「安倍総理、国民を正しく怖がれ!」など-地震と原発事故情報
- 2013年 1月 23日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎
たんぽぽ舎です。【TMM:No1724】
2013年1月23日(水)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.原発を維持するためのCO2温暖化 (上)
東京大学が名誉毀損
東京地裁が詭弁判決
東京高裁が立証妨害
無理の目立つ落ち目の国策 槌田敦
★2.気温4度の寒さ。雪が残り凍てついた歩道。それでも人々は官邸前に
集まった。『安倍総理、国民を正しく怖がれ!』
首相官邸前抗議-1月18日(金)第39回
小川 治 (たんぽぽ舎ボランティア)
★3.イベントのご案内(問い合わせは主催者へお願いします)
<チェルノブイリと福島からの報告会>
★4.本の紹介
「脱原発の経済学」 熊本一規
柳田 真(たんぽぽ舎)
★5.ご案内
たんぽぽ舎24周年(25回総会) 2月22日(日)
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※1/24ワンコイン上映会にご参加を!
「~都知事選・衆議院選まとめ~これからの闘いに備えて疑問点を探る」
日 時:1月24日(木)19:00より
会 場:「スペースたんぽぽ」ダイナミックビル4F
参加費:500円
※1月25日(金)首相官邸前抗議行動(第39回)へ参加しよう
2013年3回目の官邸前抗議行動・25日(金)18時~20時
いますぐ原発ゼロに! 大飯原発を停止せよ。 真下に活断層あり
主催:首都圏反原発連合(たんぽぽ舎も参加・構成団体)
たんぽぽ舎も参加します。
午後1時~4時 ボランティアできる方、よろしく。
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┗■1.原発を維持するためのCO2温暖化 (上)
| 東京大学が名誉毀損
| 東京地裁が詭弁判決
| 東京高裁が立証妨害
| 無理の目立つ落ち目の国策
└──── 槌田敦
控訴人槌田敦は、東京高裁の立証妨害に抗議して、控訴を取り下げた。以下の
文章は東京高裁に提出した「控訴取下および理由書」である。
本日、第2回口頭弁論(2012.12.18)において、斎藤隆裁判長より被控訴人らに
対する当事者尋問申請の全面的不採用と結審の通告があった。東京高裁は、控訴
人の立証する権利を奪ったのである。
その結果高裁において新たな証拠は存在しないこととなり、高裁では「地裁判
決を全文引用する」という判決にすることが容易となった。もはや高裁には期待
できず、裁判を続けることは無意味となったので、控訴人は控訴を取り下げると
述べた。
日本の国民は三回の裁判を受ける権利があるとされているが、二審の高裁にお
いて新たな証拠を提出する権利を認めないのであれば、憲法第32条でいう国民の
裁判を受ける権利は著しく侵害され、この東京高裁による訴訟指揮によって日本
の三審制の形骸化は明白となった。したがって、このような決定をした東京高裁
に対し強く抗議する。
本件は、東京大学が、『地球温暖化懐疑論批判』と題する書籍を、文科省補助
金により作成して、これを各大学の事務を通して広範囲の関係のない教授にま
で無料配布したほか、希望する一般読者にも無料配布したことにより発生した
(2009年10月)。
本件書籍は、人為的CO2による温暖化に懐疑的または否定的な学者として原
告を筆頭に12名を挙げてこれを「懐疑論者」と名付け、その学説に9項目の悪意あ
る特徴を貼り付け、またその学説を否定する36個の論説をその執筆者氏名を明ら
かにすることなく並べた書籍である。
本件書籍が、執筆者氏名を明らかにした論文で構成される論文集として一般出
版社より発行されたものであれば学術論争であり、その内容に問題があっても名
誉棄損や学問の自由侵害とすることはない。
しかしながら、東京大学が直接、特定の学者の名前を挙げてこれに悪意ある特
徴を貼り付けたことは名誉毀損である。また東京大学が直接、執筆者氏名を伏せ
たまま、特定の学者の学説を否定的に論評することは、東京大学の権威とその出
版・配布の能力を考えれば議論に公平性がなく、学問の自由に対する侵害となる。
よって、原告槌田敦は、東京大学および東京大学前学長小宮山宏、学長濱田順
一、教授住明正、東北大学教授明日香壽川を被告として本件を提訴した(2009年12
月、11年4月)。
控訴人 槌田敦
次回に続く
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┗■2.気温4度の寒さ。雪が残り凍てついた歩道。それでも人々は官邸前に
| 集まった。『安倍総理、国民を正しく怖がれ!』
| 首相官邸前抗議-1月18日(金)第39回
└──── (小川 治 たんぽぽ舎ボランティア)
反原連スタッフの雪かきにも拘わらず、歩道には凍った雪が残り、気温は約
4度の寒さ。先週より少ないとはいえ、それでも首相官邸前に人々は集まった。
その熱いスピーチの要約を紹介したい。
○私たちは暴徒化もせず、整然と抗議を続けてきた。なのに、何だ!この警察
官の数は! 税金の無駄遣いだ。
○私は富岡町に住んでいた。あそこが安全だというのなら、まず議員が先に住
め! 現実を見てから国の方針を決めろ。
○安倍総理! 自分がしたくないことを人にやらせるな!
