たんぽぽ舎から No.2094
- 2014年 2月 20日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎
たんぽぽ舎です。【TMM:No2094】
2014年2月19日(水)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.【東電本店合同抗議】への賛同のお願い
大惨事を起こした東京電力は「責任を取れ」抗議行動(毎月第1水曜日)
共催:経産省前テントひろば、たんぽぽ舎
★2.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
◆3・8福島県民大集会バスツアー参加のお願い
まだ15席の空きがあります 主催:原発さよなら千葉
◆原発避難関連行事をご案内いたします(続き)
上岡直見:環境経済研究所(技術士事務所)
★3.新聞より
◆ウソと危険の製造器-本音のコラム- 鎌田 慧
(2月18日東京新聞より)
★4.テント日誌2月14日(金)裁判傍聴記3
経産省前テントひろば889日目 商業用原発停止157日目
原発推進・再稼働の是非を問う国民的な論争の場に
経産省前テント立ち退き裁判第5回口頭弁論を傍聴して
高幣真公(9条改憲阻止の会会員)
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※2/21(金)第92回首相官邸前抗議行動にご参加を!
日時:2月21日(金)18:30から20:00
主催:首都圏反原発連合(たんぽぽ舎も参加・構成団体)
たんぽぽ舎では、13:00からビラ、プラカードなどの用意をして、
16:30、たんぽぽ舎出発。17:10頃、関西電力東京支店(富国生命ビル9F)
前で短時間の抗議コール。17:30「経産省前テントひろば」集合。
1~5班にわかれて18:00官邸前へ、国会前へ出発。
20:20経産省前テントヨコでまとめの集会(短時間)。
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┗■1.【東電本店合同抗議】への賛同のお願い
| 大惨事を起こした東京電力は「責任を取れ」抗議行動(毎月第1水曜日)
└──── 共催:経産省前テントひろば、たんぽぽ舎
(1)目的
東電福島原発大惨事の原因企業=東京電力本店への抗議行動を、毎月1回(第1水曜日)に開催しています。
これまでに、第1回:2013年10月(参加者・400人)から第4回:2014年1月(参加者・180人)まで、実施しています。
第1回から第3回までは、首都圏反原発連合など4団体と共催。第4回からは、2団体(経産省前テントひろば、たんぽぽ舎)の共催プラス賛同40数団体で、実施しています。
貴団体も、東電本店への抗議の意味も含めて、この毎月1回の抗議行動にご賛同戴けませんか。東電の破たん処理=解体まで、ともに闘い続けましょう。大衆行動で追及しましょう。
毎月1回(第1水曜日)、東電本店前に集まりましょう。
(2)お願い
1)この抗議行動へのご賛同をお願いします。下記に記載してある必要事項をご連絡ください。
2)東電本店合同抗議行動へのご参加をお願いします。
(可能ならば1人でも2人でも)
3)会費等の負担はありません。
(チラシ代等は、抗議行動時のカンパでまかないます)
(3) 呼びかけ:経産省前テントひろば 、たんぽぽ舎
賛同団体:東電株主代表訴訟、ピースボートなど現在43団体(2月17日現在)
(4)連絡先(可能ならば、FAXでのご連絡をお願いします)
・たんぽぽ舎(TEL:03-3238-9035、FAX:03-3238-0797)、
賛同申し込み(以下の内容をご連絡下さい)
○ 東電本店合同抗議に、賛同します。
団体名: 代表者名:
電 話: FAX: E-mailアドレス:
※なお、ご連絡戴いた情報のうち団体名のみチラシに掲載させて戴きます。
○今後の抗議予定
・3月9日(日)14:15~15:00(45分間)
この日は、「0309 原発ゼロ大統一行動(日比谷野音)」に参加の後、集合。
・4月2日(水)18:30~20:00
・5月7日(水)18:30~20:00
・6月4日(水)18:30~20:00
・7月2日(水)18:30~20:00
★毎月の初め(第1水曜日)に、東電本店抗議。
★毎月の末に、「東電破たん処理せよ」講座の開催。
★ひと月2回の東電行動(抗議と学習会)に、ぜひ参加を!
