「金曜デモ 大飯原発止めて (4月20日東京新聞より抜粋)」など-地震と原発事故情報
- 2013年 4月 23日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎
たんぽぽ舎です。【TMM:No1814】
2013年4月23日(火)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.再稼働阻止ネットワーク-石川羽咋合宿に参加して (上)
30キロ圏は被害地元であると同時に拒否地元である
斎藤なぎさ(たんぽぽ舎ボランティア)
★2.金曜デモ 大飯原発止めて (4月20日東京新聞より抜粋)
★3.メールマガジン読者からのイベント案内(問い合わせは主催者へ)
◆6/8『武藤類子さん講演会「福島はいま」』
主催 武藤類子さんを練馬に呼ぶ会
★4.新聞・雑誌より4つ
◆浜岡原発 再稼働反対の2市長再選 (4月23日日刊ゲンダイより)
◆貯水池水漏れ 6年で井戸地下水汚染
福島第一試算 東電対策またピンチ (4月20日東京新聞より抜粋)
◆「食の安心」なぜ奪う 政府新指針 放射能検査縮小へ
昨年度50ベクレル以下「対象外」 まだ2年…消費者困惑
(4月21日東京新聞「こちら特報部」より抜粋)
◆規制委に疑問の声 敦賀「活断層」結論足踏み 専門家意見一致4カ月
(4月21日東京新聞より抜粋)
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※4/27学習会にご参加を!
槌田ゼミ「徹底解析福島原発事故 第12回 福島原発の欠陥機器と業務上過失
~広島での物理学会の報告と併せて~」
日 時:4月27日(土)18時より
会 場:「スペースたんぽぽ」ダイナミックビル4F
参加費:800円
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┗■1.再稼働阻止ネットワーク-石川羽咋合宿に参加して (上)
| 30キロ圏は被害地元であると同時に拒否地元である
└──── 斎藤なぎさ(たんぽぽ舎ボランティア)
羽咋(はくい)合宿は、70名が参加し、一日目に集会、二日目に集会、志賀原発
と団結小屋の見学、志賀町内へのビラ配布という日程で行われた。
まずは、福島県郡山市の橋本あきさんの報告。「『福イチ事件』による放射能
汚染地域にいまだ多くの人が住んでいる。除染が行われてもずさんで、作業する
人も危機意識がない」と嘆いた。また、福島県南相馬市から避難した青田恵子さ
んの「拝啓東京電力様」という方言による詩を、近藤容人さんの依頼で朗読した。
「おめぇらのやっていることは ヒットラーと なんもかわんねぇ」、
福島に「オッカアと子と孫つれて住んでみたらよかっぺ。」、
「鼻血が どどうっと出て のどさ グリグリできっかもしにぇな」。
これは詩の一部であるが、全編、東電への辛辣な批判で埋め尽くされている。
橋本さんは「東京地検は今すぐ東電を強制捜査すべし」と述べた。金沢に避難し
ている浅田正文さんも、「原子力マフィア」の圧力で、検察はなかなか強制捜査
をしない、と批判した。
この後、各原発現地からの報告が続く。
泊原発現地から。「署名、請願、デモとやるべきことはやったが、この先どう
やってやれば良いのか、知恵を借りたい」と吐露。
東海第二原発現地から。新しい運動が出てきた一方で、村民意識の調査結果を
見ると、自民党が圧勝した選挙後には、原発を容認する人が増えて「厳しい状況
だ」と述べた。
柏崎刈羽原発現地(近藤容人さん)から。3月23日に行われた原子力防災訓練
を次のように批判した。第一に、爆発などの最悪の事態を想定していない。第二
に、隠ぺい体質の東電がタイムリーに避難の通報を行うとは考えられない。そも
そも震度6強の地震は、県全体がパニックになっており、避難完了の時刻や帰還
終了の時刻を出せるものではない。こんな文は絶対認めない、と語気を強めた。
福井の原発現地から。県の防災対策で質問状を提出すると「国に調整してもら
っている」とでたらめな回答がくると憤った。
原発推進側が、原子力防災訓練で、被害を矮小化しようと画策し、また国と県
でその責任を押し付けあう構図がみてとれる。
浜岡原発現地から。南海トラフの地震などが起これば、国道一号、東名高速、
新東名高速、東海道本線、東海道新幹線と5つの路線がダメになり、日本が分断
される。「逃げられるのか」ということを争点に闘っていく、と語った。
(上・下2回に分けて報告します)
☆「再稼働はこれで止める」-脱原発九州住民合宿が4月20日(土)から21日(日)、
九州鹿児島県内で開かれて、「再稼働阻止全国ネットワーク」から柳田ら4人が
参加した。その報告を次号で掲載予定。(柳田 真)
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┗■2.金曜デモ 大飯原発止めて
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脱原発を求める金曜日恒例の抗議活動が19日夜、東京・永田町の首相官邸前や
国会周辺で実施された。
国内で唯一運転中の関西電力大飯原発3,4号機(福井県おおい町)をめぐり、
同日、新規制基準に照らして安全性を確認する原子力規制委員会の初会合が開か
れたほか、16日には運転停止の仮処分を求めた住民らの申し立てを大阪地裁が却
下したばかり。
デモの参加者からは「国民を守れない司法はいらない」「地震の前に大飯をす
ぐ止めろ」との声が上がった。(4月20日東京新聞より抜粋)
