「原発反対・山本太郎さん 参議院東京選挙区(定数5)表明!」など-地震と原発事故情報
- 2013年 6月 29日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎
たんぽぽ舎です。【TMM:No1885】
2013年6月29日(土)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.新しく作成『再稼働をやめよ! ハガキ』
3枚200円です。ぜひ広めて、みんなで出して下さい。
★2.原発反対・山本太郎さん 参議院東京選挙区(定数5)表明!
脱原発・反TPP・護憲で闘う。完全無所属
★3 「警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識」シリーズ <4>
「人造地震」の恐怖-1 地中への廃液処理で発生 その時、地下では
なにが起きていたのだろうか! 島村英紀(地震学者)
★4.新聞・雑誌より2つ
◆MOX燃料、高浜原発到着 震災後初の国内搬入
核燃サイクル、矛盾拡大(6月27日朝日新聞より抜粋)
◆核燃サイクル存続ありき 使用済み、処理迫られ MOX燃料搬入完了
(6月28日朝日新聞より抜粋)
★5.今週のたんぽぽ舎報告 再稼働阻止に向けて大車輪
坂東喜久恵(たんぽぽ舎)
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※7/1討論会ご参加を 再稼働阻止めざして-やってきたこと・状勢・方向
日 時:7月1日(月)18:30会場 19:00開会
会 場:「スペースたんぽぽ」ダイナミックビル4F 参加費:500円
主 催:再稼働阻止・全国ネットワーク
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┗■1.新しく作成『再稼働をやめよ! ハガキ』
| 3枚200円です。ぜひ広めて、みんなで出して下さい。
└──── (たんぽぽ舎)
◆ ハガキ本文です
原発の再稼働をやめよ!大事故を招くぞ!
―泊・大飯・高浜・伊方・川内原発の再稼働反対! ―
事故後2年以上経っても、福島第一原発事故の原因究明は出来ていません。放
射性汚染水の対策は進まず、廃炉の道筋も明らかでなく、除染後のゴミは公園な
どに山積み。
福島では、いまだに30万人の人びとが過酷な避難生活を強いられ、原発関連で
亡くなる人も後を絶ちません。未来をになう子どもたちは、放射能被曝にさらさ
れ続けています。このような深刻な事態の中で原発の再稼働は大惨事を準備する
ものです。原発・放射能の心配のない社会を望む国民の声に耳を傾け、再稼働は
絶対止めて下さい。他国にも被害をもたらす原発輸出も絶対反対!
《私の一言》
住所( ) 氏名( )
◆ 説明文の趣旨です-ハガキに付いています。
再稼働反対・再稼働やめよ!
ー安倍総理・経産大臣・電力会社へ抗議ハガキを出そう!ー
規制委員会が原発の規制基準(最低限の規制)を作り、7月8日から再稼働の申請
を受け付け、秋に再稼働の嵐がやってきます。今こそ再稼働反対!再稼働やめよ!
の声を大きくしましょう。
ハガキ3枚+抗議のあて先一覧表=1セット 200円
○《私の一言》欄にあなたの思いや意見を自由にお書き下さい。
○ 住所は都道府県と市町村を書くだけでも可。
◇抗議のあて先 (住所・電話)
・安倍晋三首相 ・茂木敏充経産大臣
・北海道電力・関西電力・四国電力・九州電力
☆問い合わせ先(主催)
たんぽぽ舎 03―3238―9035 FAX 03―3238―0797
テントひろば 070―6473―1947
反原発自治体議員・市民連盟 03―5211―7199(tel、FAX)
*郵送を御希望の方はたんぽぽ舎へ
郵便振込 00180-1-403856 たんぽぽ舎
送料は10セットまで100円
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┗■2.原発反対・山本太郎さん 参議院東京選挙区(定数5)表明!
| 脱原発・反TPP・護憲で闘う。完全無所属
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「山本太郎と大いに語る 南部集会」が6月11日に大田区で開催され、山本太郎
さんと講談師の神田香織さん、「原発被災者相双原告団」団長の國分富夫さんが
鼎談した。2 00人の聴衆を前に山本さんは、次のように述べつつ、参院東京選挙
区で立候補する態度を初めて公にした。
「ぼく自身、3.11で初めて気が付いた。原発問題はいろんな問題につながって
いると。生活保護では『水際作戦』が法制化されて、一番弱い人からチャンスを
奪った。働く人たちは過労死ラインをとっくに超えて働かされている。凄い国だ。
原発事故では子どもに柔らかな自然死を押し付けながら、まるで事故がなかった
かのようだ。政財界はこの国の未来をアキラメているようだ。凄い国だ。では、
何をなすべきか。まず全国の汚染地図を作り、皆がその危険性を認識すること。
ぼくはわかりやすいのはTPPだ。このままでは国民の生活は奪われ、日本は植民
地化される。この国を変えるには選挙しかない。だから参院選に出ます」。
山本太郎さんの出馬記者会見(6月14日)
6.11南部集会での態度表明を受け、山本さんは14日に出馬の記者会見をおこな
った。どこで「脱原発、反TPP、護憲の立場を表明。とりわけTPPによって脱原発
が危うくなること」を強調。「完全無所属」の立場も表明した。記者や出席者と
のやり取りでは、「政党・政治団体(生活の党、社民党、新社会党、緑の党など)
の支持をうけ入れるか」、「各地区に勝手連を結成していいか」の質問に、「そ
れはありがたい」と積極的に受け止める考えを示した。
各地で続々山本支援の勝手連はたあげ
山本太郎支援を決めた各地の団体・個人で勝手連が結成されています。
☆参院選は1人2票。地方区(東京選挙区)と比例区(昔の全国区)の両方へ投票=1
人2票を使う選挙制度
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┗■3.「警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識」シリーズ <4>
| 「人造地震」の恐怖-1 地中への廃液処理で発生
| その時、地下ではなにが起きていたのだろうか!
