「連帯経済」とは何か?(東北復興支援における「連帯経済」の役割を考える公開勉強会)
- 2013年 9月 24日
- 催し物案内
- 紅林進
「連帯経済」とは何か?
東北復興支援における「連帯経済」の役割を考える公開勉強会
2013年9月28日(土)14:00~17:00
@在日本韓国YMCA 9F国際ホール
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「絆」が2011年の漢字に選ばれたように、私たちは災害時や復興支援の過程において、人と人とのつながりの 重要性に気づかされてきました。
そして多くの人がお金のためではなく、人と人が支えあうために事業を立ち 上げ、これまでの復興をリードしてきました。
そんなお金のためではない経済、人と人とのつながりに価値を置く「連帯」を軸にした経済が社会の主流となったら、どのような世界が実現できるのでしょうか?
本勉強会では私たちには比較的なじみの薄い「連帯経済」という言葉のコンセプトを整理し、復興における連帯経済の役割を、協同組合や地域で活動するNPOの取り組み事例も交えて考えていきます。
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■日時:2013年9月28日(土)14:00~17:00
■会場:在日本韓国YMCA 9階 国際ホール
JR水道橋駅徒歩6分、御茶ノ水駅徒歩9分、
都営地下鉄三田線・新宿線、東京メトロ
半蔵門線神保町駅徒歩7分
(http://www.ymcajapan.org/ayc/jp/map1.htm)
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【プログラム(予定)】
■第一部 連帯経済とは
「連帯経済」のコンセプトと、社会的企業、協同組合、ソーシャル・ファイナンスなどのキーワードとの関係性・相違点を整理します。
発表者 : 井上礼子氏(パルシック)
藤井敦史氏(立教大学教授/PARC理事)
他数名を予定
■第二部 3.11後の連帯経済
3.11後の東北復興支援における連帯経済の事例を紹介し、復興支援における連帯経済の役割を考えます。
発表者 : 三本裕子氏(日本NPOセンター)
梶田恵臣氏(認定NPO法人女子教育奨励会(JKSK)理事/事務局)
他数名を予定
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■参加費 : 500円(当日受付にてお支払いください)
■主催・お問い合わせ : 連帯経済日本委員会(事務局:アジア太平洋資料センター<PARC>)
〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町1-7-11
東洋ビル3F
TEL.03-5209-3455 FAX.03-5209-3453
E-mail: office@parc-jp.org
HP http://www.parc-jp.org/
Twitter:http://twitter.com/parc_jp
〓以上〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
※こちらも併せて募集中!
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2013年 10月15日~18日
マニラにて合同開催・参加者募集中!!
・社会的連帯経済を推進するための大陸間ネットワーク(RIPESS)世界会合
・アジア連帯経済フォーラム(ASEF)
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10月15日(火)~18日(金)の間、
フィリピン・マニラでは社会的連帯経済を推進するための大陸間ネットワーク(RIPESS)が
4年に一度開催する世界会合と2年に一度開催されるアジア連帯経済フォーラムが合同でマニラにて開催されます。
この機会に一緒に参加し、日本における連帯経済の概況や東北復興支援における連帯経済の役割について発表してくださる方を募集しております。
興味のある方、関心のある方は下記事務局までご遠慮なく連絡ください。
こんな方はぜひ参加を : ・ソーシャル・ベンチャー、ソーシャル・
ファイナンスなどの国際的な事例を知りたい方
・世界の様々な協同組合の状況について知りたい方
・資本主義経済のオルタナティブの実線例を学びたい方
・日本の連帯経済の取り組みを世界の研究者に発表したい方
・世界の連帯経済研究者とネットワークしたい方
詳しくはこちらのウェブサイトへ(英語)
http://www.ripess.org/manila2013-en/?lang=en
※会合としてはRIPESS世界会合として開催され、その中の一部でアジア連帯経済フォーラムで従来開催されていた内容を含む予定です。
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■連帯経済を促進するための大陸間ネットワーク(RIPESS)とは
連帯経済を促進するための大陸間ネットワーク(RIPESS)は米国、ヨーロッパ、アジア、
アフリカなど各地で進められている「連帯経済」の地域ネットワークを国際的につなげるために1997年にフランスで立ち上がったグローバル・ネットワークです。
主に英語、フランス語、スペイン語の3ヵ国語で、「連帯経済」に関する情報を発信しています。
4年に一度世界会議を開催していますが、次回の開催がフィリピンになります。
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■アジア連帯経済フォーラム(ASEF)とは
アジア連帯経済フォーラム(ASEF)は2007年から一年おきに開催されてきた、アジアにおける連帯経済の促進・事例を通した学びあいの場であり、これまでにフィリピン(2007)、日本(2009)、マレーシア(2011)、インドネシア(2012)と開催してきました。
この間、企画運営はアジア連帯経済委員会(ASEC)が担い、RIPESSとは全く別のものとして動いてきました。
しかし、フィリピンで活動する中心メンバーがRIPESSでも活動をしている中、今回フィリピンで開催されるRIPESS世界会議の一部の時間を用いて従来アジア連帯経済フォーラムにて行っていたような情報交換や議論を進める時間をとる運びとなりました。
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■連帯経済日本委員会とは
連帯経済日本委員会は日本国内で連帯経済の研究者・実践者・支援者のネットワークです。
2007年に研究会として勉強会を重ね、第一回アジア連帯経済フォーラムに参加し、以降の日本側窓口となりました。
2009年には実行委員会形式で第二回アジア連帯経済フォーラムを東京にて開催しています。
(http://solidarityeconomy.web.fc2.com/)
事務局はNPO法人アジア太平洋資料センター(PARC)にあります。
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■マニラ会合参加に関するお問い合わせ・相談
連帯経済日本委員会 (事務局:アジア太平洋資料センター<PARC>/担当:田中)
〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町1-7-11
TEL:03-5209-3455 FAX:03-5209-3453
E-mail:office@parc-jp.org
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