○日本を取り戻すというが、安倍総理! あなたにできるのか! もう二度と
自民党のせいで何も失いたくない。腹痛ではなく、エネルギー政策転換で名
を残せ。
自作のプラカードを掲げ、歩きながらアピールする人たちが毎週いる。秀抜(?)
な作品を紹介。(記憶が不正確なのはご容赦)
○「いや~ん、嫌い。原発・・・・・」
ついのけぞってしまったが、みんなの主張の独創性・多様性には頭がさがる。
目の前を男子高校生(制服姿)がシュプレヒコールをあげながら歩いていった。
そして、私から一言。『安倍総理、国民を正しく怖がれ!』
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┗■3.イベントのご案内(問い合わせは主催者へお願いします)
| <チェルノブイリと福島からの報告会>
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2013年1月26日(土) 13時~16時(開場12時半)
堀切教会にて (葛飾区堀切3-30 黎明保育園内)
参加費500円 (京成線・堀切菖蒲園駅 下車徒歩約15分)
(1) チェルノブイリ調査ツアー報告…青山晴江
(動画を見ながら、2・4号炉、廃村、小児ガン病棟、
移住村、小学校の健康調査など報告します。)
(2) 福島からの報告… 黒田節子
(3・11以降の過酷な福島の状況と、この1年10ヶ月の
福島の女たちの闘いを報告します。)
(3) 語り合いの時間
葛飾区在住のシンガー・李政美さん、詩人の
石川逸子さん、友情参加予定です。
主催…かつしか人権ネット 問い合わせ・09053955563(石岡)
09084552512(青山)
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┗■4.本の紹介
| 「脱原発の経済学」 熊本一規
└──── 柳田 真(たんぽぽ舎)
第1章:電力自由化と発送電分離は必要か
第2章:「原発の電気が一番安い」は本当か
第3章:原発は地域社会を破壊する
第4章:原発社会を如何に創るか
付論:水車が語る農村盛衰史
福島原発事故によって放射能が垂れ流され続け、人びとが放射線被害のモルモッ
トになっているような事態は、人類史上初めてのことである。脱原発すべきか否
か。脱原発を選ぶとしたら、それをいかに進めるのがよいか。この問いは、今や
すべての人びとにとって差し迫った問題として問われている。
本書は、原発の電気がいかに高く、いかに電力が余っているか、いかに地域社会
を破壊してきたかを明らかにし、脱原発が必要かつ可能であることを経済学的観
点から提言する。
緑風出版 2200円+税→たんぽぽ舎でも扱っています。
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┗■5.ご案内
| たんぽぽ舎24周年(25回総会)2月22日(日)
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黒田節子さんが福島の実情と思いを語ります(原発いらない福島の女たち)
2月22日(日)にたんぽぽ舎が24周年の集い(25回総会を兼ねて)を行います。
どなたも参加できますのでご参加下さい。会員は是非参加下さい。
1部:たんぽぽ舎25回総会(経過・方針・財政・人事) 参加費 無料
2部:記念の話:黒田節子さん(原発いらない福島の女たち)
山崎久隆さん(たんぽぽ舎) 参加費 800円
3部:懇親、交流会―自由発言 参加費 2500円
(注)2部、3部両方参加は3000円(300円お得です)。
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【編集部より】
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