「再稼働阻止全国ネットワーク結成さる→全国で助け合って再稼働阻止へ」など-地震と原発事故情報
- 2012年 11月 12日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎
たんぽぽ舎です。【TMM:No1648】
2012年11月12日(月)地震と原発事故情報-3つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.再稼働阻止全国ネットワーク結成さる→全国で助け合って再稼働阻止へ
100万人行動―東京で、全国各地で成功りにおこなわれる
柳田 真(たんぽぽ舎)
★2.<連載-5>『原発真近への米軍へリコプター墜落事故』
攻撃目標に小学校、発電所
★3.新聞・雑誌から3つ
◆響く「原発反対」 日比谷公園 使用中止でも 雨の中9カ所で抗議
(11月12日東京新聞より抜粋)
◆原発計画破棄へ意欲 リトアニア首相候補
(11月9日東京新聞より抜粋)
◆宇都宮氏「脱原発を」 都知事選出馬表明
(11月10日東京新聞より抜粋)
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※役立つ「反原発基本講座」第18回 参加歓迎!
★11/13反原発基本講座第18回「汚染された自治体-問われる地域社会」
日 時:11月13日(火)開場:18:30 19:00から21:00
講 師:門間ひで子さん(羽村市議会議員)、布施哲也さん(前、清瀬市議会議員)
会 場:「スペースたんぽぽ」ダイナミックビル4F
資料代:1000円
主 催:反原発自治体議員・市民連盟
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┗■1.再稼働阻止全国ネットワーク結成さる→全国で助け合って再稼働阻止へ
| 100万人行動―東京で、全国各地で成功りにおこなわれる
└──── 柳田 真(たんぽぽ舎)
1.「再稼働阻止全国ネットワーク」が11月10日(土)東京で盛況りに結成された。
午後1:00~5:00分散会、6:00~9:00結成集会。用意した250部の資料が
なくなり不足する程に。
主催は5つの団体で構成された「準備会」(5つの団体とは、再稼働反対・全
国アクション、反原発自治体議員・市民連盟、経産省前テントひろば、ストップ
再稼働現地アクション、たんぽぽ舎)。
・その方針は、「教えあう、助け合う」を基調にして迫りくる原発再稼働(もう
け)に、全国の共同の力を結集して闘おうというもの。ひそかに、また、公然と
再稼働の準備、地ならしが進行している。近いうちの再稼働の嵐に今から準備し
て立ち向かおう、と10項目の具体的方針が提示された。
・原子力ムラは復活している→規制委員会、規制庁を東京圏と全国の共同の力で
攻めよう。
・大飯原発の地下に地震活断層あり、大飯を停止せよ、停止してから調査せよ。
結論ひき伸ばし反対、玉虫色の結論反対。
・各自治体―特に30キロ圏で闘おう。
・全国行動、講演集会
・原発現地応援―特に大事。11月~2013年4月の6か月の予定など。
・7人の共同代表(女性4人、男性3人)と全国14地域の(原発)現地連絡者も
決まった。(次号で紹介)。
・「再稼働阻止全国ネットワーク」事務局は、たんぽぽ舎内におかれる。
住 所:東京都千代田区三崎町2-6-2ダイナミックビル5Fたんぽぽ舎気付
電 話:070-6650-5549 FAX:03-3238-0797
Eメール:info@saikadososhinet.sakura.ne.jp
☆ サポーター会員募集中!(個人年会費3000円、団体年会費5000円)
サポーター会費・カンパの振込先
郵便口座番号:00110-0-688699
加入者名:再稼働阻止全国ネットワーク
※なお、当日の20頁の議案集は希望者へ送ります(200円:コピー代)。
