「再稼働の嵐に立ち向かうためオキュパイ大飯1周年行動へ参加を!」など-地震と原発事故情報
- 2013年 6月 22日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎
たんぽぽ舎です。【TMM:No1876】
2013年6月21日(金)その2 地震と原発事故情報-
4つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.再稼働の嵐に立ち向かうためオキュパイ大飯1周年行動へ参加を!
費用を1万円へ値下げしました
再稼働推進のための規制基準を糾弾しよう!
大飯原発を停止せよ! 高浜原発の再稼働阻止!
八木健彦(再稼働阻止・全国ネットワーク)
★2.原子力規制委、新規制基準を決定。7月8日前倒し施行へ
今こそ再稼働反対の行動を! 伊方集会や大飯行動(バス)に参加しよう
小川正治(再稼働阻止・全国ネットワーク)
★3.広瀬隆が提言「敦賀の次に廃炉にすべき原発は…」
愛媛県の伊方原発は南海トラフ地震による甚大な津波被害
プラス「中央構造線」のほぼ真上にある原発
★4.放射能汚染を軽く見せるペテン (上)
除染して遮蔽板設置 3~5割低く出る測定値
「モニタリングポスト」というごまかし
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※6月24日(月)連続学習会第1回にご参加を!
原子力規制委員会の新基準の欺瞞を撃つ(その1)
このままでは原発大事故を免れない!
日 時:6月24日(月)19時より21時
お 話:山崎久隆さん(たんぽぽ舎)
会 場:「スペースたんぽぽ」ダイナミックビル4F
参加費:800円
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※本日、先に発信した【TMM:No1875】の2行目の日付が
6月20日(金)でした。6月21日(金)に訂正致します。
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┗■1.再稼働の嵐に立ち向かうためオキュパイ大飯1周年行動へ参加を!
│ 費用を1万円へ値下げしました
│ 再稼働推進のための規制基準を糾弾しよう!
│ 大飯原発を停止せよ! 高浜原発の再稼働阻止!
└──── 八木健彦(再稼働阻止・全国ネットワーク)
★オキュパイ大飯1周年行動 バスツアー 参加費1人10,000円
行程:6月29日(土)午前8時集合 新宿駅西口スバルビル前
(遅刻厳禁でお願いします)
午前8時15分出発 →(夜)小浜市・明通寺 着
この日は小浜市明通寺(貫主・中嶌哲演)において前夜祭
*音楽祭&講演会 *屋台と市場 (宿泊:明通寺もしくは民宿)
6月30日(日)午前:全国交流会、13時半~全国集会(大島公民館)
集会後、大飯原発ゲート前へむけてデモ → 帰京22時ごろ新宿着
費用:10,000円(バス代+宿泊費・朝食付き)
(当初16,000円の予定でしたが、この行動へ多くのカンパが寄せられ、
1人10,000円で行けるようになりました。当日お支払い下さい。)
★問い合わせ・申し込みは、電話・FAX・メールで受け付けています。
氏名・生年月日・住所・連絡先(携帯・自宅)をお知らせください。
生年月日は、参加者全員が「国内旅行傷害保険」に加入するため必ず必要です。
申し込み先:電話 070-6650-5549「再稼働阻止・全国ネットワーク事務局」
または、090-1791-1105(八木)
FAX 03-3238-0797(たんぽぽ舎気付)
メール sa-fu-3@jcom.home.ne.jp(八木)
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6月19日、規制委員会は新規制基準を決定した。それはフクイチの過酷事故
の原因究明や反省と教訓を無視し、あたかも無かったかの如くする再稼働推進の
ための基準である。安倍政権と電力資本はそれを錦の御旗にして再稼働へと突き
進もうとしている。今こそ、再稼働阻止へ全国で起ち上がる時だ。
関西電力は大飯3・4号機を稼働し続け、それに続いて隣接する高浜原発3、
4号機の再稼働を目論み、7月中に再稼働を申請すると明言している。さらにM
OX燃料の使用を目論み、6月27日にフランスからのMOX燃料の搬入を策動
している。
私たちは忘れない! 一年前の大飯原発ゲートでの36時間にわたる闘いを。
再稼働を阻止し、脱原発を実現していく新しい闘いはそこから始まった。
一年後の今、再度大飯原発の前に立とう!全国で唯一稼働している大飯原発を止
め、稼働原発ゼロを実現するために。
そして今秋から始まろうとする原発再稼働を全国の力で阻止していくために。
一年前の闘いをいま一度思い起こし、今からの闘いの力としていこう。
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┗■2.原子力規制委、新規制基準を決定。7月8日前倒し施行へ
| 今こそ再稼働反対の行動を!
