「9.21(金)大飯原発を停止せよ!首相官邸前抗議 原子力規制委員会人事案反対抗議エリアを設置」など-地震と原発事故情報
- 2012年 9月 19日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎地震と原発事故情報
たんぽぽ舎です。【TMM:No1579】
2012年9月19日(水)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.9.21(金)大飯原発を停止せよ!首相官邸前抗議
原子力規制委員会人事案反対抗議エリアを設置
首都圏反原発連合
★2.最高の盛り上がり!9・17野田総理地元デモ
ギターリストの参加や太鼓を中心とした鳴り物の持参が多かった
「原発さよなら千葉」永野 勇
★3.「シリーズ チェルノブイリ原発事故・汚染地帯からの報告」を見て
-9/16日22時ETV特集 第一回ベラルーシの苦悩-
冨塚元夫(たんぽぽ舎ボランティア)
★4.新聞・雑誌より
◆曲げなかった反原発 夫の遺志 伝えねば
核物理学者、故・水戸巌(いわお)さんの妻・喜世子さん(76)の願い
★5.冗談でなく言いたい、『停電の日』を設けてもいい
松下竜一著『暗闇の思想を/明神の小さな海岸にて』(解説:鎌田慧)
影書房(書籍の問合せは影書房へ)
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┗■1.9.21(金)大飯原発を停止せよ!首相官邸前抗議
| 原子力規制委員会人事案反対抗議エリアを設置
└──── 首都圏反原発連合
【重要なおしらせ】
・首都圏反原発連合は、9月19日にも発足すると言われている原子力規制委員会
と、次の衆議院選挙を視野に入れ、9月中も引き続き毎週金曜の抗議を実施しま
す。9月を強化月間として、人事案の撤回を求め、政党、政治家の脱原発につい
ての動向を見極め、さらに抗議の声を拡大していきましょう!
・合同庁舎第4号館前に、原子力規制庁準備室に対する人事案反対抗議エリアを
設置します。
【日 時】9月21日(金)18:00~20:00 予定
【場 所】首相官邸前および永田町・霞が関一帯
(霞ヶ関駅、虎ノ門駅、桜田門駅をご利用ください)
※千代田線・丸ノ内線の国会議事堂前駅は大混雑が予想されます。
【呼びかけ】首都圏反原発連合
◆たんぽぽ舎のボランティアにご協力ください。
当日、13:00~15:30にたんぽぽ舎へ集まり、ビラ折りをして、マイク、
横断幕を持ち、たんぽぽ舎を16:00頃出発、経産省前テントひろばに寄り
合流(17時前後)して、首相官邸・国会議事堂正門へ向かいます。
ボランティア可能な方はご連絡いただけると助かります。
電話 たんぽぽ舎 TEL 03-3238-9035
「幸福の科学」(大川隆法)が原発賛成本を多数配布
9月14日(金)、「経産省前テントひろば」の付近で、「幸福の科学」(大川隆
法)がならんで原発賛成の本を配った。たくさん。
これまでも宗教団体の機関紙配布(こちらは原発反対の機関紙)はたびたびあっ
たが、原発賛成の本(単行本)が多数、無料で配布されたのは私の記憶では初めて。
皆さん、ご用心。配布の人へ論戦をいどみませんか。(柳田 真)
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┗■2.最高の盛り上がり!9・17野田総理地元デモ
| ギターリストの参加や太鼓を中心とした鳴り物の持参が多かった
└──── 「原発さよなら千葉」永野 勇
9月17日の野田総理地元集会・デモにご協力を頂きまして本当に有難うござ
いました。
皆様方のご協力のおかげで、船橋との同時デモのため参加人員が減ると予想して
いたのですが、当初予想の2倍の200名の参加を得ることが出来ました。
集会での発言で私が一番印象に残っているのは、東京から来た小学3年生の男
の子でした。野田総理に対し大人顔負けの的確な内容を、ぼそりぼそりと発言し、
大きな大きな拍手と「そうだ。そうだ。」の相槌が上がりました。また、経産省
前テントひろばで演奏しているギターリストの参加、東京の方の歌などが、「野
田やめろ!」の雰囲気を高揚させました。
野田総理の地元事務所と自宅前では、デモ参加者の心からの憤りが熱いコール
となり、みな立ち止まり、大変な盛り上がりとなりました。みな本心怒っている
ことがようく伝わりました。
今回は、ギターリストの参加や太鼓を中心とした鳴り物の持参が多くこれもま
た、デモを盛り上げる大きな要因でした。
特に東金から毎回駆けつけて下さる男性の方は、大きな太鼓を持参してくれまし
た。
地域住民に対しても、大きな訴えをする事が出来ました。
デモ後流れ解散の場所となった公園は、使用許可を取ってなかったので、本当
に短時間での交流となってしまい、もっともっと皆で交流を望んでいた参加者に
は大変申し訳なく思っています。
解散後の有志による懇親会でのビールは、格別に美味しかったです。
今後は「原発の再稼働阻止」のため、全国の運動に連帯し頑張りますので今後
とも宜しくお願い致します。
デモ後のメールで、総選挙が延びそうな状況なので、野田が総理を続けるだろう
からまだ地元デモはやろう!とのこと。何かそんな雰囲気もありかなと?