└──── 島村英紀(地震学者)
○人間が地震を起こすことがある。 そのことが最初に分かったのは1962年のこ
とだった。米国のコロラド州で放射性廃液の始末に困って、3670メートルもの深
い井戸を掘って捨てたときだった。米空軍が持つロッキー山脈兵器工場という軍
需工場の井戸である。すると、それまで地震がまったくなかったところに地震が
起きはじめたのだった。多くはM4以下の小さな地震だったが、なかにはM5を超え
る結構な大きさの地震まで起きた。生まれてから地震など感じたこともない住民
がびっくりして、地元では大きな騒ぎになった。工場では1963年9月末に廃棄を
止めてみた。すると、10月からは地震は急減したのだ。だが廃棄を続けないと工
場が困る。1年後の1964年9月に注入を再開したところ、地震が再発した。
そればかりではなかった。水の注入量を増やせば地震が増え、減らせば地震が
減った。1965年の半ばには注入量を増やし、最高では月に3万トンとそれまでの
最高に達したが、地震の数も月に約90回と、それまででいちばん多くなった。
量だけではなく、注入する圧力にも関係があった。圧力をかけずに自然に落下
させたり、最高70気圧の水圧をかけて圧入したりしたが、圧力をかければかける
ほど、地震の数が増えた。
このまま注入を続ければ、やがて被害を生むような大きな地震が起きないとも
限らない。このため、この廃液処理は1965年9月にストップせざるを得なかった。
○地震はどうなっただろう。11月のはじめには、地震はなくなってしまったのだ。
水を注入したことと、地震の発生の因果関係は明らかであった。地震の総数は約
700、うち有感地震は75回起きた。では、地下ではなにが起きていたのだろう。
岩の中でひずみがたまっているとき、水や液体は岩と岩の間の摩擦を小さくして
滑りやすくする、つまり地震を起こしやすくする働きをするのだ。いわば、地下
のエネルギーを解放する「引き金」を引いてしまったのである。
地下に入れた廃水は60万トンだった。震源は井戸から半径10キロの範囲に広が
り、震源の深さは10キロから20キロに及んだ。これは井戸の深さの数倍も深い。
震源が井戸より深かったのは、人間が入れた液体が岩盤の割れ目を伝わって深い
ところにまで達して、そこで地震の引き金を引いたのに違いない。あるいは、長
い列車の後ろを押すと、いちばん前までの全体が動くように、注入した水の圧力
が深くまで伝わったせいかもしれない。じつは人間が起こした地震は、その後、
世界各地で起きている。ダムやシェールガスの採掘も地震を起こすことが怖れら
れている。次回からはそれらを見てみよう。 (続く)
(出典:夕刊フジ2013年5月31日 5面より)
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┗■4.新聞・雑誌より2つ
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◆MOX燃料、高浜原発到着 震災後初の国内搬入
核燃サイクル、矛盾拡大
原発の使用済み核燃料を再処理して作られたプルトニウム・ウラン混合酸化物
(MOX)燃料を載せた輸送船が27日、フランスから関西電力高浜原発(福井県高
浜町)に到着した。国内への輸送は東京電力福島第一原発事故後初めて。関電は
原子力規制委員会から再稼働が認められれば、MOX燃料を使うプルサーマル発
電を再開する方針だ。
輸送船は27日午前7時頃、原発敷地内にある専用港に接岸した。長さ約6.2m、
重さ約100トンの金属製容器に入ったMOX燃料は、クレーンで陸揚げされ、ト
レーラーで燃料を貯蔵する建屋に運ばれる。関電によると、今回のMOX燃料は
3号機用。(中略)
関電は10年12月~12年2月に3号機でプルサーマル発電を実施した。今年7月
に再開を前提に3、4号機の再稼働を国に申請する方針だ。
核燃サイクル、矛盾拡大
《解説》 使用済み燃料を再処理した燃料が運び込まれてプルサーマルが再開
され、核燃料サイクル計画が再び動き出す。一度決めたら決して変わらない、日
本の原子力政策を象徴している。まるで、東京電力福島第一原発事故がなかった
かのようだ。
原子力を利用する国はかつて、プルトニウムが将来貴重な資源になると思い、
核燃料サイクルを進めてきた。しかし、再処理はコストが高く、核兵器の材料に
もなるプルトニウムは扱いが難しい。多くの国が再処理から撤退し、すでにある
プルトニウムをプルサーマルで使い切って捨てるのが最適と考えている。
(中略)
エネルギー政策の中で、原発、プルサーマル、再処理の位置づけを抜本的に見
直さないまますべてを動かそうとしている。問題が先送りされ、矛盾は大きくな
るばかりだ。
(6月27日朝日新聞夕刊より抜粋)