| 伊方集会や大飯行動(バス)に参加しよう
└──── 小川正治(再稼働阻止・全国ネットワーク)
原子力規制委は、新安全基準を6月19日の定例会で決めた。閣議決定を経て、
7月8日に前倒し施行をはかるという。「5年かけてもおかしくない内容」と更
田豊志委員が言っていた基準策定を、昨年11月の第1回検討会から僅か7ヶ月で
終わらせた。早期再稼働を至上目的とする新基準の策定。市民への説明会も公聴
会も一切開かず、形式的なパブコメでお茶を濁し、本質的な「安全」論議を避け、
設計基準の根本的な再検討には手をつけず、過酷事故対策を付加しただけで、し
かもフィルター付ベントなどの施設の5年間設置猶予を伊方・川内などの加圧水
型軽水炉(PWR)に認めながら、「国際的にみてもきちんとした水準の基準が
出来た」と田中委員長のこの日の発言。国内外の人びとを全く欺くものだと言わ
ざるをえない。
この委員会には「再稼働阻止全国ネットワーク」や「原子力規制を監視する市
民の会」などの約25名が傍聴。係員の制止をはねのけて、拙速な基準決定に異議
をとなえるとともに「福島事故の原因究明が先」「大飯を停めて」と強く訴えた。
また会議終了後規制庁前で、強風の中、新基準決定糾弾の抗議行動を約30名で行
った。
この会議時「東電緊急記者会見:福1地下水から高濃度ストロンチウム検出」
のウエーブ情報が飛び交い、急遽本件の報告と対応が議題にあげられた。5月31
日に検出されたのもが約20日後のこの日の公表は、新基準決定に影響を与えない
よう意図的に遅らせたものだと思わざるをえない。また6月20日大飯原発の運転
継続も実質的に容認し、近く正式決定という。
『「第1号」伊方・川内が有力 電力、申請急ぐ』」と20日の日経報道。いよ
いよ再稼働の嵐である。一方、「防災計画や避難訓練は、全く実効性をもたない
机上の作文にすぎない」と6月2日の国会正面前集会で、原発各地から口々に訴
えた。命の危機「福島事故の再来は必至で、逃げおおせない」とみんな叫んでい
る。そしていま、新基準の施行阻止、再稼働阻止、大飯の即時停止に向けた闘い
を全国立て横に結び付けて、一層進めることが求められている。
「緊急!伊方集会!」が6月23・24日「原発さよなら四国ネットワーク」主催
で行われる。首都圏のみならず九州・中国など全国各地から駆けつけ、語り合い、
ゲート前行動と町・県への申し入れを共に行う予定だ。
また「大飯1周年行動」が6月29・30日小浜明通寺(中嶌哲演住職)とおおい
町で、さらに「なくせ泊原発7・13岩内行動」が行われる。
東京でも7月1日(月)夕刻、再稼働阻止の討論集会を「スペースたんぽぽ」
(たんぽぽ舎の入っているビルの4F)で予定している。これらの行動に多く参加
して欲しい。
大飯には東京からバスツアー(バス代・宿泊費込1万円)も。
問い合わせは「再稼働阻止全国ネットワーク」(070-6650-5549)まで。
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┗■3.広瀬隆が提言「敦賀の次に廃炉にすべき原発は…」
| 愛媛県の伊方原発は南海トラフ地震による甚大な津波被害
| プラス「中央構造線」のほぼ真上にある原発
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福井県にある敦賀原発2号機(日本原子力発電)の「廃炉」が不可避となった。
原子力規制委員会の有識者会合が5月15日、原子炉建屋直下の断層を「活断層」
と断定する報告書をまとめたからだ。委員会は、ほかに五つの原発でも調査を進
めており、今後も「激震」が続くとみられている。
安全性の低い原発は、即刻淘汰(とうた)されなければならないが、次に廃炉
にすべき原発はどこか。作家の広瀬隆氏が緊急提言した。
大前提として、原子力規制委員会が「活断層と認めるか否か」を再稼働の基準
にしているのは、完全に的外れです。過去に起きた大地震のほぼ半分は、表出し
ている活断層ではなく、「未知の断層」が動いている。これは地震学の常識です。
活断層があれば論外ですが、活断層がなければ地震が起こらないなんて、地震学
のどこにも書かれていない。
それを前提としても、敦賀原発の次に廃炉にすべきなのは、愛媛県の伊方(い
かた)原発(四国電力)です。ここは、南海トラフ地震による甚大な津波被害が