たんぽぽ舎の皆さんのご協力に、心から感謝を申し上げます。
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┗■3.「シリーズ チェルノブイリ原発事故・汚染地帯からの報告」を見て
| -9/16日22時ETV特集 第一回ベラルーシの苦悩-
└──── 冨塚元夫(たんぽぽ舎ボランティア)
ベラルーシ共和国のゴメリ州ホイニキ地区はチェルノブイリ(ウクライナ北部)
の北15kmから80kmに位置します。全域が汚染され南側1/3はいまだに立ち入り制
限区域「ゾーン」です。かつて20の村に5000人が住んでいました。
大農場主のニコライ・サドチェンコさんは多くの農民の移住を斡旋しましたが、
自分は残り農場の維持管理をしています。
事故から26年後いまだに食用の作物は作れません。まだストロンチウムが基準
値を超えているからです。燃料用なたねやエサ用トウモロコシをつくっています。
事故直後旧ソ連政府は年100mSvを避難基準にしました。そのときのソ連の科学
者は「福島事故で日本政府が被ばく限度を年20mSvと決めたのは政治的なもので、
ヨーロッパの大半の住民を避難させる必要が出てくる」と批判しています。しか
し、ソ連支配下のベラルーシ科学アカデミーはソ連の圧力に負けず、独自の研究
をかさねて、ICRPの1985年基準(一般人年1mSv)を主張しました。ベラル
ーシ政府はこれを採用し、チェルノブイリ法を制定しました。
ベラルーシのチェルノブイリ法:年間5mSv超えは住居、仕事を用意、移住。
年1.5mSvも住居と仕事を用意したうえで移住の権利。移住にかかる費用は全て国、
税金の減免、医療費の無料など。年間1mSv以下でも一定の土壌汚染があれば医
療費の補助。しかし、この法律が成立したのは1991年でした。事故から5年後で
す。
福島県では県知事や県立医大が政府文科省の基準を上回る基準(旧ソ連と同じ)
年100mSvを執拗に適用して、福島市や郡山市等年間5mSvを超える地域の住民の
移住を阻んでいます。
事故から1年半たちました。このまま汚染地区に住民をとどめればどうなるか、
容易に想像がつくと思います。子供たちの健康被害はすでに出ています。
「シリーズ チェルノブイリ原発事故・汚染地帯からの報告 第二回 ウクラ
イナは訴える」は9月23日午後10時です。
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┗■4.新聞・雑誌より
| ◆曲げなかった反原発 夫の遺志 伝えねば
| 核物理学者、故・水戸巌(いわお)さんの妻・喜世子さん(76)の願い
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かつて日本の反原発運動を引っ張った核物理学者、故・水戸巌(いわお)さんの
妻・喜世子さん(76)の願いはすべての原発がなくなることだ。夫は二十六年前、
双子の息子とともに北アルプスで遭難死した。喜世子さんはそのショックを引き
ずりながら静かに生きてきたが、今はこう考える。「黙っていては何も変わらな
い。夫の遺志を一人でも多くの人に伝えるのが私の役目」(上田千秋)
「福島の子どもたちを一日も早く避難させ、全原発の廃炉を実現する。この場
所でそれを訴えたい」。毎週金曜日恒例の首相官邸前デモ。十四日夜、喜世子さ
んも「再稼働、反対」と声を張り上げた。(中略)
今でこそ積極的に動き回る喜世子さんだが、ためらいの時期もあった。自身も
東京理科大などで物理学を学び、原発の危険性は十分認識していたが、なかなか
行動に移せなかった。「夫と息子の死を引きずっていた。水戸の名前を出して、
同情されたくないという気持ちもあった」と語る。(中略)
京都大大学院生だった(双子の長男)共生さんは「裁判で原発の危険性を証言し
てくれる地震学者がいない。おまえがやってくれ」という三戸さんの思いに応え、
同大防災研究所の地震予知計測部門に所属。大阪大生だった(次男)徹さんは、同
大講師だった科学者久米三四郎さん(故人)らと学内で反原発運動を展開してい
た。
三人の死後、心の傷を癒しながらも、やりきれない思いを抱えたままの喜世子
さんの気持ちを切り替えさせたのは、東日本大震災だった。(中略)
「水戸巌が言ってきたことが今、求められている。夫の分まで行動しなければ
と思った」。喜世子さんはそう決意した。(9月18日 東京新聞より抜粋)
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┗■5.冗談でなく言いたい、『停電の日』を設けてもいい
| 松下竜一著『暗闇の思想を/明神の小さな海岸にて』(解説:鎌田慧)
└──── 影書房(書籍の問合せは影書房へ)
影書房刊・松下竜一著『暗闇の思想を/明神の小さな海岸にて』(解説:鎌田慧)
2012年9月10日刊/四六判413頁/口絵1丁・略年譜付/定価2400円+税
http://www.kageshobo.co.jp/main/books/kurayaminosisouwo.html
●「冗談でなくいいたいのだが、『停電の日』をもうけてもいい。」
「まず、電力がとめどなく必要なのだという現代神話から打ち破らねばならぬ。」
「誰かの健康を害してしか成り立たぬような文化生活であるのならば、その文化
生活をこそ問い直さねばならぬ」(本書より)
経済成長一本槍で来た戦後日本のあり様そのものを痛打し、70~80年代の反原発
運動にも大きな影響を与えてきた松下竜一氏の代表的ルポルタージュ、『暗闇の
思想を―火電阻止運動の論理』(’74)及び続編『明神の小さな海岸にて』(’75)の
二著を一冊にまとめ、再提起する。
*
1970年代、九州の静かな町に突然降りかかった火力発電所建設計画。
高度経済成長の時代、国や電力会社の「開発至上主義」・「電力中心主義」に
真っ向から挑んだのは、組織も名もない、心やさしき“しろうと”たちだった―
著者自身が中心者として闘った反火電市民運動を記録した異色のルポ。
四十年の時を超えてなお輝きを放つ「暗闇の思想」とは何か。
脱原発へ向け、まさに今こそ読み継がれるべき名著、待望の復刊!
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【編集部より】
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