◆ 核燃サイクル存続ありき 使用済み、処理迫られ MOX燃料搬入完了
「3・11」後初めて、原発の使用済み核燃料を再処理した核燃料が27日、
関西電力高浜原発(福井県)に運び込まれた。原発を利用し続けるために、非現
実的な核燃料サイクル政策が推し進められ、経済的なメリットが薄いプルサーマ
ル発電が再開されようとしている。
「資源の乏しいわが国において、プルサーマルの推進は重要だ」
プルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料の搬入後、高浜原発で記者会
見した関電の水田仁・原子力事業本部副事業本部長はプルサーマルの意義を強調
した。
しかし、電力会社がプルサーマルに力を入れざるを得ない背景には、原発内の
プールにたまった使用済み核燃料の行き場を確保するためという側面が大きい。
青森県は、六ケ所村の再処理工場での受け入れ条件として、すべての使用済み
核燃料の再処理を挙げている。青森県が受け入れを拒否すれば、行き場がなくな
り原発が運転できなくなる。
(中略)
使用済み核燃料は減らせても、今度は核兵器の材料となるプルトニウムがフル
稼働で年約8トンできる。すでに再処理した44・3トンがあり、さらに増えれ
ば、海外からますます厳しい目を向けられる。
東京電力福島第一原発事故で、プルサーマルを計画通りに進めるのは難しい。
電力会社は使用済み核燃料の行き先に危機感を覚え、中間貯蔵施設の利用も考え
ている。関電は26日、施設設置のためのプロジェクトチームを新設した。
さらに、プルサーマル発電で使い終わった「使用済みMOX燃料」の取り扱い
も決まっていない。発熱量が多く取り扱いが難しい使用済みMOX燃料が、原発
内のプールにたまる。使用済みMOX燃料をさらに再処理する「第二再処理工場」
構想もあるが、海外にも本格的な例がなく、建設場所や時期も未定だ。
○費用対効果、隔たり大 事業費19兆円/できる燃料9000億円分
電力会社にとって、プルサーマルの経済的なメリットはあまりない。原発で使
い終えた核燃料をフランスに送って再処理し、MOX燃料として再び輸入するた
め、コストがかかるからだ。
財務省の貿易統計(輸出入の統計)によると、2010年に高浜原発に運ばれ
たMOX燃料は1本あたり8・8億円だった。これは通常使うウラン燃料の7~
8倍になるとみられる。
それでもプルサーマルにこだわるのは、核燃料サイクル政策を守るためだ。
この政策では、使用済み燃料のすべてを再処理してプルトニウムを取り出し、
ウランと混ぜてMOX燃料に加工する。これをプルサーマルで燃やす。
ところが、日本原燃が計画する再処理工場(青森県六ケ所村)は1997年に
できるはずだったのに、試運転が19回も失敗し、完成していない。フランスな
どのコスト高のMOX燃料を受け取るしかない。
問題はそれだけではない。そもそも核燃料サイクルそのものに巨額のコストが
かかるのだ。
(中略)
電気事業連合会の03年の試算では、日本原燃の再処理事業には40年間で1
9兆円かかる。ところが、これでできるMOX燃料は通常のウラン燃料の9千億
円分の量にしかならない。使用済み燃料から取り出せるプルトニウムは重さにし
て1%ほどに過ぎないからだ。
巨額のコストは電気料金に回される。立命館大の大島堅一教授(環境経済学)
は「核燃料サイクルに経済性はなく、つけを払わされるのは国民だ」と言う。
(6月28日朝日新聞より抜粋)
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┗■5.今週のたんぽぽ舎報告
| 再稼働阻止に向けて大車輪
└──── 坂東喜久恵(たんぽぽ舎)
懸念していたとおり、規制委員会はグスグスとなり、安倍政権・原子力ムラの
圧力と期待を一身に受け、 再稼働に向けひた走ろうと本格的にスタートを切っ
た。
そこで再稼働反対に向けたんぽぽ舎も、6月19日には規制委員会への傍聴、6月
23―24日は伊方原発現地・そして今日・29―30日は大飯原発現地へと、“再稼働
阻止全国ネットワーク”や“経産省前テント”と共に多くのメンバーが西に東に
六本木にと駆け回っています。(6月前半は泊・大間に)
24日の山崎久隆さんの学習会「規制委員会の新基準の欺瞞を撃つ(その1)」で
は、読んで検討すればするほど「ヒドーイ」内容が浮き上がってきています。
『欺されないぞ』
これからもしっかり検討し、問題点を明らかにしていこう。
政府・永田町が被災者を切り捨てにかかってきているのが次々明らかになって
きている。
私たちも正念場です。
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【編集部より】
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