「宇都宮けんじさん、都知事選ご苦労さんでした!」など-地震と原発事故情報
- 2013年 1月 21日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎
たんぽぽ舎です。【TMM:No1722】
2013年1月21日(月)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.宇都宮けんじさん、都知事選ご苦労さんでした!
私たちもひき続き、ともに活動します。1・20集会
柳田 真(たんぽぽ舎)
★2.なぜ原発がダメなのか-ある講座の紹介<その3-最終回>
エントロピー論と槌田敦さんのお話 市川宏
★3.浜岡原発ストップ、裁判勝利をめざす懇談会のよびかけ
学習会と準備活動にご参加ください (浜岡裁判勝利の会 高杉晋吾)
★4.新聞・雑誌から1つ
◆関電 原価に1950億円上乗せ 13年度から 値上げ震災委で公表
(2013/1/19東京新聞より抜粋)
━━━━━━━
※1/22学習会にご参加を!
『危険な原発 大解剖・第8回-川内・玄海原発』
お 話:山崎久隆さん(たんぽぽ舎)
日 時:1月22日(火)19:00より21:00
会 場:「スペースたんぽぽ」ダイナミックビル4F
参加費:800円(終了後、お茶会あり)
━━━━━━━
┏┓
┗■1.宇都宮けんじさん、都知事選ご苦労さんでした!
| 私たちもひき続き、ともに活動します。1・20集会
└──── 柳田 真(たんぽぽ舎)
○ 1月20日(日)午後、スペースたんぽぽで「宇都宮けんじさん、都知事選ご
くろうさまでした。今後もお元気でご健闘ください。私たち(反原発勝手連)も
ひき続き共に活動します(応援します)1・20集会」という長い名前の「総括と
今後へのヒント」集会が開かれました。
主催は、脱原発市民&都区職員OBうつのみや勝手連。
出席者70名弱。宇都宮けんじさんご本人。
初めに脱原発勝手連から2人=柳田真(たんぽぽ舎共同代表)と反原発自治体
議員市民連盟、福士敬子共同代表(都議会議員、杉並区選出)から本日の集会の
目的とうつのみや勝手連のとりくみの大要を報告。
次に勝手連から2人が報告。経過報告:山本礼治さん。11月26日~12月15日ま
での20日間でまいたビラ8万200枚、かけた電話6697本、60円郵便局私信500通余、
のべ参加者300人強。
会計報告:奥野節子さん。120万円のカンパ 内訳→全国100万円弱、東京周辺20
万円弱、若干の黒字)
○ 次に宇都宮けんじさんが約1時間にわたり、立候補の経緯から選挙中のさま
ざまなできごと、思い…を語りました。
この報告をめぐって、いくつもの質問に対して宇都宮さんの回答がありました。
そのあと、選対本部=人にやさしい東京をつくる会の選挙総括集会へ、宇都宮さ
んが出かけたので、午後4:00~5:00は残ったメンバーで活発な(真剣な)討論。
のべ10数名が発言しました。5:15から残れる人(10余人)でこんしん交流会。
約2時間続きました。
全体として1月20日はヒントの多い総括討論集会でした(詳細は後日)
★ 当日の資料 12頁=120円(送料80円=200円)
選対本部の資料 24頁=240円(送料80円=320円)
ご希望の方へ送ります。
○ (注)主催の「脱原発市民&都区職員OB・うつのみや勝手連」は3つの市
民グループで構成された勝手連です。
その3つとは→1たんぽぽ舎有志、2都区職員(現役)とOB有志、3反原発自
治体議員市民連盟(組織として正式決定)プラス経産省前テントひろばの有志。
たんぽぽ舎は廃原発一筋で25年(前史を含めて)の団体です。これまで原発1
本槍なので、政治や選挙はあくまでたんぽぽ舎有志の参加です。
┏┓
┗■2.なぜ原発がダメなのか-ある講座の紹介<その3-最終回>
│ エントロピー論と槌田敦さんのお話
└────(埼玉県在住 市川宏)
私はいわゆる「文系」の人間ですが、20年ちかく前から槌田敦さんのエント
ロピー論に魅せられ、「エントロピー学会」の会員になっています(学会誌を拾
い読みする程度ですが)。一昨年、この学会誌に「槌田エントロピー論を普通の
人たちに紹介する講座を開くことはできないものか」という願望を投書しました。
その結果がたんぽぽ舎の「エントロピー講座」です。
以下、文系族ばかりの友人知人たちに講座への参加をよびかけた文です。
こうして広く公開するのはためらわれますが、興味をもつきっかけにしていただ
ければ幸いです。
-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
エンジンはエントロピーがたまったとき不調となり、やがて停止します(ガス
欠、オーバーヒート)。人という「エンジン」の病気も、それと同じくエントロ
ピーがたまった状態と解釈できます。そして地球という「エンジン」でも、エン
トロピーがたまっていけばこれと同様な事態が起きることは免れません。
現に循環に乗らない(土に返せない)廃物、あるいは宇宙への放熱能力を超えた
過剰な熱の発生が、地球上の循環を狂わせ、気象・生態系・生命に脅威を与えて
いるのが現実です。
この講座のテーマは、
複合循環とはどういうものか。
どうすれば循環を順調に動かして、エントロピーの収支を合わせていけるのか。
生態系の一員として、どんな社会的循環(=経済)を作っていけば役割を果た
せるのか。
等々になると思われます。
ぜひ、できるならば直接足を運んで、またとない学習の機会を活かしていただき
