「福井県庁前『再稼働反対!金曜デモ』」など-地震と原発事故情報
- 2012年 9月 15日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎地震と原発事故情報
たんぽぽ舎です。【TMM:No1575】
2012年9月15日(土)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.福井県庁前「再稼働反対!金曜デモ」
~来年9月の定期検査による停止まで~
(反原発福井コラボレーション 若泉政人)
★2.異変桜見つかる–環境悪化・原発放射能か?
たんぽぽ舎パンフNo.89 サクラと環境・原発 第9集 2012年
★3.本の紹介 『137億年の物語』、福島事故で歴史書改訂
「原発は有力な選択肢」>>>「依存から脱却を」
(9月8日河北新報より抜粋)
★4.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
◇広瀬隆講演会とシンポジウム
9月26日(水)13:30~、渋谷・東京ウィメンズプラザホール
★5.<テント日誌9/11(火)―経産省前テントひろば367日目―>
賑やかな中に、闘いの持続と新たな踏み出しへの
意志と意欲が満ちあふれ( Y・T )
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※昨日発信の【TMM:No1575】の中で、曜日の誤植がありました。
★4.読者からイベントのおさそい
◇「みんなの悲願”脱原発” エダNO お彼岸デモ」
誤:9月22日(日)15時~、大宮駅東口(北出口)
正:9月22日(土・休)15時~、大宮駅東口(北出口)
訂正致します。
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┗■1.福井県庁前「再稼働反対!金曜デモ」~
| 来年9月の定期検査による停止まで~
└──── (反原発福井コラボレーション 若泉政人)
全国の様々な人たちの抗議にもかかわらず大飯原発3・4号機が再稼働された
後、立地自治体の福井でも明確に反対している人間がいること、とりわけ知事の
責任を問うている人間がいることを全国に知ってほしいと感じました。
7月初旬、サヨナラ原発福井ネットワークや裁判に取り組んでいる仲間たちに
「知事辞めろデモ」をやらないかと声を掛けました。福井では、デモを日常で目
にすることが少ないので、(少人数であっても)デモが珍しくないという風にな
ればと思いました。
折りしも、東京の官邸前では毎週数え切れない人たちが「再稼働反対」「野田
辞めろ」などの声を上げている様子がインターネットを通じて中継されており、
その熱気に遠く離れた福井に住む僕も励まされていました。抗議は継続的に行う
ということで参加者も増え、推進側に圧力となるとなるよう毎週金曜日に行うこ
と、「知事辞めろデモ」では参加する人が増えないという意見もあり(このあた
りが福井と都会の違いなのかも知れせんが)、抗議名は「再稼働反対!金曜デモ」
にし、「知事辞めろ」は抗議の柱の一つにするということに決定。期間は、大飯
が定期検査で止まる来年9月まで。
第一回は7月27日。「福井祭」の際は、交通規制の関係でデモ行進のコースも
変えましたが、毎回県庁周りを一周、約45分かけて行進しますので、あまり運動
をしない僕も健康のためになるような気がしています。
デモの際には河合良信さんが自作の「原発ブルース」を皆で歌うこと、NHK
前で報道姿勢に抗議することが恒例となりつつあります。
9月7日時点で7回を数え、中学生が激励してくれたり、通りすがりにカンパ
をしてくれたりする方も現れました。少しずつですが、反響を感じています。
全国の皆さんの活動に励まされ、これからも続けていきます。
※8.10ちょっと待って!大飯&高浜&美浜原発再稼働ストップアクション!
http://youtu.be/x3JSZrLrCto
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┗■2.異変桜見つかる–環境悪化・原発放射能か?
