9・11事件12周年を前に 2000人を突破! 再調査を求める建築・工学の専門家
- 2013年 9月 2日
- 時代をみる
- 9.11事件の真相再調査の要求童子丸開
※ 図表が多く使われていますが、もし指定されたリンクで図表表示がうまくいかないようなら、ぜひ次のサイトでお読みください。
http://bcndoujimaru.web.fc2.com/911evidence/more_than_2000_experts_have_signed.html
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9・11事件12周年を前に
2000人を突破!
再調査を求める建築・工学の専門家
【再び「偽の旗作戦」が】
世界を騙し続けて定期的に戦争をするしか生き延びるすべを持たない最悪の現代世界帝国が、再びその偽りと暴力と破壊の毒牙をシリアと中東全域に突き立てようとしています。仮に一時的に身を引いたとしても彼らは決してその意図を捨てようとしないでしょう。ベトナム戦争、湾岸戦争、バルカン戦争、アフガニスタン・イラク戦争と続く米国主導の戦争で、大嘘が公然と真実の顔をして喧伝されなかった例はありません。そしていま、自らの犯罪を他者に押し付けて難癖を付けるヤクザの論理が、再びまかり通ろうとしています。この、俗に「偽の旗(False Flag)作戦」と呼ばれる《でっち上げ+プロパガンダ+軍事作戦》のセットは昔からあるもので、我々の生きる時代では経済力・軍事力・情報力の全てに卓越した力量を残るこの現代帝国(およびその眷属国家群)が縦横に駆使し続けているものです。
(参照) ●ねつ造されたシリアの宗派間戦争
●シリアの化学兵器物語り:人道的大惨事を後押しした米=NATOの計画とは?
そして21世紀の一連の偽の旗作戦で、その「扇の要(かなめ)」は2001年9月11日のいわゆる9・11事件です。そしてその「要中の要(かなめちゅうのかなめ)」がニューヨーク世界貿易センター(WTC)ビル群の崩壊と言えます。しかし扇を束ねている要がそうであるように、この1箇所の解体がその作戦の全てを崩壊させる可能性を持ちます。
それは米国政府機関、および米国議会によるいわゆる「911委員会」によって、テロリストに乗っ取られた飛行機がツインタワーに激突した後に起こった火災によって崩壊した、と結論付けられています(激突によるショックが限定的であり崩壊に直接結びつくものではなかったことは公式・非公式の説の中で誰によっても認められている)。しかし、この公式の説明に納得できない建築と工学の専門家たちが、米国政府の影響力を受けない中立的な開かれた機関による、このWTCビル群の崩壊原因の再調査を強く求め、その要求署名が世界中から集まっています。そして、9・11事件12周年を迎える今年8月に、その人数が2000人を突破しました。建築や工学の専門家以外にも、他分野(物理学、化学、生物学、医学、心理学、法学、経済学など)の専門家、学生・院生、そして幅広い一般の社会人たちからも、もうじき18000人に届こうかという数の署名が寄せられています。次のサイトをご覧ください。
『Architects & Engineers for 9/11 Truth (AE911Truth) :9・11の真実を求める建築家とエンジニアたち』
HP:http://www.ae911truth.org/(英文サイト)
建築と工学の専門家たちによる署名:http://www.ae911truth.org/signatures/ae.html
2013年8月31日現在、2006人。
建築・工学以外の専門家、学生、一般人による署名:http://www.ae911truth.org/signatures/general.html
2013年8月31日現在、17571人。
決して勘違いしていただきたくないことがあります。その再調査要求の根拠は、「説」ではなく「事実」なのです。この点こそ、2001年に事件が発生してから現在に至るまで、ある人は何のことか理解できずに、ある人は理解するがゆえに意図的に、捻じ曲げ話をすり変え誤魔化し続けてきたものです。これについては付録【9・11事件の際立った特徴】をご覧ください。
しかし頭であれこれ考えるよりも、まず、WTCビル群崩壊の中で最もその事実が分かりやすいWTC第7ビルの事実をご確認いただきたいと思います。戦争プロパガンダの中で、「科学」の名において、どんな事実がどんなふうに覆い隠され捻じ曲げられ、どんなふうにでたらめな「結論」が作られていくのかの実例を、AE911Truthのメンバーであるデイヴィッド・チャンドラーが作成したビデオの中でご確認ください。
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再調査要求の専門家2000人突破を記念して、AE911Truthによる9・11事件調査の金字塔を再確認しよう
