「4/1開催、前衆議院議員・川内博史さんの講演会から」など-地震と原発事故情報
- 2013年 4月 5日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎
たんぽぽ舎です。【TMM:No1797】
2013年4月5日(金) 地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.4/1開催、前衆議院議員・川内博史さんの講演会から
(木村雅英 再稼働阻止全国ネットワーク)
★2.ひとこと: 平和維持にも原発いらない (青森県むつ市 中村亮嗣)
★3.新聞・雑誌から
◇<危うい40年廃炉> 特別点検すれば最長20年延長
先行きがはっきりしない原発の40年制限、「例外」増える恐れ
(東京新聞 4月4日 一面から)
◇「口止め拒否で解雇」 作業員、労基署に申告 除染手当問題
(4月4日 朝日新聞朝刊より)
★4.メルマガ読者からイベント案内(問合せは主催者へお願いします)
◇4月13日(土)山崎久隆さん講演会「原発と軍事」
◇4月21日(日)チェルノブイリ原発事故から27年 集会とデモ(日比谷)
★5.たんぽぽ舎の様子
「テントを守ろう」新版・ハガキ(たんぽぽ舎 鈴木)
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┗■1.4/1開催、前衆議院議員・川内博史さんの講演会から
└────(木村雅英 再稼働阻止全国ネットワーク)
フクイチ1号機の非常用復水器(IC)に損傷があったのではないか?
フクイチ1号機の爆発は5階でなく4階ではないか?
東電も関電も真実を伝えない!
「再稼働阻止全国ネットワーク」が4月1日(月)夜にスペースたんぽぽで
開催した講演会に記者を含め50人以上が参加した。川内博史さんが「脱原発
に向けて真実を語る」と題して、フクイチ視察の生々しい報告をして東電・関
電の体質を糾弾した。
「事実をしっかり知る」ために3月13日と28日の2回も5mSvを超える
放射能を浴びながらフクイチ1号炉を視察した川内さんは、13日のビデオ撮
影をした東電社員に写っていることをモニターなどで何度も確認してあったの
に結果が真っ暗であったこととともに、爆発は発表された5階でなく4階で起
こった可能性大であり、B系の水位が東電発表(85%)と異なって100%
であったことなどから、フクイチ1号機の非常用復水器(IC)は地震で配管損
傷があった疑いが一層強くなったと驚きの報告。
また、入手した保安院や電力会社の資料を参照しながら、東電が事故直後の
警報記録などを印字できなかったことに関して、アラームタイパーの補助記憶
が無いのは、全国の発電所で福島第一発電のみであり、電子的記録が残ってい
ないのは不可解であることを明らかにした。
さらに、関西電力の昨年夏前の電力需給見通しでは、水力発電供給力を約1
割小さく評価して電力不足を強調していた、電力需要予測で3.11後の「国民」
の節電への意識変化を盛り込まないで過大評価していた、従って本当は昨年7
月に大飯を再稼働しなくても電気は足りた、原発が無くても電力は足りている
と断言できると語った。
32ページに及ぶ資料を参照しながら、ホワイトボードに図を描きながら、
熱く語った川内博史さんの講演は再稼働阻止全国ネットワークのHPから観られ
ます。是非ご覧願います。
http://saikadososhinet.sakura.ne.jp/ss/archives/2131
なお、4月5日(金)夜10時から、ニコニコ動画とUstreamで、福島第一原
発1号原子炉建屋撮影ビデオを川内博史さんの解説付きで放送されます。
東電以外の第三者が撮影した唯一の原子炉建屋の内部映像に注目しましょう。
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┗■2.ひとこと: 平和維持にも原発いらない
└────(青森県むつ市 中村亮嗣)
以前、伊方原発ニュースの中での記憶で、
「もし戦争になったら、敵はわが国の弱いところの原発を狙いますよ。
もし私が敵の立場であれば、原発を狙いますけどね」
に対して、
「私は今後、戦争は起こらないと思います」
とのやり取りがありました。
我が国の軍備をいくら増強しても、数カ所の原子力施設をいっせいに攻撃さ
れたらどんな防衛戦術をとっても防ぎようがありません。
例えば「北朝鮮」をいちおう敵国と見立てて、一挙に山の中に隠されている
砲台を壊滅させようとしても、つぶすことは不可能であり、逆にわが国でむき
出しになっている数カ所の原子力施設をめがけて通常ロケットを使って、いっ
せいにつぶすことは不可能ではないと思います。
「窮鼠猫をかむ」のたとえ通り、どんな戦術を用いても、ベトナム戦争を思
い出して、あんなちっぽけな国でつぎつぎとヨーロッパ系の軍、そして大国米
軍すら引き上げざるを得なかったことを思い出します。
かつて、天皇は「平和憲法を守り」、とあいさつしました。軍隊のない国が
27カ国もあることを知り、軍隊のない国に誇りをもって、平和を世界に広め
ていかなければならなくなってきたのです。
(週刊 新社会第819号[3月26日]より)
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┗■3.メルマガ読者からイベント案内(問合せは主催者へお願いします)
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◆山崎久隆さん講演会「原発と軍事」
足立・三反の会(反戦・反核・反差別を闘う足立の会)は、この度、原子力
発電と軍事がどのように関係しているのか、を山崎さんに講演していただき
