番組案内:「平塚らいてうと市川房枝」(NHK,1/27)
- 2013年 1月 27日
- 交流の広場
- ootomi akira電気代不払い運動
電気代不払いの歴史は案外古いものです。
田中内閣時代の1974年、東京電力から自民党への政治献金を問題視した市川房
枝参議院議員が批判を開始。全国から呼応する声が上がり、その中には電気代の
1円不払いもありました。
当時はオイルショックによる電気代の大幅値上げも重なり、消費者の怒りが高
まっていました。
国民全体からの激しい抗議にさらされた東京電力は、とうとう自民党への企業
献金の中止に追い込まれます。
このいきさつは、日経ビジネスオンラインの記事に詳しいです。
http://d.hatena.ne.jp/gyoutokumagma/20120314/1331686876
東電がどんなに大きな企業でも、収入源は一般市民。私たちが電気代不払いに
立ち上がれば、必ず原発再稼働は阻止できるはずです。
さて、市川房枝さんについてのドキュメンタリーが放送されます。どうぞご覧
下さい。
http://www.nhk.or.jp//nihonjin/schedule/0127.html
>
> NHK教育
>
> 『日本人は何を考えて来たのか』
> 第12回「「平塚らいてうと市川房枝」
>
> 放送日:1月27日
> 放送時間:午後10:00~午後11:30
> 「元始、女性は太陽であった」。雑誌「青鞜」で高らかに女権を宣言した平塚
> らいてう。彼女と共に、新婦人協会を設立し、婦人参政権の獲得を目指した市
> 川房枝。二人は戦争に向かう時代の激流に否応なく飲み込まれていく。「母性
> 主義」を掲げた平塚は国家による母子の保護を主張、市川は選挙粛正運動を進
> め太平洋戦争の総動員体制に協力していく。
> 敗戦後、最初の総選挙で女性に参政権が認められるが、市川は公職追放された。
> その後、追放解除となった市川は参議院議員として活躍。平塚と市川は手を携
> えて、再軍備反対と平和を訴えていった。
> 番組では、祖母が平塚らいてうの「青鞜」に影響を受けたという法政大学教授
> の田中優子さんが、ゆかりの人々を訪ね、女性解放運動の歩みをたどっていく。
>
> 【出演】田中優子(法政大学教授)、上野千鶴子(NPO法人ウィメンズアクシ
> ョンネットワーク理事長)、伊東敏恵アナウンサー
「ちきゅう座」に掲載された記事を転載される場合は、「ちきゅう座」からの転載であること、および著者名を必ず明記して下さい。