「今こそ国民が立ち上がる時です!総選挙が目前に迫った!!」など-地震と原発事故情報
- 2012年 11月 21日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎
たんぽぽ舎です。【TMM:No1660】
2012年11月20日(火) その2 地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせし
ます
転送歓迎
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★1.今こそ国民が立ち上がる時です!
総選挙が目前に迫った!!
原発廃絶運動はこの地獄の国会時代にどう立ち向かうか(広瀬隆)
★2.11月16日官邸前抗議行動レポート、次回は11月23日(金)
官邸前から霞ヶ関を覆つくす抗議行動のなか、
国民の芯を問われる1ヶ月が始まる(金曜行動ボランティア 金子)
★3.「ストップ伊方原発再稼動!とめよう大飯原発!」
松山市でも金曜行動、伊方原発周辺地域で3回のポスティング
熱気あふれた交流集会 第26回伊方集会(奥野節子)
★4.新聞・雑誌から
◇『3・11 FUKUSHIMA』 三留理男・著(11月18日東京新聞より)
◇暗黒の思想を/明神の小さな海岸にて 松下竜一著(11月18日東京新聞)
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┗■1.今こそ国民が立ち上がる時です!
│ 総選挙が目前に迫った!!
│ 原発廃絶運動はこの地獄の国会時代にどう立ち向かうか
└────(広瀬隆)
これで、野田腐敗ゴミ内閣は完全に消滅した。未来永劫、永遠に消滅した。
あの顔を見ずにすむだけでほっとする。みなが待っていた日だ。しかし、解散
・総選挙になだれ込んでいる。われわれは、まだその先に展望を描けていない。
先日までは、暗黒の未来図しか、見えなかった。
今日まで、われわれにできた行動は、民主党や自民党の候補者を落選させ、
政界から追放するネガティブ・キャンペーンであった。では誰に投票するか、
と問われて、その先にある未来を描くための、ポジティブ・キャンペーンがで
きなかった。選挙の話になると、まるで、暗黒の未来図しかなかった。
だが、待て!!
実は、ここにテレビと新聞が報じない巨大な希望の光があるのだ!!(中略)
原発を動かして、子供たちを殺そうとし、日本を破滅させるすべての人間を
国民は許さない!!
国民は、もう二度と許さない。震災復興予算の火事場泥棒に明け暮れる乞食
官僚どもを!! 消費税増税と環境税名目で、振り込め詐欺に明け暮れる国会議
員を!! まともな報道をしないマスメディアを!!(中略)
まず、新聞とテレビの報道界が、民主党・自民党を二大政党として描くこと
が、大間違いの第一歩だ。最大の争点が「原発」にあることをマスメディアが
ひた隠しにしている。そして第三極が維新の会だという構図も間違いだ。石原
暗黒党が合流したので、もはや芽はまったくない。原発ゼロは、まったくやる
気がない。自民党に追随する腰巾着の公明党含めて、すべて、原発再稼働派だ。
冗談ではない。どれもこれもクズ集団ではないか。
われわれは、どのように総選挙に立ち向かって、原発即時ゼロを達成できる
か。第一の原則は、総選挙の結果がどうなろうと、原発推進政党の得票率(実
際の有権者数に対する真の得票率)を大幅に下げることによって、彼らが国民
の支持を得ていないことを実証することだ。(中略)
今後の首相官邸前デモなど、全国の反対運動と強力な世論によって、政策を
国民の「原発即時ゼロ」の要求に従わせるのだ。その目的のため、それぞれの
政党別に、資料を送ります。みなさんがこれを全国に発信するよう、切に祈り
ます。最後まで、必ずお読みください。
(※広瀬隆さんからのメッセージ全文は、日々雑感Blogをご覧ください
http://hibi-zakkan.net/archives/20357093.html)
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┗■2.11月16日官邸前抗議行動レポート、次回は11月23日(金)
│ 官邸前から霞ヶ関を覆つくす抗議行動のなか、
│ 国民の芯を問われる1ヶ月が始まる
└────(たんぽぽ舎金曜行動ボランティア 金子)
都知事選、衆院選のダブル選挙が決まったこの日も、官邸前を始め文科省前、
経産省前、国会前、また官邸裏、各所でそれぞれのスタイルで抗議活動が繰り
広げられていた。警備もまたそれぞれの場所々々で緊張感も違ってきているよ
うだ。官邸前では第八機動隊第四中隊が警備、交通整理を主にし、抗議活動に
は支障をきたすことなく淡々と職務を遂行し、本来の警察のあるべき姿であった。
さて、霞ヶ関一帯を抗議の場として、活動が繰り広げられる中、官邸前では、
この日も様々なプラカードが掲げられていた、この日の抗議のためだけに書い
たのであろう、手書きの「全原発ゼロ 原発議員は日本を滅ぼす」の言葉、小
さな団扇一杯に「怒」の一文字、目を引くのは手作りの電飾で飾られた物だ、
それぞれの創意工夫が面白い、気負わなくていい、自分の言葉をそれぞれに、
表現する事がこの官邸前の行動にさらに力を与えることになるのだ。
この日のスピーチは、選挙を意識したものも多かった、東京都知事選に出馬
表明した、宇都宮けんじ氏は、「今、都政を、国会を、日本を変えるチャンス
が巡ってきました。脱原発の東京、脱原発を決める国会を作る、日本に民主主
義を取り戻すこの戦いを皆さんと一緒にできる事は大変うれしい事です。福島
第一原発の電力を最大限使用してきたのは東京都です。東京電力の大株主は東
京都です。この事から東京は福島の原発事故被害者の支援に大きな責任があり
ます。東京が脱原発の都政を作って行くことに責任があります。」また、国政
