「再稼働阻止の正念場 今週も各地へ これからも目白押し」など-地震と原発事故情報
- 2013年 4月 21日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎
たんぽぽ舎です。【TMM:No1812】
2013年4月20日(土)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.再稼働阻止の正念場 今週も各地へ これからも目白押し
今週のたんぽぽ舎
★2.チェルノブイリ原発事故から27年 4/21(日)集会とデモ
原発とめよう!東京ネットワーク
★3.新聞・雑誌から5つ
. ◇汚染水 消えた600トン「計器の誤差」 東電、漏えい否定
(4月19日 茨城新聞より抜粋)
◇「ストップMOX」 「高浜」輸送 積み出しの仏で抗議活動
(4月16日 毎日新聞より抜粋)
◇ 高萩市、東電の電気料保留 (以下3点 4月18日 茨城新聞より抜粋)
◇ 宮城では震度5弱 原発は異常なし
◇ 三宅島で震度5強 3人けが、道路土砂崩れ
★4.明治公園での逮捕(3月9日)、私の経験について、今後のために報告します。
脱原発運動の今後に少しでも役立てば(連載その6) (多辺田 政弘)
四.東京地検での取り調べ――「不起訴・釈放」へ
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※25日(木)19時半から ワンコイン上映会 盛り沢山です
「フクシマ-最悪事故の陰に潜む真実」ほかフクシマ現地レポート
スペースたんぽぽ 参加費 500円
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┗■1.再稼働阻止の正念場 今週も各地へ これからも目白押し
└──── 今週のたんぽぽ舎
☆ たんぽぽ舎の運営委員会は、応援する人の参加も多く、活発な議論が展開し
ています。
○ 4月19日(金)は官邸前行動第51回目 今週もビラ・(テントを守ろう)ハ
ガキ等持って、少し寒い日で したがみんなで頑張りました。
○ 再稼働阻止の闘いが正念場です。たんぽぽ舎も参加している「再稼働阻止全
国ネットワーク」は大忙し。 14・15日は羽咋で全国集会。今週(20・21日)は
九州・川内へと飛び回っています。
○ 20日は世界で一番危険な場所にあるといわれている浜岡原発に反対している
「浜岡原発を考える静岡ネ ットワーク(浜ネット)」の総会。20・21日今年も
たんぽぽ舎からは静岡に応援に駆けつけています。
東海地震等で浜岡原発がこわれたら、東京にもあっという間に放射能が来ます。
※ 又、阻止ネットは、5月18・19日に、東京電力が再稼働を狙っている柏崎刈
羽原発の地元へバス2台でツアーです。地元と連携し、再稼働阻止に向け運動を
深めましょう。たんぽぽ舎で受付をしています。
スペースたんぽぽの学習会もいっぱい。もうすぐ2周年。頑張っています。
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┗■2. チェルノブイリ原発事故から27年 4/21(日)集会とデモ
└──── 原発とめよう!東京ネットワーク
チェルノブイリ事故(4月26日)の日の近くの休日に毎年開催しています。
チェルノブイリ・フクシマを忘れない!
会場 日比谷コンベンションホール
(日比谷公園内 日比谷図書文化館 地下1階)
開場 1時30分 集会開始 2時 ※資料代 800円
デモ出発 4時30分
集合場所 日比谷公園 中幸門
コース;中幸門から東電前を通り銀座へ鍛冶橋駐車場前で流れ解散(予定) (5
時過ぎに到着予定)
★再処理とめたい!首都圏市民のつどいの毎月定例デモはこのデモに合流します。
〈お話し〉
▼フクシマの最新状況
武藤 類子さん
(ハイロアクション福島四十年実行委員会・福島原発告訴団団長)
▼私たちは柏崎刈羽原発をどうしたいのか
山口 幸夫さん
(柏崎刈羽原発の閉鎖を訴える科学者・技術者の会/
原子力資料情報室共同代表)
福島第一原発の事故の真相が明らかでないのに、東京電力のもうひとつの柏崎刈
羽原発の再稼働はありえるだろうか。2007年中越沖地震の影響の審議の途中
で、3・11が起きた。地震と原発と電気使用文明と、あらためて考えたい。
主催 / 原発とめよう!東京ネットワーク
連 絡先:プルトニウムなんていらないよ!東京03-5225-7213(AIR内)/ 原子力資
料情報室 03-3357-3800/日本消費者連盟 03-5155-4765 /たんぽぽ舎 03-3238-
9035
住所 〒169-0051 東京都新宿区西早稲田1-9-19-207日本消費者連盟気付
郵便振替口座/「原発とめよう!東京ネットワーク」 00170-0-159426
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┗■3.新聞・雑誌から(5つ)
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◆汚染水 消えた600トン 「計器の誤差」 東電、漏えい否定
東京電力福島第一原発の地下貯水槽から水放射性物質に汚染された水が相次い
で漏れた問題で、東電は地下貯水槽にあった汚染水の総量を現在約2万3000トン
としているが、漏えいを最初に確認した直後に示した総量は約2万3600トンだっ
た。約600トンがどこかに消えたことになるが、東電は「計測機器の誤差の範囲」
と説明している。(中略)
土壌に流出した汚染水は、いつか海に流れ出る可能性もあるが、東電は2号か
らの正確な漏えい量すら、いまだに特定できていない。
地下貯水槽の汚染水漏れ
東京電力福島第一原発には地下貯水槽が7カ所あり、汚染水漏れが発覚するま