※賛同団体名は、次回に掲載する予定です。
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┗■2.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
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◆3・8福島県民大集会バスツアー参加のお願い
まだ15席の空きがありますので、どうかよろしくお願い致します
日 時:2014年3月8日(土)8:00集合
集合場所:JR船橋駅改札出口 (案内人が看板を用意)
料 金:1人3000円(当日集金)(昼食は各自ご用意のうえ車中での食事)
概略日程:8:15船橋天沼公園出発→高速道路(3回位休憩)→12:45郡山ユラックス熱海着→集会参加
→16:00会場出発→高速道路(3回位休憩)→20:30JR船橋駅着の予定
主 催:原発さよなら千葉
申込・連絡先 永野勇宛 FAX:0436-98-5858 携帯:090-2553-2587
メール:i_nagano@dreamcar.co.jp
申込は、氏名・よみがな・住所・電話番号・FAX番号・メールアドレス(ある方)をご記入のうえ、FAXかメールでお願い致します。45人になり次第受付は終了。
尚、熱海町は放射線量が2μシーベルト/毎時 前後と高いため、お子さんや若い女性の方の参加はご遠慮下さい。
◆原発避難関連行事をご案内いたします(続き)
上岡直見:環境経済研究所(技術士事務所)
【東海村】「原発事故! 避難計画は立てられるか」講演 上岡直見
報告 東海第二原発運転差止原告訴訟団 / リリウムの会
2014年3月15日(土) 10:00~13:00(開場 9:30)
中丸コミュニティセンター
http://www.vill.tokai.ibaraki.jp/viewer/info.html?id=2188&bcn=section&anc=2-4
※問合せ 原発事故からくらしを守るネットワーク 029-282-3619
【総合行事・東京都】「脱原発フォーラム・脱原発社会の創造」
脱原発政策大綱とエネルギー基本計画 / 立地自治体の経済と原発依存からの
脱却 / 福島の現状から脱原発の未来を創造する / 市民として取組むべきこと
2014年4月13日(日) 10:00~17:30 日本教育会館一ツ橋ホール
※詳細 http://www.c-poli.org/main/dg_forum
【島根県・鳥取県】
「原発事故・避難計画の検証」5月中旬ころ計画中
【参考書籍】「原発避難計画の検証」合同出版
http://www.godo-shuppan.co.jp/products/detail.php?product_id=415
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┗■3.新聞より
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◆ウソと危険の製造器-本音のコラム- 鎌田 慧
16日、JR佐賀駅に近い、どんどんどんの森で、「原発再稼働にno!さようなら原発集会」が開かれた。2年前の2月26日、おなじ場所だったが、そのときは舞台の上で寒さに震え上がっていた記憶がある。
が、こんどは雪の東京から行ったこともあってか、穏やかで和やか、2200人ほどが集まった。九州にある玄海と川内原発の再稼働を止める集会と県庁包囲デモだった。
日本にある全原発が止まり、困っているのはもうけが少なくなった、という電力会社と関連産業くらいで、原発停止の平和に皆ホッとしている。電力会社にしたって、再稼働をして大事故になれば、極端な破産状態だ。
福島原発3基が連続してメルトダウンしてからもう3年になる。故郷を追われて不安定な生活続きのひとたちが14万人もいる。いつ帰れるかその保証はない。せっかく止まっている原発を無理やり動かして、また大量の難民をつくるのか。
「夢の増殖炉」といわれていた「もんじゅ」は永遠に核物質を増殖させ続ける、という机上の空論原子炉だったが、政府は一兆円も浪費したあげく、ようやく諦めた。
「もんじゅ」にプルトニウムを供給する六ケ所村の「核燃料サイクル」は、30年間に3兆円も掛けたが、完成の見込みはない。それでもだれも責任をとらない。原発はウソと危険の製造器だ。(ルポライター) (2月18日東京新聞より)
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┗■4.テント日誌2月14日(金)裁判傍聴記3
| 経産省前テントひろば889日目 商業用原発停止157日目
| 原発推進・再稼働の是非を問う国民的な論争の場に
| 経産省前テント立ち退き裁判第5回口頭弁論を傍聴して
└──── 高幣真公(9条改憲阻止の会会員)
2月10日午後2時から東京地裁103号法定で経産省前テント裁判第5回口頭弁論が開かれた。私の予想を超えて傍聴人が200名を越えた。抽選で私は外れたが、傍聴記を書く約束で当たり券を譲ってもらい傍聴できた。
東京地裁の大法廷は90人傍聴者で緊張感に満ちていた。しかし、裁判は反原発の正当性を問う政治的な内容に踏み込みたくない原告(経産省)と裁判長の姿勢を反映して裁判手続の事務的なやり取りで淡々と進んだ。しかし、被告人の正清太一さんと渕上太郎さんの意見陳述は熱のこもったものであった。
正清さんは、最近も東電が放射能汚染水の漏洩を発表し続けているように、原発事故は未だ終息しておらず、テントひろばは全国の脱原発の声を伝える場所として厳しい状況の中で880日を超えて維持されてきた。裁判所は国の不当な撤去の訴えを即刻棄却すべきだ。渕上さんは、この裁判で争われているのはテントが国有地の不法占拠かどうかではない。福島事故の多大な被害が続く中で原発を再稼働させる国の新エネルギー基本計画を国民が容認できるか否かである。政府は高まる原発廃止を求める世論を真摯に受け入れるべきである。
続いて、10人近く出席した弁護団からも熱い原告追求の弁論が展開された。河合弘之弁護団長は、国は福島原発の事故に関わる緊急事態の解消に全力を注ぐべきであって、本件訴訟は訴権の濫用である。また、政府は世界一の安全基準というが、世界中の誰もそれを認めていない。田中規制委員長は「規制基準」であって、「安全基準」ではないと自ら告白している。原発再稼働の正当性はない。国が再稼働反対の声を抑える根拠はない。
続いて、吉田哲也弁護士は原告・経産省の訴えのでたらめさを暴露して、訴訟の無効を明らかにした。テントは被告2人の占有とされているが、実際は第2テント(福島の女性たち)と第3テント(平和と民主主義を守る全国交流会)を含む三つのテントがそれぞれ多数の原発反対の人々が共用している。原告・経産省はその実態を示す証拠を何一つ提出していない。監視カメラの映像を証拠提出すべきだと「文書提出申し立て」を今日行った。
また、被告側は経産省前の土地占有権限の根拠が憲法26条の表現の自由にあると主張した。先のニューヨークのウォール街の公園占拠(オキュパイ)運動の実例を上げて、原発事故という人権侵害の極限の事態に対して国への抗議の意思を表現するための手段として「代替不可能な」公共空間「パブリックフォーラム」を占有することは憲法が保証する権利だと主張した。
被告・弁護団の力強い弁論に傍聴席から拍手とともに「異議なし」、「訴訟を取り下げろ」などのヤジが飛んだ。村上裁判長は必死に「発言した傍聴者を退廷させる」と注意したが、やじは収まらず、裁判長は「閉廷」の宣言もせずに逃げるように法定を去って、第5回裁判は終了した。
経産省が国有地に建てられた脱原発テントを撤去せよと訴えた裁判は、国の原発推進・再稼働の是非を問う国民的な論争の場に転化しつつあることを実感した公判であった。次回公判は4月23日(水)
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