「全インド民衆大会」連帯アピール団体賛同のお願い
- 2013年 7月 20日
- 交流の広場
- SATO Daisuke
★「原発反対 全インド民衆大会」への日本からの連帯アピール
団体賛同のお願い (重複ご容赦ください、転載・転送歓迎)
http://www18.ocn.ne.jp/~nnaf/123e.htm
7月13日午後11時すぎ、インド政府は南インドのタミル・ナドゥ
ー州にあるクダンクラム原発1号機の準備的稼働を開始し、臨界に
達しました。21世紀インドでの最初の新規原発稼働となります。つ
い最近、ロシア原発建設会社での汚職事件から、この原発で使用さ
れた資材が不適正な品との情報があり、人びとの怒りと反対運動は
高揚していました。フクシマ事故からさらに原発の危険を知った多
くのインドの人びとの反対を押し切っての暴挙です。
http://cndpindia.org/cndp-statement-on-koodankulam-reaching-criticality/
これに対して、現地の反対運動の人びとはウダイクマールさんを
中心として、7月15日に「運動700日達成」として大規模な集会と
「ダイイン」を繰り広げました。
https://fbcdn-sphotos-b-a.akamaihd.net/hphotos-ak-ash3/p480x480/58282_498721920205902_1290523531_n.jpg
商業運転は8月末からとされていますが、インドの人びとの怒り
は一段と燃え上がっています。7月25〜28日に、西インド・グジャ
ラート州の州都と原発建設計画地ミティビルディで、「原発反対
全インド民衆大会」(the People’s National Convention Against
Energy)が開催されます。 http://cndpindia.org/
広大なインドで点在していた反原発の運動団体が一堂に集まり、
「原発反対 インド民衆憲章」
(The People’s Charter Against Nuclear Energy)を採択し、
さらに現地の反原発運動を支援する行動も行います。
現在、サイト上では「憲章案」が、広く各団体や個人に閲覧でき
るようにされ、多くの意見を集め、最終的に「憲章」が確定すると
のことです。インドで反原発運動が一つになることは、画期的であ
り、「憲章」の内容も質の高いものです。
http://cndpindia.org/draft-the-peoples-charter-on-nuclear-energy/
クダンクラム原発運転開始に反対し、「原発反対 全インド民衆大会」
に連帯するアピールを送りましょう。大会では、主催者より英文にて
紹介・配布してもらうこととなっています。
どうかみなさま、下記の「連帯アピール」に
団体賛同をお願いいたします!
賛同団体は、24日16時まで募ります。「団体名(日本語)」「団体名
(英語またはローマ字)」「都道府県」をメールしてください。
→ sdaisuke@rice.ocn.ne.jp
「連帯アピール」呼びかけ発起人一同
(連絡先:ノーニュークス・アジアフォーラム・ジャパン)
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★「原発反対 全インド民衆大会」への日本からの連帯アピール
「原発反対 全インド民衆大会」に、日本から連帯し、「憲章」に
賛同するアピールを送ります。
日本メディアも、クダンクラム原発の「臨界」を報じました。私
たちは、インド政府が、クダンクラム周辺住民たちの強い反対運動、
そして多くのインドの人びとによる原発の危険性への告発を無視し
たことに抗議します。
クダンクラムのみなさんが700日に及ぶ長く激烈な闘いを続けて
こられたことに、心から敬意を表します。みなさんの勇気ある行動
が、福島原発事故後に日本で原発に反対する人々にどれだけ力を与
えてくれたことでしょう。クダンクラム原発反対運動は、核のない
世界に向けた歴史の中で、非暴力での粘り強い戦いとして、重要な
位置を占めています。たとえ稼働が開始されたとしても、クダンク
ラムの皆さんに対する私たちの連帯の思いは変わりません。あの反
人道的で危険な怪物を止める日は、きっと来ると信じます。その日
まで、私たちもあなたがたに恥じることがないよう、核のない世界
をめざして日本で全力を尽くします。
2011年3月11日のフクシマ原発事故では、約15万人の人びとが
避難を強いられ続け、廃炉への計画もできていません。しかし、日
本政府は停止中の原発の再稼働をめざし、さらに、原発の輸出を推
進しています。輸出対象国の一つがインドであり、「原発反対 全イ
ンド民衆大会」の開催地グジャラート州のミティビルディが候補地
です。
私たちは、ヒロシマ・ナガサキにおける戦争被爆国として、フク
シマ事故を発生させた国として、原発と核兵器に強く反対します。
そして、日本の海外への原発輸出、インドにおける原発推進にも強
い反対を表明します。
インドは、3.11以降も原発推進の政策を固持し、クダンクラム原
発の稼働により、フクシマ事故後に初めて原発を新設させました。
原発は「絶対的に安全」とする「ニセ安全神話」は、チェルノブイ
リ事故やフクシマ事故だけでなく世界各地の原発事故で、すでに崩
壊しています。
こうしたなか、広大なインドから原発に反対する多くの人が集う、
「原発反対 全インド民衆大会」の開催は、まさにインド民衆の反
原発運動を飛躍的に発展させるでしょう。
私たちはインド政府に対して、民衆の声を聞いて原発推進政策を
放棄することを求めます。クダンクラム原発の稼働中止とすべての
原発新設計画の断念を求めます。核のない世界を作るためにインド
が先頭に立つよう求めます。
私たちは今後、日本からインドへの原発輸出を止めるため努めます。
みなさんの大会が成功されるよう祈念します。そして、みなさん
が生活の場に戻られ、活力と工夫ある反原発運動を展開され、イン
ドが原発ゼロとなりますよう!
みなさんが「脱原発」の新しいインドを実現できるよう、日本の
私たちも共に闘います。
クダンクラム原発反対!
インド政府は、原発推進政策を放棄しろ!
2013年7月25日
以下、賛同団体名
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