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┗■3.メールマガジン読者からのイベント案内(問い合わせは主催者へ)
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◆タイトル『武藤類子さん講演会「福島はいま」』
日 時 6月8日(土)午後 13:30開場 13:45開始
会 場 勤労福祉会館1階集会室
資料代 500円
主 催 武藤類子さんを練馬に呼ぶ会
連絡先 03(6760)9719 大島 E-mail nonukesnerima@gmail.com
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┗■4.新聞・雑誌より4つ
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◆浜岡原発 再稼働反対の2市長再選
「ミニ統一地方選」となった21日は、各地で首長選ラッシュとなった。名古屋
市長選では現職の河村たかし氏(64)が3選を果たしたが、中部電力浜岡原発の30
キロ圏内にある静岡県の掛川と袋井の市長選では「原発再稼働反対」の2市長が
当選した。
掛川市長選では即日開票の結果、現職の松井三郎氏(66)が、元職の戸塚進也氏
(73)を破り、再選。松井氏は「安全が確認できるまでは再稼働を認めない」との
立場を明確にしていた。戸塚氏は「原発を全面否定しない」としていた。袋井市
長選でも再稼働反対の現職の原田英之氏(70)が当選。30キロ圏内での浜岡原発再
稼働反対の市長選は焼津、菊川市と合わせ4市になった。(4月23日日刊ゲンダイより)
◆貯水池水漏れ 6年で井戸地下水汚染
福島第一試算 東電対策またピンチ
東京電力福島第一原発の地下貯水池から漏れた汚染水が、地下水によって拡散
し、6年後には、原子炉建屋に流入する地下水を減らすために掘られた井戸を汚
染する可能性のあることが19日、日本原子力研究開発機構が原子力規制委員会の
検討会に提出した試算結果で分かった。(中略)
そればかりか、10年後には、原発前の海も井戸の水と同程度の汚染になる可能
性もあるという。(中略)
検討会では、専門家が「地下水をくみ上げても汚染されているなら(海へは)流
せない。土壌汚染が100年単位で続くなら、汚れた土壌を調べて取り除くべきだ」
と指摘。(後略) (4月20日東京新聞より抜粋)
◆「食の安心」なぜ奪う 政府新指針 放射能検査縮小へ
昨年度50ベクレル以下「対象外」 まだ2年…消費者困惑
福島第一原発事故の前と後で、最も変わった日常が食品選びだ。新鮮かどうか
より、汚染がないかで判断しなければならない。支えになる食品の放射性セシウ
ム検査の規模が、都県によっては縮小される可能性が出てきた。国が重点検査対
象の品目を大幅に削減したためだ。消費者には不安と困惑が広がっている。(中略)
「風評被害助長する」
福島、東京など「従来通り」 埼玉、群馬は「頻度減らす」
17都県では、新指針に基づいて13年度の検査計画をまとめる。政府の指針では、
重点品目については具体的な検査方法や頻度などが定められているが、そのほか
の品目は各都県の判断にまかされている。各都県はそれぞれどう判断したのか。(中略)
例えば茨城では、重点品目とされたのは水産物や野生キノコ、茶などで、野菜
や果実類は「対象外」。だが「検査は消費者の安心を担保するもの。減らすこと
はできない」と県産地振興課は話す。(中略)
「市場の不安が解消するまで検査は止められない」(秋田)という考えもある。
神奈川県農業振興課は「科学的な調査は最低もう1年の検査は欠かせない」と強
調。「事故直後より12年度の検出値は下がっているが、調べもしないで本年度も
下がるはずとは言えない。不検出が予想されても同じ検査を実施することが重要
だ」と話した。
一方、品目は維持するものの「検査頻度などを見直す」としたのは埼玉、群馬
など4県。(中略)
静岡も、産地ごとに3検体を調べていたお茶が重点品目ではなくなり、1検体
に減らす計画。そのため、検体数は7割ほどに縮小するという。
また「品目、検体数を当面は維持」とする岩手、宮城などの3県についても、
将来は縮小する可能性がある。(中略)
藤田さんと市民放射能測定所を運営する有機栽培農家の松岡尚孝さん(57)も
「放射性物質の落ち方は均一ではなくてまだら。畑の位置によってさえ違う。ま
だまだ分からないことの方が多いのに」と困惑する。(中略)
安倍晋三首相が施政方針演説で、風評被害防止を掲げたこととも無縁ではない
とみる。
「生産者に余計な検査はしなくてよいという無言の圧力を加えているような指
針。だが、風評被害を防ぐには、きめ細かい検査とデータの開示は欠かせない。
検査態勢の縮小こそが、風評被害を助長する」
(4月21日東京新聞「こちら特報部」より抜粋)
◆規制委に疑問の声 敦賀「活断層」結論足踏み 専門家意見一致4カ月
2号機直下に活断層あり-。原子力規制委員会から日本原子力発電敦賀原発
(福井県)の断層調査を頼まれた専門家チームが、意見の一致をみてから早4カ月
がたつ。24日に久々に評価会合が開かれるが、規制委は原電の反論を聴く場とし
て設定。報告書は決まりそうにない。チームの専門家からは、規制委の運営に疑
問の声が出始めている。(後略) (4月21日東京新聞より抜粋)
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