郵送の場合は、はプラス100円の300円になりますのでよろしくお願いします。
2.100万人行動―東京で(国会へ)、全国各地で成功りにおこなわれる。
・首都圏反原発連合(13団体と個人、たんぽぽ舎も13団体の1つ)の主催で行わ
れた11・11反原発100万人国会大占拠は、東京をはじめ、全国の10の場所で成功
りにおこなわれた。(北海道、大間,大阪、福井、伊方-四国電力交渉、福岡など
…)
・東京ではたんぽぽ舎は、前日の再稼働阻止全国ネットワークの結成に参加した
人々と共に行動。原発現地の人々―何人かは、反原連からの依頼もあり官邸前の
マイクで現地の生の声をしっかり報告しました。たんぽぽ舎も道案内役をこなし
つつ、2500枚のビラ配布をおこない、3ケタの人数で「再稼働反対」のシュプレ
ヒコールをして、集会、国会議事堂前行動をもり上げました。
3.なお、11月9日(金)には、「ヒバク労働を考えるネットワークの結成集会」
が東京、亀戸でおこなわれ、280人の盛況でした。
9日(金)(ヒバク労働)、10日(土)(再稼働阻止)にできた2つの新しい組織は日
本の反原発、廃原発運動史上、きっと大きな足跡を残すでしょう(柳田も9日(金)
のヒバク労働ネットの集会でアピールしました)。
再稼働=被曝労働の激増、をくい止めるため、みんなで力を合わせて闘おう。
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┗■2.<連載-5>『原発真近への米軍へリコプター墜落事故』
│ 攻撃目標に小学校、発電所
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※この連載は著者(斉間満氏・故人)の夫人(斉間淳子さん)の承諾を得て
掲載しています。本文は、2002年5月発刊の『原発の来た町-原発はこうして
建てられた-伊方原発の30年』の一節です。
(この本はたんぽぽ舎でも扱い中。137頁、1000円)
原発上空を飛んでいるのは、米軍機ばかりではない。自衛隊機も飛んでいた。
一九八四年二月二七日、瀬戸内海の愛媛県喜多郡長浜町青島沖に墜落し、一二人
全員が死亡した海上自衛隊岩国基地所属の対潜飛行艇PSI・3号機も、岩国基
地から佐田岬半島を横断して高知県の足摺岬沖にある自衛隊の訓練海域であるリ
マ海域に向かう途中だった。
墜落場所は伊方原発の北東約二五キロで、墜落するのが「二、三分遅かったら、
原発周辺に落ちていた」といわれた。ところが、そう思わせる墜落事故が、ちょ
うど一年後の八九年六月に起きた。
伊方原発から直線距離で南東約三〇キロの、東宇和郡野村町の野村ダムに米軍
ジェット機FA18ホーネットが墜落した。乗員一人は飛び出して無事だったが、
音速の一・八倍のスピードで飛ぶこのジェット機が墜落地点から伊方原発へ到達
するのには五分もかからなかった。
さらにその後、九四年一〇月一五日には高知県の早明浦ダムに、九九年一月二
〇日には空中給油訓練中のジェット機が高知県沖の土佐湾にと相次いで墜落した。
こうして、頻繁に米軍ジェット機が墜落する四国には米軍機の低空飛行訓練ル
ートが存在することが判明していた。
ちなみに、高知県大川村役場の記録では、九五年一月から一二月までの一年間
に役場から目撃された低空飛行の米軍ジェット機は一八四回に上っていた。
そして、九九年九月に米軍低空飛行の驚くような実態が、「リムピース」(事
務局・遠藤洋一相模原市議会議員)の調べで明らかになった。
市議会議員らで構成するリムピースは、インターネットのそのホームページに
高知県沖の土佐湾に墜落した米軍機の事故記録の解析から、墜落した米軍機は低
空飛行訓練中にルート沿いの小学校、発電所など六ヵ所の施設を攻撃標的に訓練
していたことを明らかにした。
それによると、墜落した米海兵隊岩国基地(山口県岩国市)所属のFA18戦闘
機は、高知県沖の太平洋にある米軍訓練空域「リマ空域」(オレンジ565)で