│ たんぽぽ舎パンフNo.89 サクラと環境・原発 第9集 2012年
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今年の「サクラ」パンフは見どころがいっぱい。その一部を紹介します。
(P.23)「桜調査の結果2012年」より
原発の事故の影響でサクラと放射線との関連に関心が高まっていたせいか、今
年はサクラ調査の新しい参加者が激増した。例年とどうよう、初めて調査に参加
する人を対象に小石川植物園でサクラの観察方法の説明会と実習を二日間にわた
って行い、連日約30名の参加者があった。最近やや数が減少気味であった原発
現地の調査も幾分復活した。しかも皆とても熱心で、多くの仲間を集めて、ある
いは一人で実にたくさんの測定をして貴重なデータを届けていただき感動した。
(中略)
・・・植物も日々成長するし、そのどの段階で放射線がどのような影響をもたら
し、その後どのような過程をたどるか、多様な可能性がありうるので、険しい道
ではあるが、今やお上もマスコミも頼りにならないと、測定器など手にしたこと
のない一般市民が自発的にガイガーカウンターを携えて、サクラの観察に赴くと
いう歴史的な社会原書うから、何かが生まれることを期待したい。(中略)
(P.24)○微量放射線と植物:
昨年2011年は各地でこれまでより高い異常花率を示す樹が多数観察された(第
8集、P.29~P.31)。植物に対する微量放射線の影響については埼玉大教授市川
定夫氏と高校教諭永田素之氏による精力的な研究がある。(市川定夫、環境学
藤原書店 1993年、P.208)(中略)
・・・東電福島第一原発で12日、13日に1号機、3号機で爆発が起き、15日に4
号機建屋が破損し放射線がばらまかれた。東京の満開は4月9日ごろで、その頃
サクラの観察が行われ、原発事故からの日は浅いから、その影響はないだろうと
の漠然たる予想に反して、前年(2010年)よりも高い異常花率を示す樹がふえた。
(中略)
異常花率の値は環境問題の優れた指標となるが、その要因はあまりに多く、原
因の因果関係を証明することは困難である。しかし花の季節の比較的短い期間、
微量放射能にさらされることがサクラの花の異常化に何らかの影響を与えたと考
えるのは自然であろう。
・カラー写真4「桜だけではない」花の異常
・番外編1「桜だけじゃない」-庭に咲いた菊(愛媛県・松山市)
・番外編2「2012年 花の異変」(ツツジの観察)(横浜、東京)など
※購入のご希望はFAXまたはメールでお願いします。
FAX 03-3238-0797 Eメール nonukes@tanpoposya.net
頒価500円/冊、送料80円(3冊まで)
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┗■3.本の紹介 『137億年の物語』、福島事故で歴史書改訂
│ 「原発は有力な選択肢」>>>「依存から脱却を」
└────(9月8日 河北新報より抜粋)
英国人作家クリストファー・ロイド氏(44)の世界的ベストセラー「137億
年の物語」の改訂日本版が10日、出版される。2008年刊行の英国版は原発
をエネルギーの有力な選択肢として最終章を結んでいた。東日本大震災と福島第
1原発事故を受け、日本版は原発からの脱却を促す記述に書き換え、英国でも同
じ内容で新版を出す。
ロイド氏は河北新報社の取材に「福島の事故は人類の歴史において、エネルギ
ーの供給方法を考え直す重要な出来事で、書き直す必要があった」と話している。
宇宙の誕生から現在のエネルギー、食料、人口などの問題までつづった「13
7億年の物語」は自然史、人類史双方の視点を備えた初の歴史書として注目を集
め、英国で10万部を売り上げたほか、米国、ロシアなど14カ国で読まれてい
る。(中略)「人間は自然をコントロールできない」と思い知らされ、書き換え
を決意したという。
日本版の最終章には「原子力が世界を救うという考えは、果たして正しかった
のだろうか。このような大惨事に直面して、原子力発電を推進しようとする政党
など、日本にあるだろうか。(中略)アメリカや中国も原子力発電を推進してい
るが、やはり地震は多いのだ」と記した。英国でも近く、日本版を反映した形で
新版が出版される。(後略)
文芸春秋出版、B5判変型512ページ、3140円。
http://www.bunshun.co.jp/cgi-bin/book_db/book_detail.cgi?isbn=9784163742007
