「石川県羽咋(はくい)市議会で採択さる、“志賀原発再稼働の事前同意権を含む安全協定の締結を求める決議”」など-地震と原発事故情報
- 2012年 9月 25日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎地震と原発事故情報
たんぽぽ舎です。【TMM:No1586】
2012年9月25日(火) 地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.石川県羽咋(はくい)市議会で採択さる、
“志賀原発再稼働の事前同意権を含む安全協定の締結を求める決議”
(命のネットワーク代表 多名賀哲也)
★2.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
◇9月26日(水)13:30~ 東京・渋谷
広瀬隆講演会とシンポジウム「原発問題とメディアの役割」
★3.新聞・雑誌から
◇ストレステスト審査せず 再稼働一段と不透明に(9月25日茨城新聞より)
◇原発建設再開 矛盾ではなく欺瞞だ(9月24日 東京新聞「社説」より)
★4.<テント日誌9/21(金)―経産省前テントひろば377日目>
テントひろばTV「あおぞら放送」本格始動
テント日誌はドイツ国内でも翻訳して拡散( Y・T )
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◇26日(水)朝9:45から、違法人事にノー!/大飯原発を止めてから調査を!
原子力規制委員会アピール行動にご参加ください。呼びかけ:フクロウの会、
FoE ほか、地図 http://2011shinsai.info/node/2864
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◆26日(水)19時より、於・スペースたんぽぽ
電気料金値上げに対する抵抗 -私もこうして一時不払い- ほか、意見交流会
講師:大畑豊さん・槌田敦さん
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┗■1.石川県羽咋(はくい)市議会で採択さる、
│ “志賀原発再稼働の事前同意権を含む安全協定の締結を求める決議”
└────(命のネットワーク代表 多名賀哲也)
志賀町だけで再稼動を決められてはたまらない!
羽咋も地元!市民の声が議会を動かした!
羽咋市は志賀原発から30キロ圏内にあります。この狭い能登半島に作られた
志賀原発は、過去に臨界事故隠し、能登半島沖地震のときの損傷、いままた活
断層の真上にあることが明らかにされ、過去・今・将来にわたって安全の保証
が全くない原発です。フクシマは、原発が周辺住民を巻き込んだ大事故になる
ことを明らかにしました。
山辺市長は、北陸電力に志賀町と同様、原発再稼動に対する同意権を含む安
全協定の締結を申入れています。これは羽咋市民すべての願いです。私たちは、
3月市議会に「志賀原発の稼動についての事前同意権を含む安全協定の締結を
求める決議」を行ってほしいという請願を提出しました。しかし、3月・6月
議会でも市議会は請願を継続審議にし棚上げしました。これでは、北陸電力に
市長だけの要求と思われてしまいます。
3度目の9月議会では、ぜひとも請願を採択し市議会決議が行われるよう求
めて、私たち「命のネットワーク」は市役所前でテントを張り座り込み行動に
入りました。やむにやまれぬ気持ちから行動に踏み切ったものです。その結果、
12日の総務文教常任委員会で請願が採択され19日の本会議でも高田甚也議員を
除く全員の賛成で採択されました。
「羽咋も地元」という私たちや市民の声が、ついに議会を動かしたのです。
国・県・北電はそれでも志賀原発の再稼動をねらっています。「再稼動ストッ
プ!」という市民の声をさらに大きくし、危険極まりない志賀原発を一刻も早
く廃炉に追い込みましょう。
(出典 「命のネットワーク」ホームページ http://inochi-no.net/ )
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┗■2.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
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◇広瀬隆講演会とシンポジウム「原発問題とメディアの役割」
http://www.peaceboat.org/info/event/120926.shtml
日時 9月26日(水)13:30~
会場 東京ウィメンズプラザホール(東京都渋谷区神宮前5-53-67)
13:30~15:00 広瀬隆講演「原発とどう向き合うのか?」
15:10~16:30 パネルディスカッション「原発問題とメディアの役割」
コーディネーター 吉岡達也氏(ピースボート共同代表)
パネラー 岩上安身氏(IWJ代表)、白石草氏(OurPlanetTV)、広瀬隆
主催 環境と健康を考える会 (連絡先 電話 092-534-3664)
共催 ピースボート
会場費 当日1500円 事前予約1000円
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┗■3.新聞・雑誌から
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◇ストレステスト審査せず
原子力規制委・田中委員長 再稼働、一段と不透明に
(9月25日 茨城新聞より)
原子力規制委員会の田中俊一委員長が24日、共同通信のインタビューに応
じ、再稼働に向けた原発の安全性の判断に関し「規制委の判断基準として安全
評価(ストレステスト)を採用しない」と述べ、安全評価の結果は審査せず、
今後10ヶ月以内に定める新たな安全基準に基づいて判断する方針を示した。
(中略)
田中氏は「(提出済み評価結果の)良しあしを判断するつもりはない」と強
調。安全評価で検討した内容は「これから作る基準に抱合されていく」と述べ
た。(中略)2次評価に関し「安全性向上のために大いにやってほしい」と述
べ、電力会社の自主的な取り組みを促した。
安全基準については「この条件を満たさなければ再稼働できないとか、何年