連作ビデオ『WTC7:NISTがついに自由落下を認める:1~3』
デイヴィッド・チャンドラー作
(WTC7: NIST Finally Admits Freefall by David Chandler)
※ このビデオ連作(1~3)は現在(2013年9月1日)は英語版のみだが、日本語字幕版をAE911Truthで準備中であり、9月中には公開できると思う。そのときには、「日本語字幕版」であることを明示してここで貼っているリンクを書き換える予定である。
ニューヨーク世界貿易センター(2001年当時)第7ビルは次のような形の、高さ186mの高層ビルだった。詳しいことは、『ツインタワーと第7ビルの基礎データ』の最後の部分をご覧いただきたい。それは飛行機の激突を受けておらず、2001年9月11日の午後5時20分ごろ、ツインタワー崩壊の約7時間後に、いきなり下の方から崩れ落ちて姿を消した。このビルが実際にどのように崩れ落ちたのかの様子は、ビデオ「9/11: Short WTC7 Video Compilation(1分07秒)に、多くの角度と方角から撮影された映像資料がまとめられているので、誰にでも確認できる。
【図表:WTC第7ビル http://bcndoujimaru.web.fc2.com/911evidence/visual_evidence/wtc7building-structure.jpg】
デイヴィッド・チャンドラーは米国の高校物理・数学教師(退職)だが、先ほどのAE911Truthの重要なメンバーになっており、多くのビデオを通して、9・11事件(特にWTCビル群)の事実を知らせ嘘を告発する作業に携わっている。ここでは第7ビルに特化して彼のビデオ作品とその内容をご紹介したい。
チャンドラーと彼の仲間たちの最大の功績の一つは、WTCビル崩壊を公式に調査したNIST(米国国立標準技術院)に、第7ビルが崩壊の最初に自由落下運動を起こしていたことを公式な形で認めさせたことである。それがどんな意味を持っており、どれほどの社会的インパクトを与える可能性を持つのかを、このビデオ紹介の中で明らかにしたい。このビデオ自体は2008年の製作であり、決して新しいものではない。しかしこのビデオの内容は5年経ち新たな「偽の旗作戦」が登場してきた現在でこそ、本当に大きな意味を持つだろう。
●「第1部」の内容紹介
ビデオリンク 「WTC7:NISTがついに自由落下を認める 第1部」
事件から7年も経った2008年8月になって、ようやくのことでNIST(米国国立標準技術院)からWTC第7ビル崩壊についての調査報告書がまとめられた。しかしその最終草案で、NISTはビルの落下の速度と加速度を、極めて非科学的で狡猾、かつ見え見えの形で誤魔化していたのである。
彼らは、第7ビル屋上が落下を開始してから手前に見えるビル屋上の構造物の高さに達するまでの時間を「5.4秒」と断定していた。そのうえで落下開始前と最後に見える時点という2点だけの高さを計り、その差を出してそれを5.4で割った。そして「この間の速度は一定であった」、「加速度は重力加速度よりずっと小さかった」と、できの悪い高校生にもせせら笑われるようなことを平気で公式の報告書案に書いていたのである。
デイビッド・チャンドラーはNISTが用いたのと同じビデオを使って、落下開始時以降の高さの変化、速度変化、そして加速度を調べてみた。すると、実質的に落下を開始した瞬間から2.5秒ほどの間、速度が一定の割合で増していく、つまり等加速度運動が見られること、しかもその加速度の大きさが地球の重力加速度と極めてよく一致することを発見した。(下のグラフは第7ビル落下の速度変化。落下速度なので下向きにグラフが描かれている。)つまりこの間のビルの落下は、いかなる抵抗にも出会うことのない完全な自由落下だったのである。その間の落下距離は約30m、およそ8階分にあたるが、上から一つ一つの階をドスンドスンと押しつぶすような階段状の動きは記録されないし、ビデオを目視してもそのような動きは見えない。
【図表:チャンドラーが製作した第7ビル落下の速度vs時間グラフ http://bcndoujimaru.web.fc2.com/911evidence/visual_evidence/wtc7-illustration-04.jpg】
NISTは最終報告書を完成させるために、NIST外の専門家の質問に答える技術説明会をTVで公開して行った。(ビデオでその様子を確かめてもらいたいが、この点は良くも悪くもさすがに米国であり、日本ではおおよそ考えられない。福島原発事故に関してこんな公開の説明会があったかどうか、思い起こしてもらいたい。)その場でNISTは、チャンドラーとスティーブン・ジョーンズ博士という2名のAE911Truthメンバーによる落下速度に関する質問に相対することとなった。そこで重大な事実が明らかになる。