空油訓練中、寮機と接触。このため基地に帰還しようとして土佐湾へ墜落した。
この事故報告書で、墜落機のパイロット、ケビン・ペッツォルド大尉は「我々
は三つの攻撃目標について打ち合わせを行った。攻撃目標はBポイントの曲がり
くねった道、Cポイントの発電所、Fポイントはもう一つの発電所だった」と言
う。
報告書の中に記された五万分の一地図に示されたポイントは、曲がりくねった
地は紀伊半島の切目崎、Cポイントは徳島県の甲浦変電所、Fポイントは愛媛県
の西条市の加茂発電所(水力)だった。
つまり、墜落機はリマ空域で空中給油した後、米軍が紀伊半島から四国―中国
地方に描いている低空飛行ルート「オレンジルート」を飛びながら、ルート沿い
の攻撃目標を攻撃する訓練を繰り返しながら、岩国基地に向かう訓練計画をたて
ていたのだ。
さらに、リムピースのホームページには、北海道桧山郡上ノ町の大崎小学校が
米軍機の攻撃目標にされ、パイロットが「高度から降下しながら爆弾を投下する
(訓練を行う)」はずだった」とも記されている。小学校も攻撃目標にされてい
るという、ショッキングな話である。
しかし、この衝撃的なニュースは、地方紙である九九年九月九日付けの愛媛新
聞に「米軍機訓練/攻撃目標西条の発電所」と報じられただけだった。
(次号につづく)
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┗■3.新聞・雑誌から3つ
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◆響く「原発反対」 日比谷公園 使用中止でも 雨の中9カ所で抗議
原発の再稼働や新増設に反対する抗議活動「11・11反原発 百万人大占拠」は
11日、東京・永田町の国会議事堂正門前など9カ所であった。雨の中、歩道を埋
め尽くした参加者は「原発いらない」と声を上げた。午後1時から予定していた
国会周辺デモは出発地の日比谷公園の使用許可が出ず、中止された。
毎週金曜の首相官邸前での抗議を呼び掛けてきたネットワーク「首都圏反原発
連合」が主催。全国の反原発を訴える市民や野党の国会議員らがスピーチで、関
西電力大飯原発(福井県おおい町)の再稼働などを批判。建築家の竹内昌義さん
は「原発を止めない国会議員を辞めさせなきゃいけない」と訴えた。(中略)
参加人数は主催者発表で10万人程度。警視庁関係者は7000~8000人程度とし
ている。 (後略) (11月12日東京新聞より抜粋)
◆原発計画破棄へ意欲 リトアニア首相候補
リトアニア次期首相の有力な候補であるブトケビチュス社会民主党党首は8日、
同国の新原発建設計画に関して「原発を建設しないとうたう法案を議会は近く審
議しなければならない」と述べた。先月の国民投票で6割超が建設反対だったこ
とを受けて計画の破棄に意欲を示した形。タス通信が伝えた。(後略)
(11月9日東京新聞より抜粋)
◆宇都宮氏「脱原発を」 都知事選出馬表明
石原慎太郎前東京都知事の辞職に伴う知事選で、前日本弁護士連合会会長の宇
都宮健児氏(65)が9日、衆院第一議員会館内で記者会見。「電力の大消費地と
して東京から脱原発を進めたい」と無所属での出馬を表明した。
宇都宮氏は脱原発、反貧困などを訴える著名人らでつくる団体「人にやさしい
東京をつくる会」が擁立した。石原都政を「貧困と格差が広がった」と批判。高
齢者や障害者ら弱者の支援、日の丸や君が代を強制しない教育を公約に掲げ、
「公約に賛同するあらゆる政党に支持を求めたい」との意向を示した。
原発の稼働については「認められない」とし、地方自治体が国に脱原発を迫る
運動を先導し、主要株主である都の立場で、東京電力に原発の廃炉を求める考え
を示した。(後略)(11月10日東京新聞より抜粋)
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