【報告】勿来発電所(福島県)焼却灰受け入れについて大分県廃棄物対策課との交渉
- 2013年 6月 5日
- 交流の広場
- 大地と子どもの未来を考える会焼却灰受け入れ問題
大分県廃棄物対策課と勿来発電所(福島県)焼却灰受け入れについて交渉しました。
大地と子どもの未来を考える会ブログより転載 http://earthchild311.blogspot.jp/2013/06/blog-post.html
参加者…佐伯(課長)、佐藤(課長補佐)、池辺
平岩県議、奥田臼杵市議、森脇津久見市議、
古谷代表(津久見の海と山といのちを守る母の会)、
後藤(大地と子どもの未来を考える会代表)
日時…6月3日(月・昨日)13時半~14時半
場所…大分県議会県民クラブ控え室
まず、平岩県議が私たち命を育む親・大人としての心配・不安・不信などについて大まかに伝えてくださり、続いて森脇津久見市議による津久見市民としての具体的な質問、(事前に情報のやり取りをしていましたので)多くは先の6月1日(土)に行われました「福島県火力発電所からの焼却灰受け入れ問題についての緊急MTG」などでまとめた質問・要望・意見などと重なるものではありましたが、奥田市議、古谷代表の質問を経て、私からは、根拠になる具体的数値や情報の詳細とより新しい状況を、そして何より至上最悪の原発事故後3年目と日々向き合う皆さんのますます厳しい現状と、年々深刻さ増す心痛とを補足させていただきました。皆さん大変神妙に、じっくり聞いてくださり、流石に去年の今年ですので、内容は内部被曝についてもほぼ理解していただくことができました。
今回は、昨年の「一般廃棄物」としてのガレキ受け入れの時とは県の立場は大きく異なり、必要に応じた能動的な現地立入調査や放射能関連の検査ができている(大分県ならではの県外からの産業廃棄物受け入れについてのH18年施行条例により)ということもあり、廃棄物対策課の方々は、今後も更に真摯に対応してくださる旨、約束してくださいました。また、「(北九州市や他県にあったような)対応や隠蔽のようなことはしませんから、私たちに入りにくい情報がまたありましたら教えてください。(電話対応に追われて日常の業務に支障が出ておりますので、できればあの…まとめていただけると助かります(≧人≦) )」とのことです。
今後につきましては、(詳細はここには書けませんが)これまで学んだことを踏まえた上で、先の話し合いでの具体策を含めた対応を、津久見の市議さん方を中心に一緒に慎重に進めていくための連絡会議を持つ予定です。
問い合わせ、新しい情報、ご協力いただけることなどございましたら、本会まで電話番号などの連絡先を添えてご連絡下さいませ。折り返しお電話いたします。
メールは、earthchild311@gmail.com
以上、よろしくお願い申し上げます。
大地と子どもの未来を考える会 代表 後藤久美子
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