6/13 中野アソシエ講座、育鵬社教科書「東条内閣が開戦を決断した」!?
- 2013年 6月 12日
- 催し物案内
- 増田都子
皆様
こんばんは。増田です。 以下、件名、中野アソシエ近現代史講座のお知らせです。BCCでお送りしていますので、重複・長文、ご容赦を!
台風がどうなるか、心配ですが、御都合のつく方は、どうぞ、おいでください!
●日時: 6月13日(木)19時~21時
●テーマ:「日本は、アメリカに追い詰められて戦争をしたのか?」
育鵬社教科書は「東条内閣が、開戦を決断した」と書いているが…
●内容:
真珠湾攻撃に至る経緯…どういう人たちが、どのような経過をたどって、あの、膨大な犠牲者をだした、無謀な対英米戦争に国民を引きずり込んでいったのか?…について、当時の史料を基に考えて行きます。
育鵬社歴史教科書は、東条内閣=東条英機と彼の閣僚たちが、対英米戦争の開戦を決断した、と明記していますが、外国との戦争開始について、当時は、内閣が決定する権限をもっていたのでしょうか?
他の教科書はどう書いているのでしょうか?
帝国書院は「(アメリカとの)交渉が決裂し、日本はアメリカと戦う姿勢をかためました。1941年12月8日、日本軍は…」
教育出版は「日米交渉がつづけられましたが、うまく行かず、日本はアメリカとの戦争にふみ切っていきました。1941年10月、陸軍大臣の東条英機が首相になりました。そして、12月8日、日本陸軍は…」
「日本は…戦う姿勢をかためました。」??? 「日本は…戦争にふみ切っていきました」??? 「日本」って???
さて、これで、中学生たちは、「なぜ、どのようにして、どういう人たちが、対英米戦争を決定したのか」理解できるでしょうか? 文科省検定済の中学生の歴史教科書には、何が書いて無いのでしょうか?
●場所 変革のアソシエ事務所
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