テント日誌9月15日 経産省前テントひろば736日目~台風接近の中で
- 2013年 9月 16日
- 交流の広場
- 経産省前テントひろば
台風の影響で午前中は激しい雨、テントをしっかり閉めて中で雑談をしていました。10時半ごろタンポポ舎「大飯原発停止、原発ゼロの日を祝う集会」に参加するため名古屋からいらした方が寄って下さった。テントには何度も来て下さっているそうですが、テントの設立の由来をご存じないとのこと、はじめからテントに関わっているSさんTさんが詳しく説明して、設立以来のテントの様子をおさめたDVDを差し上げて、「福島の怒りと脱原発テント」の本を買って頂いた。
12時半ごろに雨は小ぶりになり青空がのぞいたので椅子を出して座り込みを始めました。暫くして珍客,大きな迷子さんが現れた。アフリカのポツアナから来た方だという。何も持たずにホテルを飛び出して、自分の帰るホテルが判らなり数時間歩き回っていたらしい。ホテルの名前を聞くと、“ホテルイン”とのこと、でも誰も知っている人がいない。東急インとか東横インなら判るけど、
住所を聞いたら…町というがみんな聞き取れない。何しろ聞きづらいアフリカ英語でほんのわずかな単語が聞き取れるのみ。
宮崎から来てくださっていたUさんがノートパソコンを使っているのを見て、グーグルで検索してくれと言うが「ホテルイン」では出てこない。交番に行くようにすすめたが、ポリスは役に立たないと言う。外務省につれて行こうという人もいたが、大使館は嫌だと言う。何しろ手がかりになるようなものは何も持って無く、お手上げだ。所持金わずか197円、ホテルに行けばお金はあると言っていたけれど…
最後の手段でTさんが警察に通報し状況を説明して英語の話せる警官をお願いした。数分でパトカーがやって来て彼を連れて行ってくれたのでみんなほっとする。警官はちゃんと彼をホテルに連れて行けたかな?
夕方になってEさん、Fさんが台風対策に来てくださった。幟をすべて降ろして、バナーの縛りを緩めて風の通りを良くするなどの作業を手際よくしてくださった。
その後いわきから小学生くらいの息子さん連れて来てくださった方、テントは日比谷公園の中にあると思っていたとか、カンパをして下さり写真を撮って帰られた。
雨上がりで湿気の多いせいか蚊の襲来がありみんな刺されて大変でした。私は5時20分ごろ羽田から最終便で帰るというUさんを見送ってから台風がひどくないように願いつつ帰宅しました。今日は男性スタッフがたくさん居ていつもの日曜日と雰囲気が変わっていました。(I.K)
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