彼らの用いた「5.4秒」という時間は実測に基づいたものではなかった。チャンドラーの観測できる落下時間についての質問に激しくうろたえる(その様子はビデオでご覧いただくとして)NISTのWTCビル調査の主任シャイアム・サンダー博士自身は、その「5.4秒」が、ビルの構造的な崩壊をシミュレートする彼らのコンピューター・モデル上での数字だったことを(うかつにも?)白状したのだ。
さらに落下速度に関するジョーンズ博士の質問への返答に窮したNISTは、崩壊初期の落下の様子をより詳しく調べて訂正することを約束し、同年11月に公開した最終報告書でその分析結果を公表した。(下のグラフはNISTによる速度変化のグラフ。大きさだけの変化を表すのでグラフは上向きに描かれている。)その中でNISTは、チャンドラーの分析と同じく、およそ2.25秒間にわたる完全な自由落下を認めた。あくまでコンピューター・モデルにしがみつくNISTは「5.4秒間」の数字を決して取り下げようとしないが、少なくともその途中の十分に長い時間で、いかなる抵抗にも遭わない完全な自由落下が起こっていた事実を、公的な形で明らかにしたわけである。
【図表:NISTによる第7ビル落下の速度vs時間グラフ http://bcndoujimaru.web.fc2.com/911evidence/visual_evidence/wtc7-freefall-NIST.jpg】
公式な調査機関の一員ではないチャンドラーが行った測定と分析でも、真逆の立場である国家機関であるNISTの学者と技術者たちが行った測定と分析でも、全く同じ結果が出たのである。これを「客観的事実」と呼ばずに、何と呼べるだろうか。(なお、この速度と加速度の分析については下記のビデオを参照のこと。)
(ビデオ WTC第7ビルの自由落下(WTC7 Freefall):日本語字幕版)
●「第2部」の内容紹介
ビデオリンク 「WTC7:NISTがついに自由落下を認める 第2部」
2008年当時に作られた「第2部」は現在のものとはやや異なっていた。チャンドラーはNISTがこだわる「5.4秒」の正体を明らかにするためにバージョンアップされたビデオを作製し直したのである。
第1部でNISTのシャイアム・サンダーが、この数字が彼らの作ったコンピューター・モデル上でのものであることをしゃべってしまった。そして彼と共にWTCビルの崩壊を調査したジョン・グロス博士は、しどろもどろになりながらビデオの1コマが30分の1秒であることを使って時間を計ったことを語ったが、肝心な落下開始時間をどのようにして知ったのかについては口を濁し、第7ビル屋上が確認できなくなる時点を「5.4秒」としたことだけを語った。そこでチャンドラーは、この最終時点から5.4秒を遡って、NISTが「落下開始」と決めた時点で何が起こっているのかを調べてみた。下にある図は、このビデオ第2部でチャンドラーが明らかにしたことをまとめたものである。
【図表:NISTが行った崩壊時間の誤魔化し方 http://bcndoujimaru.web.fc2.com/911evidence/visual_evidence/wtc7-illustration-07.jpg】
測定の終了時点ははっきりしている。第7ビル屋上が手前のビル屋上にある構造物の高さに届いた時点である。そこから5.4秒を遡った時点を1ビデオフレームの30分の1秒から割り出し、その少し前から観察を始める。すると、NISTが主張するはずの落下開始時間を過ぎてもほとんど何の動きも観察できないことが分かる。そしてそれから1.5秒を過ぎたころに、いきなり垂直の落下運動が始まるのである。その時点から第7ビル屋上が見えなくなるまで3.9秒なのだが、その最初の2.2~2.5秒の間に完全な自由落下が起こっているのだ。
つまりNISTは、事実を測定した結果ではなく、コンピューター・モデルが予測した「5.4秒」に合わせて、事実よりも1.5秒早めに「落下開始時点」を設定したことが明らかになる。実に明らかで実に許しがたいデータ捏造なのだ。(下のビデオも参照していただきたい。)そのうえで、落下距離をその「5.4」で割っただけで「事足れり」とした。そして彼らの出した結論は「第7ビルは火災によって一つの階にあった1本の支柱が損壊しそれによって構造の全体が崩壊した」というものである。
(ビデオ WTC第7ビル落下の時間を計る(Clocking WTC7):日本語字幕版)
こうして我々は、データを捏造して誤りの結論を出し、事柄の全体像を捻じ曲げるという、「要中の要」で起こっている出来事を、あるがままに確認することができる。科学者としての誠実さを投げ捨ててこのような誤魔化しを平然と行う輩は、あらゆる資格を剥ぎ取られて街頭に放り出されるべきだろう。あるいは兵隊になって、その誤魔化しの結果として作られている戦場の前線に立たせて、弾丸の標的にでもなってもらうか。