想定されるうえに、日本列島を形成する過程で生まれた最大の活断層「中央構造
線」のほぼ真上にある原発なのです。南海トラフと連動して中央構造線も周期的
に動いており、いまは「ひずみ」がたまった危機なのです。この活断層が動いた
ら直下なので、ひとたまりもありません。
瀬戸内海に津波が入ってきたら、津波からの逃げ場もない。江戸時代に起こっ
た宝永地震では瀬戸内海に津波が押し寄せ、死者は2万人に及びました。現在の
人口なら、被害者は10万人以上でしょう。伊方原発は、次の再稼働候補のトップ
になっていますが、ただちに廃炉にすべきです。
もちろん、これ以外の原発も同様に廃炉にすべきです。日本列島にある断層は
すべて活断層であり、原発を立地して安全な場所など、どこにもないのです。
※週刊朝日 2013年5月31日号より
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┗■4.放射能汚染を軽く見せるペテン (上)
| 除染して遮蔽板設置 3~5割低く出る測定値
| 「モニタリングポスト」というごまかし
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『文部科学省が福島を中心に設置しているモニタリングポスト(以下「ポスト」
と略)が、実態よりもかなり低い測定値を示している、との不信がくすぶり続け
ている。「グリーンピース」や「市民と科学者の内部被曝問題研究会」は、昨年
11月、独自の調査結果を発表し、「政府による放射線測定は信頼できない」と結
論づけている。
計画的避難区域に指定された飯舘村の酪農家・長谷川健一さんは、継続的に村
内の放射線測定を続けており、「ポストの測定値は、汚染を過小評価し、賠償を
低くするための意図的ごまかしではないのか?」と不信を募らせている。
ポストへの不信は、あちこちで聞いた。「子ども福島」も独自で線量測定を始
めた。こんなすぐにばれてしまうようなごまかしが、いまだに続けられ、大手メ
ディアが全く報道しようとしないことに、むしろ驚いてしまう。放射線量ごまか
しの意図は何なのか? (編集部・山田)』
飯舘村での実測
5月30日の飯舘村役場の空間線量は、1・729μSv/時と発表されている。
モニタリングポストの測定値だ。同日、長谷川さんらが居住していた前田地区内
55戸の玄関先を測定すると、地上1mで平均2・80μSv/時、地上10cmだと平均
4・27μSv/時だったという。同地区のポストの測定値は、1・705μSv(実
測値2・73μSv)で、地区内実測線量の6割という低さだ。もはや機器の誤差と
は呼べない測定値のごまかしが、今も続けられている。
飯舘村の長谷川健一さんが、ポストの数値に疑問を持ち始めたのは、2011
年11月。村当局が線量計20台の貸し出しを始め、村民が自宅や周辺地域の線量を
測れるようになったためだ。村が購入した線量計で測定したところ、ポストの測
定値があまりに低いことに驚いた。村当局に説明を求めると、「グレイとシーベ
ルトの違い」などと説明したが、原子力安全委員会の指針で「1グレイ=1シー
ベルト」が示され、村当局の説明は、破綻した。長谷川さんは、村民に呼びかけ
て独自調査を始めた。
2012年3月には、京大原子炉実験所の今中哲二さんらが、事故1年後の線
量を測定するために来村したので、長谷川さんも同行。その際、村役場にあるモ
ニタリングポスト周辺の測定をお願いしたという。この時のポストの測定値は、
0・9μSv/時。同じ場所で、今中氏が持参したサーベイメーターで測定したと
ころ、1・0μSv/時。ポストは、約1割低い数値を示したという。
ところが、ポストから10m離れた場所で測定すると、2・4μSv/時と3倍近
くに跳ね上がり、さらに10m離れると3・0μSv/時だったという。この原因に
ついて長谷川さんは、「自衛隊と大成建設が、ポスト周辺を徹底的に除染をした
からだろう。土の入れ替えもやっていたので、ポスト周辺だけ極端に線量が下が
った」と語る。(中へつづく)
(人民新聞6月5日通関1483号より、了解を得て掲載)
上・中・下の3回に分けて掲載します。
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