「総理、しっかり聞け!自民党が導入した原発が事故を起こしたんだぞ」など-地震と原発事故情報
- 2013年 1月 22日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎
たんぽぽ舎です。【TMM:No1723】
2013年1月22日(火)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.総理、しっかり聞け!自民党が導入した原発が事故を起こしたんだぞ!
冬の寒さ吹き飛ばす!首相官邸前抗議行動の2時間
金子(たんぽぽ舎ボランティア)
★2.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)
◆2/11出版記念シンポジウム アカデミズムは原発災害にどう向き合うのか
★3.新聞・雑誌より2つ
◆再稼働コスト高く 規制委が新安全基準骨子案 対策100億円単位
(2013/1/21東京新聞夕刊より抜粋)
◆原発事故時 避難基準毎時0.5ミリシーベルトに
原子力規制委チームが決定 「高すぎ」と異論も
(2013/1/22東京新聞より抜粋)
★4.テント日誌1/20(日) 経産省前テントひろば―497日目
各地にホットスポットができちゃったのだ (I.K)、(K.M)
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※1/24ワンコイン上映会にご参加を!
「~都知事選・衆議院選まとめ~これからの闘いに備えて疑問点を探る」
日 時:1月24日(木)19:00より
会 場:「スペースたんぽぽ」ダイナミックビル4F
参加費:500円
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┗■1.総理、しっかり聞け!自民党が導入した原発が事故を起こしたんだぞ!
| 冬の寒さ吹き飛ばす!首相官邸前抗議行動の2時間
└──── (たんぽぽ舎 官邸前抗議行動ボランティア 金子)
地下鉄内幸町を出る、日が延びたのかまだ、昼の明るさが残る官庁街、だが雪
残る歩道は風が吹き渡り、寒気が襟元から体温を奪ってゆく。テント前で旗を用
意、5班に分かれて出発する頃には、空の月が明るさをまし、夕空に浮かんでい
た。足元から寒気が這い上がり、凍りついた路面がつるつると光っる道を官邸前
に向かい上がって行く。寒々とまばらな人が、二人、三人と集まり、抗議行動前
のひと時、思いを共有する、語りあい、情報交換している。見上げると都会の空
にも幾つかの星が輝き、月は一層明るさを増していた。ビルの窓々の明かりを眺
めるうちにいつのまにか、周囲に人垣ができ、何時もの官邸前抗議の雰囲気が盛
り上がる。シュプレヒコールが始まると皆、一心に声を上げる。プラカードを掲
げ、拳を振り上げる。寒さを忘れ、「原発反対!」「命を守れ!」「再稼働反対!
」口々に叫ぶ。
「総理大臣!しっかり聞け!自民党が導入した原発が、事故を起こし、15万人
もの人々が避難しているんだぞ!原発再稼働?原発新設?冗談じゃない!気違い
沙汰だ!私達は、自分たちの命を守る為に戦ってるんだ!」一分間スピーチでの
男性の発言は、たどたどしくはあるけど、それだからこそ言葉に尽くせな思いが
詰まっていた。「阿武隈山地からきました。兄を戦争で失い、戦後は、家族が出
稼ぎに行って、ここの生活を守ってきました。孫がうまれてからは、この美しい
自然の中で、孫を育ていける、それを誇りに、楽しみに生きてきました。でも、
放射能に汚染されてしまい、孫を呼ぶこともできなくなりました。」このお年寄
りの悲しみ。この日のスピーチは、現地の方が多かった。遠くから、官邸前に来
て慣れないマイクを持たざるを得ない。
切実な現状を、その思いを私達は、受け止め力に変えてゆかなければならない。
私達一人一人それぞれが、もう一歩踏み出そう。寒気が一層厳しくなろうと、そ
れさえも、力として。
☆次回(第40回)首相官邸前抗議行動は、1月25日(金)18:00から20:00。
たんぽぽ舎も、いつものように13:00から16:00ビラ、プラカードの用意を
して、16:00たんぽぽ舎を出発。17:00経産省前テントひろばで待ち合わせ。
17:20に官邸前、国会議事堂前へ移動。1班から5班で行きます。
参加歓迎。参加できる方は、たんぽぽ舎までお電話をお願い致します。
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┗■2.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)
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◆出版記念シンポジウム アカデミズムは原発災害にどう向き合うのか
福島大学原発災害支援フォーラム(FGF)×
東京大学原発災害支援フォーラム(TGF)
2月11日(月・祝) 10:00 AM~6:30 PM(開場9:30)
会 場:東京大学本郷キャンパス 法文2号館文学部 一番大教室、二番大教室
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_01_02_j.html
地下鉄丸の内線「本郷三丁目駅」徒歩8分・南北線「東大前駅」徒歩8分
参加費:500円(資料代)
●第1部 10:00~
特別報告
坪倉 正治(東京大学、医科学研究所)
吉田 邦博(南相馬・安心安全プロジェクト)
~休憩~
●第2部 13:00~
記念スピーチ 山川 充夫(うつくしまふくしま未来支援センター長)
討議A 住民支援と教育・研究
討議B 研究者と被災者・市民との交流
詳細については以下をご覧下さい。http://311tgf.org/archives/313