●「第3部」の内容紹介
ビデオリンク 「WTC7:NISTがついに自由落下を認める 第3部」
今までで分かったことをまとめてみよう。下の図はチャンドラーによる測定値に基づいて描かれる速度vs時間グラフに説明を添えたものである。特徴は、測定を開始した最初の0.8秒間ほどにはビル落下につながる動きは見られない。そして、徐々にではなく突然に、落下運動が開始する。その落下運動は続く2.4~2.5秒間、完全な自由落下運動となる。これは、ビルの横幅の全域であらゆる抵抗の要因がほとんど瞬間的に完ぺきに取り除かれたことを意味する。落下の開始から2.5秒ほど経ってから後に、加速度は徐々に小さくなり一定の速度に近づく。これはこの時点から構造的な抵抗に出会ったことを意味しており、ビデオで見ると第7ビルが落下しながら次第に南向きに傾いていくのが確認できる。
【図表:チャンドラーが製作した速度vs時間グラフの解説 http://bcndoujimaru.web.fc2.com/911evidence/visual_evidence/wtc7-illustration-05.jpg】
次の図は、2008年の11月にNISTが公表した第7ビル落下の速度vs時間グラフだが、第2部にもあったように、最初の1.5秒は誤魔化しである。しかしそれに続く(NISTによる)2.25秒間に起きているのが完全な自由落下であり、それが終わった時点で加速度が減り始める。この点はチャンドラーの分析とほとんど一致している。しかしNISTは姑息にも計測データとは全く無関係な奇妙な曲線を描いて彼らのコンピューター・モデルに強引にあわせようとする意図を見せている。
しかし非常に重要な点がある。チャンドラーがビル屋上の右端(西側)の落下を計測したのに対して、NISTはビル中央部の落下を計測したことだ。そして両者ともほぼ同じ時間の自由落下を観測した。目視による観察のとおりだが、ビルの屋上はほぼ水平の線を保ったままで落下した事実を表している。つまりこれは、ビルの横幅全域で、およそ8階分にわたって、あらゆる抵抗の要素が一気に取り除かれたことだけを意味するものである。
【図表:NISTによる速度vs時間グラフの解説 http://bcndoujimaru.web.fc2.com/911evidence/visual_evidence/wtc7-illustration-06.jpg】
ここでNISTのコンピューターによるシミュレーションと実際の崩壊を比較してみよう。それぞれ、左側が実際に起こった第7ビルの崩壊であり、右側がNISTのコンピューターが作り上げた「第7ビル崩壊」である。
【図表:実際の第7ビル崩壊‐1 http://bcndoujimaru.web.fc2.com/911evidence/visual_evidence/wtc7_collapse-1.jpg】
【図表:実際の第7ビル崩壊‐2 http://bcndoujimaru.web.fc2.com/911evidence/visual_evidence/wtc7_collapse-2.jpg】
【図表:実際の第7ビル崩壊‐3 http://bcndoujimaru.web.fc2.com/911evidence/visual_evidence/wtc7_collapse-3.jpg】
【図表:NIST作成のシミュレーション‐1 http://bcndoujimaru.web.fc2.com/911evidence/visual_evidence/wtc7nist-a.jpg】
【図表:NIST作成のシミュレーション‐2 http://bcndoujimaru.web.fc2.com/911evidence/visual_evidence/wtc7nist-a1.jpg】
【図表:NIST作成のシミュレーション‐3 http://bcndoujimaru.web.fc2.com/911evidence/visual_evidence/wtc7nist-a2.jpg】
「似ても似つかぬ」を文字通り絵に描いたものである。こんなマンガを平気で公開できる神経とは、いったいどんなものなのか。彼らの脳みそには神経細胞の代わりに光ファイバーでも詰まっているのではないか。そしてNISTのコンピューター画象はここで終わっている。これ以上をどうして公開しなかったのか、NISTは一言も述べていない。ただし、彼らが実質的に自由落下を認めてから後に、このコンピューター画像はNISTのホームページからいつの間にか姿を消した。これについてもNISTは何一つ語ろうとしない。不正がバレたら不正の証拠を引っ込めて沈黙を決め込む、というのが、この手の学者たちの特徴なのだ。こんな輩には厳しい懲罰が待っているべきである。
【まとめてみよう】