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┗■4.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
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◆広瀬 隆講演会とシンポジウム
http://hibi-zakkan.net/archives/15319415.html
日 時 9月26日(水)13:30~
会 場 東京ウィメンズプラザホール(東京都渋谷区神宮前5-53-67)
13:30~15:00 広瀬隆講演「原発とどう向き合うのか?」
15:10~16:30 パネルディスカッション「原発問題とメディアの役割」
コーディネーター 吉岡達也氏(ピースボート共同代表)
パネラー 岩上安身氏(IWJ代表)、白石草氏(OurPlanetTV)、広瀬隆
主 催 環境と健康を考える会(連絡先 電話 092-534-3664)
共 催 ピースボート
会場費 当日1500円 事前予約1000円
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┗■5.<テント日誌9/11(火)―経産省前テントひろば367日目―>
│ 賑やかな中に、闘いの持続と新たな踏み出しへの意志と意欲が満ちあふれ
└────(Y・T)
9月11日(火) 晴れ後曇り
いつの間にか1年になった。 再稼働阻止!を掲げ、福島とつながる!をもう
一つの基軸において無我夢中でやってきて、気がついたら1年がたっていた。
日々新しい出会いと経験があり、たえず教えられ学びの日々であった。何十年も
が圧縮された時間・・・・。小さなテントが全国津々浦々・全世界の人々の巨大
な意志空間を表出させる。それは福島の人々の命の叫びに連なる共感の磁場であ
り、原子力ムラの喉元に突き刺さるトゲであった。
今は金曜行動に集まる人々が喉を潤し交流する場となっている。そしてテント
からは福井・大飯へ、伊方へ、志賀へ、東海村へと、原発現地へと連なるべく出
かけている。その中で3・11後の福島の現実に学びながら、福島とのつながり
をもう一度見つめ直そうとしている。
泊りから明けると、淵上代表や江田さんが早々とやってきて、早速用意にとり
かかる。12時前にはスタッフとして動く人たちが多く集まり、賑やかになって
くる。
午後1時から若いアーティスト8人によるライブが、ジェネレーターのトラブ
ルをのりこえて賑やかに始まる。毎月おこなわれているミニライブ”霞ヶ関の中
心で愛を叫ぶ”の面々である。
午後3時から原発と再稼働の是非を国会議員に糺す意見聴取活動の結果報告の
記者会見。まだまだ回収率は低いが反響はなかなかのものだ。(翌日の新聞でも
結構報道されていた。)
ライブ、かんしょ踊りのワークショップでは、揃いの黒い法被とたすきが迫力
である。
4時からの本集会、第2テントの中心メンバー2人の女性のM、Kさん司会で
始められる。淵上代表、とつきとおかアクション椎名さんの挨拶に続いて、武藤
さんから福島原発告訴団から第2次告訴に向けたアピール、福島瑞穂議員、長谷
川弁護士、そして鎌田慧さんからの挨拶と進んで、お待ちかね(?)ところてんタ
イム、ところてんと団子を食べながら、制服向上委員会とPANTAの歌や三線
のメロディを聴く。時間はおしていたが、午後6時過ぎから後半の1分間アピー
ル。35人の人たちが次々と1分間という短い時間の中で自分の怒りや想いや決
意を訴える。
7割が女性であったが、遠方からの人の発言も多かった。中で、福島の子ども
たちの中で遂に甲状腺癌の発症が認められたという衝撃的な発表があった。
放射能の戦場の中に子どもたちが置かれていること、ここからの避難・疎開や保
養は猶予ならないものであることが訴えられた。
午後7時前になってかんしょ踊りで別館前の集会場に向かう。大飯の車列バリ
ケードの中で36時間ドラムを叩き続けた大阪のピカチュウさんたちのグループ
の歌と演奏に合わせてかんしょ踊りは延々と続いた。
午後8時半近く経産省を包囲する人の輪ができる。
今日の参加者は700人ほどであったが、またここから始まる闘いに向けて、
新しい1歩を踏み出す意志と意欲に満ちた1日であった。(Y・T)
★9月19日(水)午後7時から テント全体会議
場所 日比谷図書館4F 小ホール
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