「12月21日金曜官邸前抗議行動に参加して」など-地震と原発事故情報
- 2012年 12月 26日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎
たんぽぽ舎です。【TMM:No1705】
2012年12月26日(水) 地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.12月21日金曜官邸前抗議行動に参加して
○障害者も受け入れていく社会を作るべき
○弾圧国家日本は国際社会から非難 (斎藤なぎさ)
★2.あす27日(木)緊急記者会見
『大阪反原発で不当逮捕された仲間を取り戻そう! 東京で緊急記者会見・
院内集会・検察庁、法務省への要請行動のお知らせ
★3.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
◇第5回口頭弁論期日のご案内「東電株主代表訴訟」
2013年1月10日(木)10:30~、東京地裁103号法廷
★4.新聞・雑誌から
◇中沢啓治さん死去(73歳) 核廃絶 ゲンに託す
福島第一事故でも訴え 「人間、制御できない」(12/25 東京新聞)
◇有給休暇 非正規社員にも権利 「知らない」半数
(12月26日 朝日新聞から)
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┗■1.12月21日金曜官邸前抗議行動に参加して
│ ○障害者も受け入れていく社会を作るべき
│ ○弾圧国家日本は国際社会から非難
└────(斎藤なぎさ たんぽぽ舎ボランティア)
この日は選挙後初めての金曜官邸行動。衆院選では自民党が勝ったことをう
け、官邸前のスピーチは、野田首相への最後の抗議と、次期首相に対する抗議
行動も脱原発が実現するまで行うという声が多かった。
盲目の男性がスピーチをした。自分は不便であるけれども不幸ではないと障
害について述べたうえで、石原前都知事が障害者に対し「ちゃんとした意識を
持っているのか」と言ったことに怒り、原発推進者は放射能の影響で生まれる
であろう障害者に責任を持てるのかと、批判した。さらに原発に反対する人に
対しても「私のような人たちをどうするんだ」と訴えた時には、デモ参加者の
中から「一緒に生きていくぞ」と声があがった。盲目の男性が「障害者も受け
入れていく社会を作るべきだ」と述べたが、論をまたない。
福島県双葉町の井戸川町長と一緒に国連に行ったという女性がスピーチをし
た。公職選挙法の文書配布禁止や戸別訪問禁止、国家公務員の政治活動禁止は、
弾圧法規である。弾圧国家日本の問題は、国際社会の大きな非難を浴びると指
摘した。
時間と共に福島の事故は風化するどころか放射能の悪影響は顕在化してくる
はずである。本来ならそこで脱原発の気運が高まるのではないかと思うが、
数々の規制や弾圧、スラップ(*)裁判、憲法改悪で表現の自由がますます奪わ
れてしまうのではないかと危惧している。
5月の子どもの日には、原発ゼロをプレゼントすることができたが、今回の
クリスマスには原発ゼロをプレゼントできないどころか、原発推進の自民党政
権を復活させてしまったことが非常に残念である。
*スラップ(英: SLAPP, Strategic Lawsuit Against Public Participation、
威圧的、恫喝的訴訟 直訳では「対公共関係戦略的法務」)は、訴訟の形態
の一つで、公の場での発言や政府・自治体などの対応を求めて行動を起こし
た権力を持たない比較弱者に対して、企業や政府などの優越者が恫喝・発言
封じなどの威圧的、恫喝的あるいは報復的な目的で起こす訴訟である。
☆なお、今後の官邸行動予定は12月28日(金)、1月11日(金)、
18日(金)、25日(金)です。参加しよう。
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┗■2.あす、緊急記者会見
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『大阪反原発で不当逮捕された仲間を取り戻そう!
12月27日東京で緊急記者会見・院内集会・検察庁、法務省への
要請行動のお知らせ
あまりにひどい大阪反原発運動への連続不当逮捕、起訴。
http://blog.goo.ne.jp/kansai-da
12月28日の3人の勾留期限切れを前に、私たちは、大阪地方検察局に対し、
この件に関して東京からも不起訴の決定を行うよう要請するため、下記の形で
記者会見、院内集会、法務省・警察庁への要請行動を開催することにいたしま
した。つきましては、各新聞社・報道機関の方々にご参加、報道をお願いした
いと思います。一般の方もぜひご参加ください。年末の慌ただしい時期で大変
恐縮ですが、どうぞよろしくお願いいたします。
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大阪反原発で不当逮捕された仲間を取り戻そう!