以下の3枚の図表は、WTC第7ビルで実際に起こった事実をまとめてみた模式図である。第7ビルは飛行機激突の傷はなく、ツインタワー崩壊のために一部分が損傷を受けていたと思われる。そしてビルの各所で散発的な孤立した火災が続いていた。そして以上の説明のとおり、ビル上層部の形を真っ直ぐに保ったまま30mほど落下する。
【図表:第7ビル自由落下まとめ‐1 http://bcndoujimaru.web.fc2.com/911evidence/visual_evidence/wtc7-illustration-01.jpg】
しかもその落下は完全な自由落下、つまり落下運動以外にエネルギーを使われない落下だった。これはこの約8階分の全域で、抵抗が全く無かったことを表す。これはNISTのシャイアム・サンダーが認めたとおり、下の方に何の構造的な要素を持っていない物体にのみ見られる運動である。
【図表:第7ビル自由落下まとめ‐2 http://bcndoujimaru.web.fc2.com/911evidence/visual_evidence/wtc7-illustration-02.jpg】
ところが、このビルのあらゆる場所に、頑丈に組み合わされた鉄骨構造が存在した。それが完ぺきに「抵抗ゼロ」になったということは、その構造のずべてが完ぺきに破壊されたこと以外を意味するものではない。しかもその破壊にビルの重力は全く使われなかった。それでは、いったい何がこの40mの部分を鉄骨構造を破壊したのだろうか???
【図表:第7ビル自由落下まとめ‐3 http://bcndoujimaru.web.fc2.com/911evidence/visual_evidence/wtc7-illustration-03.jpg】
この質問に答えることの可能な仮説のみが有効なものと見なされるべきである。少なくとも米国政府の主張する火災による崩壊説が通用する余地の無いことは明らかだろう。NISTの学者たちもそれが分かるからこそ、事実は無視してでもコンピューター・モデルを前面に押し出し、事実を捻じ曲げて事実に基づいた検証を拒否し続けているのである。このWTC第7ビルの事実は、これが人為的な手段で爆破解体されたことを極めて強く示唆するものであり、それ以外に説明可能な仮説は、現在のところ現れていないようだ。
このデイヴィッド・チャンドラーのビデオ以外にも、AE911Truthに集まる学者たちは、NISTが「第7ビルの火災による崩壊」論の目玉とする《13階の79番の支柱(たった1本!)の損壊がビルの全面崩壊をひき起こした》とする屁理屈を完ぺきに論破している。英文記事だが次をご覧いただきたい。
Groundbreaking WTC7 Video Exposé: Independent Investigators Reveal Critical Errors and Omissions in NIST Report
また、次のビデオ(デイヴィッド・チャンドラー製作)では、NISTの嘘と誤魔化しが数多い証言のある爆発音についても行われていることが明らかにされる。嘘つきはどこまででも嘘を貫くものである。
WTC第7ビル爆発音の証拠(WTC 7 Sound Evidence for Explosions):日本語字幕版
そして、WTC第7ビル崩壊の全貌を明らかにするAE911Truth製作のビデオが次である。これが9・11事件でのWTC第7ビル崩壊の全てを物語っていると同時に、21世紀の戦争プロパガンダの正体をも白日の下にさらす。
WTC第7ビルの謎を解く(Solving the Mystery of WTC 7):日本語字幕版
またWTCビル群全体については、次をご覧いただきたい。
『911事件の客観的証拠:NISTから公開されたWTCビル群崩壊の主要ビデオ一覧』
『ツインタワーと第7ビルの基礎データ』
もう一度言うが、9・11事件は21世紀に続く一連の「偽の旗作戦」の要(かなめ)であり、WTCビル崩壊がその要中の要(かなめちゅうのかなめ)である。特にこの第7ビル崩壊で明らかにされた爆破解体以外では説明できない諸々の事実、そしてその事実を覆い隠そうとする姑息な隠ぺい・捏造工作が明白にされたことは、いま歴史教科書にすら書かれている9・11事件の公式の説明を全く無価値にし、さらには米国という現代世界帝国とその眷属国家によるあらゆる戦争プロパガンダを無力なものにしてしまう可能性をすら秘めているだろう。もし本当に社会的に巨大な力となりうる反戦と平和の運動があるのなら、WTCビル崩壊に関する間違いのない事実を世界中に広め、それによってこの「偽の旗作戦の要中の要」を解体していく作業こそがその中心になるべきである。
2013年9月1日
〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 http://www.chikyuza.net/
〔eye2368:1300902〕
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