では、2,3号貯水槽に、原子炉の冷却により放射性物質に汚染された水をため
ていた。2号で漏えいが発覚後、3号、1号でも相次いで漏れが見つかり、東電
は汚染水の全量を地上タンクへ移し、以後は地下貯水槽を使わないことを決めた。
7カ所のうち4号には第一原発5,6号機の建屋に浸水した海水など約3000トン
が保管されているが、汚染レベルが低く、当面は貯水槽で保管する。
(4月19日 茨城新聞より抜粋)
◆「ストップMOX」 「高浜」輸送 積み出しの仏で抗議活動
フランスで再処理されたウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料が、専用
輸送船で福井県高浜町の高浜原発に輸送されるのを前に、積み出し港のある仏北
西部シェルブールや、パリのアレバ社前などで、環境保護団体のメンバーなどが
抗議活動を行った。MOX燃料は17日未明(日本時間同日午前)ごろから輸送船に
積み込まれると予想され、警察当局が警戒態勢を敷いている。(中略)
グリーンピース 「直ちに中止を」
MOX燃料の輸送について、グリーンピース・ジャパン(東京都新宿区)は「原発
再稼働のめどは立っていない。不要かつ危険な輸送は直ちに中止すべきだ」との
声明を出した。
(4月16日 毎日新聞より抜粋)
◆高萩市、東電の電気料保留
観光CM賠償拒否に対抗
東京電力福島第一原発事故に伴う損害賠償をめぐり、高萩市が東電から請求
された3月請求分(2月使用分)の電気料500万2343円の支払いを保留しているこ
とが17日、分かった。同市観光協会(会長・草間吉夫市長)が風評被害対策として
制作したテレビCMの請求に、東電が応じなかったためとしている。(後略)
(4月18日 茨城新聞より抜粋)
◆ 宮城では震度5弱 原発は異常なし
17日午後9時3分頃、宮城県で震度5弱の地震があった。気象庁によると、震源
地は宮城県沖で、震源の深さは約60キロ。地震の規模はマグニチュード(M)5・8
と推定される。
(後略) (4月18日 茨城新聞より抜粋)
◆三宅島で震度5強 3人けが、道路土砂崩れ
17日午後5時37分ごろ、伊豆諸島・三宅島(東京都)で震度5強の地震があった。
気象庁によると、震源地は三宅島近海で、震源の深さは約20キロ。地震の規模は
マグニチュード(M)6・2と推定される。同島では午前中から震度3などの地震が
相次いでいた。(後略)
(4月18日 茨城新聞より抜粋)
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┗■4.明治公園での逮捕(3月9日)、私の経験について、今後のために報告
│ します。脱原発運動の今後に少しでも役立てば・・・(連載その6)
└────(多辺田 政弘)
四.東京地検での取り調べ――「不起訴・釈放」へ
翌三月十一日の朝は東京地検へ送致され、取り調べがあった。
留置場の同室の二人の話では、地検に送致される時は、護送車に被疑者が一緒
に集団で乗せられて護送られ、地検の控えの大部屋に一緒に入れられ「木の固い
ベンチ」に並べさせられ、検事に呼ばれるまでじっと黙って待ち、自分が取り調
べが終わっても、最後の一人が終わるまで控えの部屋で待ち、夕方五時ごろに、
また集団で護送される、ということだった。
「この待ち時間が長く、かなりキツイ」と話していた。ただし、稀に「単独」送
致というのがあって、それは地検の取り調べ時間に合わせて送迎護送されるので、
あれは待ち時間が少なくて楽だと話していた。
九時ごろ、地検へ護送される者の番号が次々に呼ばれたが、私は呼ばれなかっ
た。聞くと、何やら「単独送致」ということで暫く待つように言われた。同室の
「六法君」が「いいなあ、早く帰れますよ」と羨ましがった。「親分」と「六法
君」は今日は地検に呼ばれる日ではない。
九時半ごろに、私は迎えに来た四谷署の三人の警察官に付き添われて小さな護
送車で湾岸署を出て東京地検に護送された。天気が良く途中大きな観覧車が見え
た。
東京地検の内部(地下?)は、白いコンクリートの部屋が四角い廊下の左右に
びっしりと詰まった「巨大な(四角い)蜂の巣」を思わせる監獄のようだった。
入口の所で、手錠・腰紐を掛けられ数珠繋ぎにされた十人近くの集団が並ばされ
て点呼を取られていた。なんとも家畜のような扱いだった。
「単独送致」の部屋は、その「巨大な四角い蜂の巣」のなかの一つの「小さな
巣穴」のようなものだった。ガラス張りの部屋で廊下を挟んで左右に並んでいた。
到着したのは十時過ぎ頃だった。部屋の中は個室列車(コンパートメント)のよ
うに木の長椅子が向い合って並び、その奥に上半分ガラス張りのトイレと手洗い
になっていた。それは留置場の部屋とほぼ同じ構造になっていた。四谷署員の一
人が私の横に、もう一人が前に、そしてもう一人が廊下の椅子に座って、私が検
事に呼び出されるのを待った。「ここで待たされるのが長いんだ」と私の横に座
った四谷署員がぼそりと言って、じっと目をつぶって座っていた。
そう言われてみれば、警察では何事も「待たせる」ということが平気になって
いて、恐ろしく時間に鈍感過ぎる、と思った。接見の弁護士さんや家族には情報
を与えず延々と何時間でも平気で待たせる。あんなにも人を待たせることに鈍感
になっているのは、警察官自身が警察内部で何も考えずにひたすら上からの指令
を待つことに日常的に馴らされているからなのだろう、とその時思った。そう言
えば、日本の官僚制システムとは、この「人間(他人)への鈍感さ」(つまり
「人権感覚の無さ」=「思いやりのなさ」)によって上から下まで習慣化されて
いる「鈍感なシステマチックな世界」なのだということに改めて思い至った。
(つづく)
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