「関西大弾圧救援会・東京の会」
緊急記者会見・院内集会・検察庁、法務省への要請行動
日時 12月27日(木)13時~記者会見、14時~院内集会、
16時~検察庁・法務省へ要請行動(予定)
(どれもどなたでもご参加下さい。12時30分から会館入口で通行証
を配布します。)
場所 参議院議員会館・B107室(地下鉄永田町駅)
会見および集会発言者
大口昭彦(弁護士)、鵜飼哲(一橋大学教員)、
須藤光郎(関西大弾圧救援会)、国会議員(予定)
石崎学(龍谷大学/憲法学者)、趙博(京都/ミュージシャン/原発あか
ん・橋下いらん・弾圧やめて!「12・15佐高信講演会」主催者。
http://www.fanto.org/)ほか
※経産省前テントひろばからも、テントの現状と支援についての呼び掛け
主催 「関西大弾圧救援会・東京の会」
http://ameblo.jp/kansai-tokyo-kyuen/
(12月24日に行われた「大阪反原発で不当逮捕された仲間を支援しよう!
東京集会」http://d.hatena.ne.jp/Ryota1981/20121219 の終了後に参加者
が行った相談会で立ち上げました。関西の不当逮捕された当事者と運動を支
援し、東京の運動弾圧問題にも取り組みます)
連絡先 東京都港区新橋2-8-16石田ビル5階救援連絡センター気付け
電話 03-3591-1301
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┗■3.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
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◆第5回口頭弁論期日のご案内
「東電株主代表訴訟」を見に来てください
日時 2013年1月10日(木)10:30~
場所 東京地裁103号法廷
内容 東電側が「それでも原発は必要」と主張する予定
終了後、12:00~14:00 弁護士会館 1005号室で報告会が予定されています。
連絡先 東電株主代表訴訟 090-6183-3061(木村結)
ブログ http://tepcodaihyososho.blog.fc2.com/
メール nonukes0311@yahoo.co.jp
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┗■4.新聞・雑誌から
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◆中沢啓治さん死去(73歳) 核廃絶 ゲンに託す
福島第一事故でも訴え 「人間、制御できない」
(12月25日 東京新聞)
中沢啓治さんは晩年、がんなどに苦しみながらも、作品で訴えた原爆の悲惨
さを教訓として伝える活動を精力的に続けた。昨年三月の東京電力福島第一原
発事故後には、本紙の取材に「まだまだ人間が制御できるレベルではない。つ
らくても、記憶と、建物などの跡を子々孫々に伝えていかなければ」と訴えて
いた。
2008年の本紙インタビューでは、原爆投下直後の広島で腕の皮膚を垂らして
歩く人らを見た体験を証言。戦後に母親が亡くなった際、ぼろぼろの遺骨を見
て原爆や戦争への怒りが噴出したと、「はだしのゲン」執筆の動機を語った。
(後略)
◆有給休暇 非正規社員にも権利 「知らない」半数
(12月26日 朝日新聞から)
契約社員やパートで働く人の半数近くが、有給休暇を取ったり、法廷労働時
間を超えて働いた場合に賃金を割り増し請求できたりする権利を「知らない」
とする調査を、連合系のシンクタンク「連合総研」がまとめた。勤め先の規模
が小さくなるほど、労働基準法が定めるルールが知られていないこともわかっ
た。
---時間外割増も請求可---
民間企業に勤める首都圏と関西圏の10都府県の男女2千人(うち、非正社
員657人)から、「仕事と暮らし」についてのインターネット調査で回答を
得た。
労働基準法では、6カ月以上働いているなどの条件を満たせば、雇われ方に
かかわらず有休が取れる。ところが契約社員やパートにも有休があることを
知っていたのは正社員の66%、非正社員の52%にとどまった。時間外割り増し
でも同様に正社員の約3割、非正社員の約4割が、もらえることを知らなかっ
た。
連合総研の南雲智映(ちあき)研究員は「非正社員や中小企業で働くほど、就
業規則に触れる機会が少ない。学校教育のなかで、きちんと権利を教えること
が必要では」と提案する。
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