ます。そこから、脱原発の運動と憲法改悪反対・反戦の運動の関係と現状を
考えていくきっかけになればと思います。皆様の参加をお待ちしております。
講師 山崎久隆(たんぽぽ舎副代表)
日時 4月13日(土) 18:00開場 18:30~20:30
場所 足立区生涯学習センター 研修室3
参加費 無料
主催 足立・三反の会(反戦・反核・反差別を闘う足立の会)
問合 矢内090-5208-2950
◆『チェルノブイリ・フクシマを忘れない!』
チェルノブイリ原発事故から27年 集会とデモ
日時 4月21日(日)開場 13時30分 集会開始14時
デモ出発16時30分
会場 日比谷コンベンションホール(日比谷図書文化館 地下1階)
(集会は資料代800円)
デモの集合場所 日比谷公園 中幸門
デモコース:中幸門から東電前を通り銀座へ(予定)
★再処理とめたい!首都圏市民のつどいの毎月定例デモは
このデモに合流します。
〈お話し〉フクシマの最新状況
武藤類子さん(ハイロアクション福島四十年実行委員会、福島原発告訴団
団長)
〈お話し〉柏崎刈羽原発は廃炉しかない
山口幸夫さん(柏崎刈羽原発の閉鎖を訴える科学者・技術者の会、原子力
資料情報室共同代表)
主催 原発とめよう!東京ネットワーク
東京都新宿区西早稲田1-9-19-207日本消費者連盟気付
連絡先 プルトニウムなんていらないよ!東京03-5225-7213(AIR内)/ 原子力
資料情報室 03-3357-3800/日本消費者連盟 03-5155-4765 /
たんぽぽ舎 03-3238-9035
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┗■4.新聞・雑誌から
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◆<危うい40年廃炉> 特別点検すれば最長20年延長
先行きがはっきりしない原発の40年制限、「例外」増える恐れ
(東京新聞 4月4日 一面から)
原発の運転期間を原則40年に制限する制度(40年廃炉)に関し、原子力規制員
会が3日、例外的に最大20年間の延長を認める場合の基準を明らかにした。原
子炉や建屋の健全性を、これまでより詳しく調べる「特別点検」を電力会社に
義務づけるという。ただ、老朽化で原子炉がどのくらいもろくなるかなど重要
な基準が固まっていない問題もあり、運用しだいでは制度が形骸化する恐れも
ある。(後略)
解説「原発の40年廃炉」:
2012年1月末、当時の民主党政権が原発への規制強化の目玉として、原発の
運転期間を40年とすることを表明した。細野豪志原発事故担当相(当時)は
「もともと原発の想定運転期間は40年」と述べたが、電力業界から「科学的
根拠が不明」など強い反発を受け、最大20年間延長できる例外規定も設けた。
12年6月に原子炉等規制法が改正された。今年7月までに延長認可の基準を
つくることになっている。
★関連情報:
塩谷喜雄・著『「原発事故報告書」の真実とウソ』182頁より
現在の電力供給システムでは、老朽原発をできるだけ長く稼働させれば、
儲けが大きくなる仕組みになっている。廃炉には膨大な費用がかかる。
廃炉を先延ばしにするだけで、相対的な利益はふくらむ。電力会社にとって
は老朽原発の稼働は、やめるにやめられない禁断の蜜なのである。
◆「口止め拒否で解雇」 作業員、労基署に申告 除染手当問題
(4月4日 朝日新聞朝刊より)
福島第一原発周辺の除染現場で働いていた岩手県の男性(50)が3日、税金
から1日1万円支払われる危険手当の不払いを隠すよう業者から強要され、拒
否すると解雇されたとして、いわき労働基準監督署に是正指導するよう申告し
た。同労基署は労働基準法違反の疑いもあるとみて調べる。
申告によると、男性は昨年10月、青森県の零細業者から福島県いわき市の
下請け業者に送られ、ゼネコンの前田建設工業などが受注する楢葉町で働いた。
青森県の業者から9千~1万円の日当だけを得ていた。今年2月、下請け社長
から危険手当の有無を確認する書類を示され、「もらっていると回答しないと
明日から仕事はない」とうそを強要された。拒むとその場で事実上の解雇を告
げられたという。このほか、下請けの同僚3人も手当不払いなどで是正を求め
た。
下請け社長は取材にうその強要を否定。手当は青森県の業者に支払い、男性
本人と業者から退職の申し出があったと説明した。ただ給料を払う会社と指揮
命令する会社が異なり、雇用が不安定になる違法な「偽装請負」の状態で男性
を働かせたうえ、手当を直接本人に支給しているように装う偽の雇用契約書に
サインさせたと認めた。(後略)
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┗■5.たんぽぽ舎の様子
│「テントを守ろう」新版・ハガキ 3枚組み200円
└────(たんぽぽ舎 鈴木)
さくら前線も通過し、これから暖かくなると思っていたら、冬に逆戻り。
冬物衣類を身にまとい、深夜の帰宅どきには、コートの襟を立てて北風に身ぐ
るみはぎとられないように身構えての二、三日には、ちょっと閉口。
はやく、春になればいいなぁ~
「テントを守ろう!」テントの強制撤去に反対! 全国各地から、経産大臣
などにハガキを出そうの運動は、原発反対、再稼働反対のシンボル的テントを
守りたい!熱い思いが駆り立てられ、全国から注文が続々!
安倍晋三首相・茂木敏充経産大臣・東京地裁(民事9部)あて、
3枚1組200円で、たんぽぽ舎・テントひろばで取り扱い中!
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【編集部より】
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