テント日誌10月12日特別版~10月13日(日)原発ゼロ★統一行動へ参加を
- 2013年 10月 12日
- 交流の広場
- 経産省前テントひろば
日比谷公会堂集会(13時)巨大デモ(14時)国会議事堂周辺抗議行動(17時~19時》主催;首都圏反原発連合、共催:さよなら原発1000万人アクション、原発をなくす全国連絡会。協力:経産省前テントひろば
■ 原発をめぐる動きは新聞でも報道の通り、依然として福島第一原発は収束せずに放射能汚染水はその深刻さを日々深めています。これがまず確認すべき事です。オリンピック招致プレゼンにおける安倍首相の大嘘は今や全世界の知るところとなっています。この事態を招いた経緯や、東電や政府の対応については多くに人がしるところですが、彼らは世間向けの繕いは熱心ですが、本格的な取り組みは出来ていません。彼らが本格的に取り組む力を持っていないこともありますが、福島投げ捨てが本音のところにあるからと推察されます。「人の住めない福島に焼却灰は置けばいい」という桜田・文科省副大臣の発言はこれを物語ります。さらに、彼らは原発再稼動に熱心でそちらに原発問題の本筋を考えています。福島第一原発の現状にもかかわらず、柏崎刈羽原発の再稼動を申請したことはそれを示しています。これは彼らの本音なのです。
■ 事故処理は復興のみせかけの下で原発再稼動→原発保存の道を進めるのが東電や政府の基本的な動きですが、一見すると膠着状態にも見える中で、脱原発の動きにも新しい様相も出てきています。小泉元首相の脱原発発言などもその一つです。体制や権力の内部から沈黙を破った動きが出始めています。この背後には国民の揺るぎない脱原発の意志があり、それが時間の風化に抗して存在していることがあります。国民の意志には変化はないのです。脱原発―反原発運動は持久戦の様相を呈していますが、それを支える国民的な基盤は強力なものがあるのです。週末の各地での活発な脱原発の集会はそれを現わしています。
■ この国民的意思を意思表示として示す行動を必要です。10月13日(日)はもう明日ですが、日比谷公会堂の集会、日比谷公園からのデモ。さらには国会周辺での抗議行動という意思表示行動があります。この日は全国の各地地域で意思表示の行動があります。それぞれの工夫を凝らした参加を!(M/O)
「ちきゅう座」に掲載された記事を転載される場合は、「ちきゅう座」からの転載であること、および著者名を必ず明記して下さい。