右のアドレスに参加申し込みが必要です。tgffgf0211@gmail.com
件名に「シンポジウム」とご標記いただき、本文に1. 氏名(ふりがな)
2. 連絡先(住所・電話番号・E-mail)をご明記の上、お送りください。
主催/FGF×TGF 出版記念シンポジウム実行委員会
共催/合同出版株式会社 協力/こどもふくしま緊急支援チーム
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┗■3.新聞・雑誌より2つ
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◆再稼働コスト高く 規制委が新安全基準骨子案 対策100億円単位
原発再稼働の前提条件となる新しい安全基準を検討している原子力規制委員会
の専門家チームは21日、基準の骨子案をまとめた。東京電力福島第一原発事故の
ような炉心溶融事故や航空機で突っ込むテロが起きることも想定し、事故拡大を
防ぐ設備を整えるよう求める。新基準は七月までに決められる。
対策には百億円単位の工事費が必要になる見込み。再稼働の断念を選択する電
力会社が出る可能性がある。
素案では、福島事故の教訓から、地震や津波、さらには放射能からも作業員を
守る拠点施設が求められる。航空機テロなどに対しては、通常の制御室とは別に
頑丈な第二制御室を整備。非常用電源も備え、原子炉建屋の外から緊急冷却がで
きるようにする。
格納容器の破裂を防ぐためベント(排気)を迫られても、汚染された蒸気を浄化
して放射性物質の放出を最小限にするフィルターも設置。さらには原子炉関連の
重要な配管を多重化し、一つがダウンしても安全を保つ。
これらの対策は、原発の大規模な改造を伴い、工事計画を規制委が審査するの
に半年から一年かかると見込まれる。工事も格納容器の穴あけなど難しいものが
多く、時間がかかりそうだ。(後略) (2013/1/21東京新聞夕刊より抜粋)
◆原発事故時 避難基準毎時0.5ミリシーベルトに
原子力規制委チームが決定 「高すぎ」と異論も
原発事故時に住民が避難を始める基準を検討してきた原子力規制委員会の専門
家チームは21日、毎時0.5ミリシーベルト(500マイクロシーベルト)の放射線量を
測定すれば即時避難とする基準を決めた。立地自治体は、この線量を踏まえ、三
月十八日までに地域防災計画を策定する。ただ、自治体から避難基準はもっと厳
しくすべきだとの声がある中、見切り発車で決めた面は否めない。
避難基準は、国際原子力機関(IAEA)の値より二倍厳しく設定されたが、自
治体や専門家から「値が高すぎ、住民の理解は得られない」との異論も根強い。
毎時0.02ミリシーベルト(20マイクロシーベルト)を測定すれば、その地域で作
られた飲食物を食べることを制限し、一週間以内に避難する。
一方、原発の新しい安全基準を検討する別の専門家チームは、炉心溶融や航空
機テロが起きることを想定し、配管の多重化や外部からも原子炉の冷却を続けら
れる施設整備などを柱とした骨子素案で基本的に合意。(後略)
(2013/1/22東京新聞より抜粋)
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┗■4.テント日誌1/20(日) 経産省前テントひろば―497日目
| 各地にホットスポットができちゃったのだ
└──── (I.K)、(K.M)
雲ひとつなく晴れた朝、でも冷たい風が頬を打つ。テントに着いたら関西から
戻って来たSさんがギターの弾き語りをしていてちょっと暖かい気分になった。
その隣では完全防寒したKさんが静岡でわさびを作っていたという方と談笑して
いた。わさびも放射能汚染されて農家は大変だとのこと。
11時過ぎにカメラを持った人たちが訪れテントの写真を撮っていった。写真研
究会のメンバーだそうでワークショップのテーマが「霞ヶ関」とのこと。参加者
のお一人上尾にお住まいだと言う女性が子供に食べさせるものに苦労していると
話して行かれた。各地にホットスポットが出来ちゃったのですね。テントのこと
広めて頂けたらと皆さんにチラシをお渡しした。彼らが去った後、丸の内警察の
車が来たので「右翼の来襲?」と思ったら、通りがかった子供連れの方のテント
前で写真を撮られたという通報があったらしい。私たちが撮ったのでなく写真同
好会の人たちが撮ったことをお伝えしたらすぐ帰っていった。
座り込みながらの話題はやはり安倍政権の事、脱原発、憲法改悪阻止には参議
院選が大事だなどなど…。
午後にはSさんとFさんがテント前でデュエットを楽しませてくれたが、2時
半ごろには楽譜が飛ばされるほどの強い風に堪えられず、外にいられなくなって
皆テントの中に避難!(I.K)
土曜に新宿西口で経産省前テントひろばのカラーチラシを撒いているとテント
に関心を示して取りに来る通行人もいる。脱原発のための経産省前テントひろば
は24時間営業、世界中の人々が霞が関のテントに行けば原発の再稼働に反対する
仲間たちと会えると訪れてくれる。でもそのための維持管理も大変、特に冬の泊
り当番はなかなかきつい。
早くドイツのように脱原発を日本政府の政策にしてくれないかな!そうすれば、
テントひろばの24時間営業も泊まり当番も必要無くなり、規制委員会・規制庁の
沢山の小難しい検討チームや有識者会合も不要になり、地震・津波への怯えも小
さくなり、原発立地地域や周辺地域の防災計画も防災訓練も賛成・反対のいがみ
合いも必要が無くなり、日本から放射性廃棄物を生産して地球の総ての命を脅か
すことが無くなり、浜岡のように22mに及ぶ巨大な防潮堤を造るなど沢山の壮
大な無駄も必要なく、原発の輸出も止められ、電力会社は廃炉に専念できる。(K.M)
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