以内には設置しなさいとか、仕分けは当然出てくる」と述べ、地震時の対応拠
点となる免震棟の設置などは、必ずしも新基準の開始時に整っていなくてもよ
いとの見方を示した。(中略)
大飯原発敷地内に活断層があるとの指摘について「来月にも私たちの目で見
て判断したい」と表明。速やかに稼働可否の結論を出すとした。
◇原発建設再開 矛盾ではなく欺瞞だ
(9月24日 東京新聞「社説」より)
「不断の見直し」は、もう始まってしまったのか。政府は「二〇三〇年代
原発ゼロ」の看板を書き換えて、原発の建設再開を認めるつもりらしい。
新増設なしは基本である、例外は許されない。
『原発債権再開』—矛盾というより欺瞞である。何枚、舌があるのだろうか。
枝野幸男経済産業相は、経産省が工事許可を出した原発に関しては、それを
変更する考えはないと、明言した。
着工済みの原発は、青森県大間町で電源開発(Jパワー)が建設中の大間原
発(進捗率37.6%)、青森県東通村の東京電力東通原発1号機(9.7%)、
3号機(93.6%)である。
このうち、福島第一原発事故収拾のめどがつかない東電の東通を除く二基に
ついては、東日本大震災で中断していた建設工事の再開を認める方針という。
「二〇三〇年代に再稼働原発ゼロ」は十四日に政府が決めたエネルギー・環
境戦略の看板だ。それを実現するための二本柱が、原発の稼働期間を四十年に
厳しく制限すること、そして原発の新増設はしないことではなかったか。
(中略)
雇用を守ることは大切だ。だからといって、政府の大方針を簡単に曲げると
いうのは情けない。原発や再処理施設に代え、新たな廃炉ビジネスや電源ビジ
ネスの創出を図るのが政治の仕事である。(中略)
これ以上(国民の*)不信が広がれば、この国の未来に大きな影が差す。民
主党内でも異論はある。四十年廃炉、新増設なしの大原則は、例外なく堅持す
べきである。 (* メルマガ編集部による補足)
◇「がれき広域処理、市民団体が抗議」新潟日報 9月21日 より
http://www.niigata-nippo.co.jp/world/national/2012092101001579.html
東日本大震災で発生したがれきの広域処理に反対する市民団体が21日、
東京・霞が関の環境省前で抗議活動を行った。各地から集まったメンバーが
「放射能で汚染されたがれきの拡散と焼却を即時中止すべきだ」とマイクで訴
えた。
抗議活動には首都圏を中心に、細野豪志環境相のお膝元の静岡県や、広域処
理に向けた調整が進む大阪府や富山県などから約40人が参加。
神奈川県の女性は「子どもを守るため西日本に避難したお母さんたちをがれ
きが追っている」と批判した。市民団体は環境省前での抗議活動に先立ち、岩
手、宮城両県と広域処理の契約を結んでいる大手建設会社を訪ね事業の中止を
求めた。
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┗■4.<テント日誌9/21(金)―経産省前テントひろば377日目>
│ テントひろばTV「あおぞら放送」本格始動
│ テント日誌はドイツ国内でも翻訳して拡散
└────( Y・T )
9月21日(金) 雨後曇り
用件があって寄り道してテントに着いた時は、もう午後4時をまわったとこ
ろであったが、テントひろばTV「あおぞら放送第2回」はもう始まっていた。
(4時~5時) 雨はもうすっかり上がっていたが、今日のスタジオはテントに
半ば入りながらしつらえられていた。
先週から始まった「あおぞら放送」はテントの情報活動として、テントから
世界に向けた発信、テントの位置を活かした脱原発情報発信として、レイバー
ネットの技術的援助を得ながら進められている。いずれ技術スタッフもテント
によって担えるようにしていきたい。
今週は、とくに「福島から世界へ――福島の子どもたちの今と集団疎開裁
判」がメーンテーマだった。福島集団疎開裁判の井上利男代表のインタビュー
から始まり、途中で是非一言いいたいという飛び入りの方の発言があり、最後
に柳原弁護士からのお話があった。
内容はこれまで既に触れてきているとおりであったが、10月1日(月)に
は仙台高裁での審理に合わせた仙台での集会・デモ講演会に向けて、東京から
もバスでの参加が呼びかけられている。
[新宿6時半集合、7時出発、費用5千円
お問い合わせ・申し込みはふくしま集団疎開裁判の黒岩さんまで。
090-2933-7993。]
詳細 http://tppsa.sakura.ne.jp/wp/?p=1477
その後ゲストに山本太郎さんが登場。「毎週金曜日は官邸前だけでなく霞ヶ
関一帯どこにいってもオキュパイあるぜ、という状況になってきた。このテレ
ビもその一つだ」と熱く語る。
たまたまテントにやってきたドイツ人にインタビュー。「テントが1年続い
ていることに驚いた。ドイツからも応援したい。」と語った。
このテントTVのURLは http://www.ustream.tv/channel/tentcolor
放送が終わった頃、テントにドイツのライプツィヒ大学日本学科の教官をさ
れている方が来訪された。この学科で、学生達にテント日誌をドイツ語に翻訳
させ、それをドイツ国中に発信・拡散しているのだという。その結果ドイツの
メディアがテントひろばを取り上げることになり、それでこまかな点を確認し
てこいということでやってきたのだそうだ。
え~っ! ということはテント日誌は今や国際的になっているのか、
とビックリ!
今日も経産省前、官邸前、国会正門前と回ってみる。官邸前に向かう道で反
原連のミサオさんに出会い、来週のテントTVへの出演を依頼する。
11・11国会大包囲行動についてアピールである。快諾を得た。
国会正門前で女性2名のスピーチを聞く。この間の原発ゼロを阻止するため
のアメリカの圧力、オスプレイ配備強行、原子力基本法への「安全保障に資す
る」の挿入等の連関で、原発推進が日米同盟と核戦略に結び付いたものとして
指弾する発言が耳を引いた。
霞ヶ関ではオスプレイ配備に反対するビラも精力的にまかれていた。あの安
全宣言は、福島原発事故収束宣言や、大飯原発再稼働に際する安全宣言と同じ
く、本当に人々を愚弄するものであり、あまりに無茶苦茶で心底怒りが湧いて
くる。
( Y・T )
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