たいと思います。条件の整わぬ方は、ぜひテキストをお読みください。テキスト
の要所要所の図のコピーを作って余白に書き込んで行くのも良い方法かと思います。
以上、テキスト第一章「地球複合の中の人間社会」を予習してのレポートです。
合格点は覚束ない代物ですが、興味を引く手がかりとなれば幸いです。
最後に、槌田さんの1976年の「核融合発電の限界と資源物理学」から結語
の一節を---
心配なのは、安すぎる石油がまだ大量に残っている結果として、我々現代人
がエネルギー麻薬患者になり切ってしまったことである。巨大エネルギーの生産
ということであれば、放射能をまき散らしても許されるこの現実の人間社会、ど
のようにしたら、更新性資源に生きる社会へ作り変えることができるのか。……
心ある物理研究者が子孫のために今なすべきことは、可能なかぎりの手段を用い
て原子力発電や核融合発電などの諸計画に反対することである。
「原発はダメ」の本質を示した言葉であり、いま地球を生きる人間のあり方
を指し示す言葉であると思うものです。
-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
★第2回の「エントロピー入門」は、2月13日(水)19時から開催します。
会場:スペースたんぽぽ。詳細 http://wp.me/p32sMY-l
☆編集部・注
[※]学会誌に掲載された市川さんの文章は、後日、槌田ゼミのホームページに
掲載します。 http://t2zemi2013.wordpress.com/
┏┓
┗■3.浜岡原発ストップ、裁判勝利をめざす懇談会のよびかけ
│ 学習会と準備活動にご参加ください
└────(浜岡裁判勝利の会 高杉晋吾)
「世界一危険な原発」と世界中から指弾されている浜岡原発。この原発は致命
的な事故が連続しているが、30年以内に大震災を引き起こす軟弱な地盤(南海ト
ラフ)の上に建てられており、もしこの原発が爆発したら、中部地方、関東地方、
近畿地方と周辺、そして日本は壊滅する。
裁判の提起と地裁の判決2003年7月、住民は静岡地裁に全ての原発の運転
差し止め求め本訴訟に踏み切った。2007年10月26日、静岡地裁は住民の
正当な主張を全面的に退けた。同日、弁護団は即日抗告を東京地裁に対して行った。
東京高裁裁判の勝利を。
我々は、その勝利のために学習会「浜岡裁判勝利懇談会」を開催する。
現在そのための協力者を求めている。ふるって学習会と準備活動にご参加ください。
連絡先:高杉晋吾 電話 04-2962-1238
〒358-0001 入間市向陽台1-1-20駅前プラザ6-306
┏┓
┗■4.新聞・雑誌から1つ
└────
◆関電 原価に1950億円上乗せ 13年度から 値上げ震災委で公表
経済産業省が18日開いた関西電力の家庭向け電気料金値上げを審査する専門委
員会で、関電は原発関連の安全対策工事費として2013~15年度に計約1950億円の
設備投資計画を原価に織り込んでいることを明らかにした。東日本大震災を踏ま
えて津波対策などを強化する。
工事の内容は原発を浸水から防ぐ防潮堤の建設や非常用発電機の設置など。同
様の工事費は11年度は129億円、12年度は253億円だったが、13~15年度は年平均
650億円程度となる。
設備投資総額は、競争発注による支払額の削減を見込み、08年度の前回改定よ
り319億円減の3699億円とした。
関電は高度成長期に建設を進めた鉄塔や変圧器などの送電設備の改修が必要で、
設備投資に一定の金額が必要だと主張した。
停止中の美浜原発1~3号機など計7基の原発に関しては、原価算定の対象とし
ている期間以降に稼働すると見込み、減価償却費や維持運営費を原価に織り込ん
でいることも明言した。(後略) (2013/1/19東京新聞より抜粋)
──────────
【編集部より】
メルマガ読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他投稿歓迎。
「集会・デモ・講演会のお知らせ」に関しては、平等に掲載するため
タイトル及び内容を400字 以内で、またその他投稿に関しては400~800
文字以内でタイトル及び内容を お送り下さい。
宛先は、magazine@tanpoposya.net です。
なお、お送り頂いた投稿は集会・デモ・講演会のお知らせを含めて紙面の
都合上すべてを掲載できない場合があります。予めご了承ください。
──────────
◆このメールマガジンのバックナンバーは、ホームページをご参照下さい。
◆電子メール(Eメール)送ります
たんぽぽ舎では、「地震と原発事故情報」を発信しています。
ご希望の方はご自身のEメールアドレスと氏名をたんぽぽ舎あてに件名を
「メルマガ希望」として送ってください。
登録できしだい発信致します(無料)。
たんぽぽ舎のアドレス: nonukes@tanpoposya.net
◆携帯への送信は、1回の容量が多いためか配信されない例があります。
──────────
たんぽぽ舎 たんぽぽ舎は、月曜~土曜
13:00~20:00のオープンです。
日曜・休日は、お休みです。
〒101-0061
東京都千代田区三崎町2-6-2ダイナミックビル5F
TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
HP http://www.tanpoposya.net/
「ちきゅう座」に掲載された記事を転載される場合は、「ちきゅう座」からの転載であること、および著者名を必ず明記して下さい。