を高濃度放射能汚染水(水蒸気)が建屋の中を
猛スピードで駈け廻っている、所々には水流で削られ肉厚の薄い個所がある(パ
イプ内にオリフィスが仕込まれ水流調整や測定している、これが悪さをしている。
後日説明)
この「ジェット水流」を利用したのが野菜切り装置や金型(鋼鉄)を自由な形
状に切断できる機械「ウォーターカット」である。
5号機海水流入その後の対応(事故内容は 新聞記事、中電プレスリリース発表
を参照。)
当初は海水流入で脱塩装置が働いていたが復水貯蔵ステンレス槽が海水でイオ
ン反応による孔食腐食(穴)が起き、汚染水(コバルト60)が建物内に放出。
その処理のため「1週間海水浄化を中断する」という始末であった。1年3か月
過ぎた今も、完全に脱塩できず金属粒子の赤錆が発生。流入前の1万4000倍の鉄
分濃度が検出(0.62ppbから8900ppb増加)されたのである。あの福島原発事故の
時、「冷却機能に海水注水!」を最も恐れたのは、なんと東電経営陣であった。
なぜなら致命的で「廃炉にするしかない。」の判断を下さなければならなかった
のである(あなたは海に落ちた乗用車を整備・修理してまで、乗りたいですか?
オーバーホール不可能です。)
あろうことか中電浜岡5号機は自ら海水400トン(25m国際水泳プール相当の内
5トンが原子炉に)を3時間(冷温停止とはいえ原子炉は高温・高圧の状態)も
かけて海水流入を許した。この時間の経過は1次系の給排水ポンプ全部を急停止
するには安全確保に不安があり、そこで経営判断があったのではないだろうか?
事態は遅れ、悪化した!
次回究明に迫る。
対策・設計変更(キャップ式ターゲット構造)が仇に!
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┗■3.メールマガジン読者からのお知らせ-3つ
| ◆柏崎刈羽原発運転開始から27年ゼッタイ稼働させない!
| 9.16アクション~もう押しつけない!もうダマされない!~
| ◆9/20市民ジャーナリスト講座&9/25メディアアクティビスト講座
| ◆9/22「内部被ばくを生き抜く」上映会案内
◆柏崎刈羽原発運転開始から27年 ゼッタイ稼働させない!9.16アクション
~もう押しつけない!もうダマされない!~
日 時:2012年9月16日(日)15時~16時
場 所:東京電力本店前
呼びかけ:東電前アクション! http://toudenmaeaction.blogspot.com/
【発言:福島は叫ぶ!】
中路良一さん(郡山在住:福島原発告訴団
http://kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.jp/ )
高橋幸子(ひまわり)さん(いわき在住)
★9月18日で柏崎刈羽原発運転開始から27年、東電の柏崎刈羽での
原発建設計画発表から43年
☆中越沖地震で傷ついて眠った原発を起こすな!もうゼッタイ稼働させない!
↓↓9.16詳細↓↓
http://toudenmaeaction.blogspot.jp/2012/08/27-916.html
◆【募集】市民ジャーナリスト講座&メディアアクティビスト講座
自分達の力で情報にアクセスし、様々なメディアを駆使して脱原発を推進した
い!Ourplanet-TVでは、そんな方を対象に、「市民ジャーナリスト講座」と「メ
ディアアクティビスト講座」の2つの実践的な講座を開催します。じっくりもの
を調べることが好きな方、ビデオや表現が好きな方、ご参加をお待ちしています。
詳細はこちら http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1432
(1)脱原発・市民ジャーナリスト講座
事実を明らかにすることによって、社会変革につなげていきたいと考える方向
けのジャーナリスト講座です。行政や企業の矛盾や問題点を明らかにするために
は、どのような取材や調査が必要なのか。
調査・取材の方法、情報公開などの実践や記事、発表の仕方などについて学び
ます。
■日 時:9月20日(木)夜7時~9時
■場 所:メディアカフェ(千代田区猿楽町2-2-3 NSビル202)
■定 員:10人(定員になり次第締め切ります)
■受講料:3000円
■講 師:白石 草(OurPlanetTV)
(2)脱原発・メディアアクティビスト講座
運動を広げるために、映像を用いた表現活動をしたい方、あるいは、すでに実
践している方を対象にした講座です。
デモ現場での撮影上の注意点やSNSを利用したビデオ映像の拡散方法。YouTube
を活用した映像のリミックスや字幕を挿入、著作権、肖像権などについて学びま
す。
■日 時:9月25日(火)夜7時~9時
■場 所:メディアカフェ(千代田区猿楽町2-2-3 NSビル202)
■定 員:20人(定員になり次第締め切ります)
■受講料:1000円
■講 師:平野隆章(OurPlanetTV)
◆9/22(土)鎌仲ひとみ監督作品
「内部被ばくを生き抜く」上映会案内
―4人の医師(肥田舜太郎、鎌田實、児玉龍彦、スモルニコワ・バレンチナ)が語
る経験、広島・チェルノブイリ・イラク・福島。その他、二本松市で生きること
を決めた一家の放射能と闘う姿を追ったドキュメンタリー。
日 時:9月22日(土)13時30分開場 14時上映開始 16時終了
参加費:500円
会 場:日本キリスト教団 堀切教会(葛飾区堀切3-30-12)
京成線・堀切菖蒲園駅から徒歩10分、黎明保育園の奥、
イムス葛飾ハートセンターの裏
主 催:かつしか人権ネット
連絡先:090-5395-5563
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【編集部より】
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「集会・デモ・講演会のお知らせ」に関しては、タイトル及び内容を400字
以内で、またその他投稿に関しては400~800文字以内でタイトル及び内容を
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なお、お送り頂いた投稿は集会・デモ・講演会のお知らせを含めて紙面の
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