アジア記者クラブ1月定例会 中国、北朝鮮はどこに向かうのか
- 2013年 12月 24日
- 催し物案内
- 森広泰平
2013年1月17日(金)18時45分~21時
明治大学リバティタワー10階(1104教室)
ゲスト 近藤大介さん(『週刊現代』編集次長)
北朝鮮の張成沢(チャン・ソンテク)国防委員会副委員長粛清の余韻は冷めやらぬよ
うだ。外貨獲得と対外貿易の責任者の粛清に様々な憶測が飛び交い、噂が増幅されてい
る。朝鮮戦争終結60周年で中朝の絆が強調されたが、近年、中国指導部内に北朝鮮政
府と距離を置く動きも指摘される。中国の経済支援抜きに北朝鮮経済が成り立たないこ
とは周知の事実だ。今回の粛清についても中国政府の公式声明は、「北朝鮮の国内問題
だ」と表面上は冷静に対応しているが、中朝両国間では様々な駆け引きが行われてきた
。
その一方で、中国自身も国内で民衆の不満が噴出し、具体的対応は待ったなしの情勢
だ。先の「三中全会」ではこの危機への対応策を示せたのか。少数民族問題も抱えたま
まだ。東シナ海での防空識別圏(ADIZ)設定の真意はどこにあるのか。国内問題の
裏返しなのか、日米の温度差を引き出した米中関係なのか。
1月定例会は、『週刊現代』編集次長の近藤大介さんをゲストにお迎えします。近藤
さんは、2012年7月まで講談社(北京)文化有限公司副総経理を務め、明治大学で
は「東アジア論」の講義を担当。東アジア報道25年、中国や朝鮮半島、米中関係など
中心に発信を続けている論客の一人でもあります。
当日は、現在の中朝関係の中で張成沢氏粛清事件をどう見るのか、「三中全会」で示
された危機とは何か、中国が東シナ海で行ったADIZ宣言などタイムリーなテーマに
ついて新聞報道にはない切り口で解説していただきます。
■会 場 明治大学リバティタワー10階1104教室(東京都千代田区神田駿河台1-1)
■交 通 JR・地下鉄「御茶ノ水」・都営線「神保町」下車
■費 用 ビジター1500円、会員・学生・年金生活者・ハンディのある方1000
円
■主 催 明治大学軍縮平和研究所・アジア記者クラブ(APC)
■連絡先 アジア記者クラブ(APC)
〒101-0061東京都千代田区三崎町2-2-13-502
Tel&Fax:03-6423-2452
E-mail:apc@cup.com
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