選挙について、「脱原発の国会を作る、脱原発を明確にする内閣を組織する、
12月16日の衆議院選挙で脱原発の政治家を選ぶ為に頑張りましょう。」とス
ピーチを締めくくられ。握手を求める人々に答えながらにこやかに退場して行
かれた。
この日、11月16日、私たちの思いが政治を動かす、選挙へ向けての1カ月が
始まった。
次回の金曜行動(官邸行動)は11月23日(金)午後 6:00~8:00 (第32回)
たんぽぽ舎もいつものように、プラカード、ビラを用意し、みんなで参加します。
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┗■3.「ストップ伊方原発再稼動!とめよう大飯原発!」
│ 松山市でも金曜行動、伊方原発周辺地域で3回のポスティング
│ 熱気あふれた交流集会 第26回伊方集会
└────(奥野節子 たんぽぽ舎会員)
11月10日、再稼動阻止全国ネットワーク結成参加のため、松山のHさんは
夜行バスで12時間かけて来たとのこと、私は分散会出席後、羽田より最終便で
松山へ向かった。11日の行動、午前中の伊方へ向かうバスの中、原発正門前の
集会、午後の松蔭地区公民館での交流会について報告いたします。
1)バスの中で<中央構造線が活断層であることが判明>
・最近中央構造線が活断層であることが判明。津波の予測が3~4メートルか
ら10~15メートルに変わり、瀬戸内海の危険性が明らかになったこと南海ト
ラフ地震でも、四国の火力発電所は海沿いにあり、発電不能になり冷却用電
力が送れなくなる恐れがある。
・金曜日集会が、松山の県庁前、高松の四電本社前で行われている。伊方とそ
の周辺地域で10月に3回ポスティングをして、11月20日には「伊方原発
を稼動させないための八幡浜・伊方地域相談会」を行う。PR館、原発間近になる
と、バスの中から原発反対の看板がいくつも目についたつぎへ。
2)10時からの原発正門前の集会<四国電力に質問をし、回答を要求>
現地、松山、高松、徳島、高知、広島、上関、大分から、そして東京からと
次から次へと報告があった。
・高知の窪川原発を止めた島岡さんの反原発40年間の話。「原発残って、
人残らず」の旗がたなびいていた。
・斉間淳子さんの「ふるさとは原発を許さない」を作曲して歌った男性、四万
十の「メルトダウンブルース」をみんなで歌った。
・松山の僧侶はお経をあげ、徳島大学の学生は大学祭に斎間淳子さんの講演会
を行ったことなどの報告などもあった。
・たんぽぽ舎のボランティア作成の「ふるさとは原発を許さない」の横断幕が
伊方、泊、刈羽・柏崎にあること、そして再稼動阻止全国ネットワークの結
成会、規制庁への抗議行動を続けていること、被ばく労働の問題について結
成集会を多数で行ったことを報告。
・ピースリンク広島、呉、岩国の人たちが海上からしか見ることができない原
発の前で、2そうの船で抗議のアピール。保安庁の船3隻が監視の中
・四電の課長を含めた3人のまえで広島、大分、高知、松山より要請文を読み
あげた。課長に対しても直接たくさんの質問を投げかけ、答えられないと言
う課長に対して、1週間後に電話をするので、返答をするよう要求。
・最後に、鉄柵にそって黄色の布を広げてのヒューマンチェーン。原発に対す
る怒りと阻止するぞという強い意志を表明した集会だった。
3)午後、松蔭地区公民館での交流会<いくつかの創意工夫の提案>
・近藤誠さん斉間淳子さんを囲んでの予定だったが、お二人とも入院とのこと。
急遽、報告交流会に代えた。残念だったが、集会同様、阻止への熱気があふ
れていた。
・県会議員より、広瀬隆さんの推奨するガス・コンバインドサイクルの報告
東温市議員より、震災瓦礫の受け入れを市議会で凍結し、広域処理の問題に
ついて、福島の子供たちの甲状腺についてもふれながら、放射能の拡散は防
がなければいけないと語った。
・復興省の役人を呼んで、福島の被災避難者の話を聞く会を、大阪京都で開く
と、大阪から3人できた人が報告。
・近藤誠さんの奥さまから、ヘリコプターの墜落、魚の大量死、伊方の岩は緑
色片岩でボロボロになるなどの報告。
・「今どうすればよいか」「何ができるか」を考え、その一つとして議会、議
員を動かすため、議会の傍聴をしていこうと提案大分からは抗議のため九電
まえに4,5人で484日立ち続けている人、広島からキリスト教関係者
15人で出席した人たちの報告、反対運動を続けるためメルトダウン商会を
作ったという報告など、それぞれの地域での活動の様子の報告があった。
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┗■4.新聞・雑誌から
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◆『3・11 FUKUSHIMA』 三留理男・著
(11月18日東京新聞より)
3・11から一年半余、放射能汚染の福島に通い続けた報道写真家の写真集。
事故直後の双葉町の避難所、飯館村の畜産・米農家、セシウム汚染からの避難
民、脱原子力エネルギーや反原発デモの現場…。現地の生活者に密着取材し、
人々の表情と声、やり場のない思いを積み上げる。(後略)
(発行 游学社、1,995円)
◆暗黒の思想を/明神の小さな海岸にて 松下竜一著
(11月18日東京新聞より)
1972年、著者は故郷の海を破壊する周防灘開発計画の実態を追及して火力発
電建設反対運動を展開し、国家と電力会社の欺瞞を暴く。開発計画は経済成長
のために不可欠、火力発電は安全で公害はない、電力は絶対に必要という住民
説明会の記録を目にすると、今日の原発行政、経済優先・人間無視の政治の根
幹と重なってくる。運動を持続させる強靭な思想を伝える書だ。
(発行 影書房、2,520円)
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