11/13 現代史研究会 テーマ「徹底検証 21世紀の全技術」
- 2010年 11月 3日
- 評論・紹介・意見
- 徹底検証 21世紀の全技術現代史研究会
現代技術史研究会からの呼びかけ
2010年10月、藤原書店より「徹底検証 21世紀の全技術」(現代技術史研究会編)を刊行いたしました。
現代技術史研究会は、産業社会の諸問題、環境・公害問題、技術者の変遷といった、必ずしもバラ色一色ではなかった戦後日本の技術にかかわる問題を、いち早く取り上げ社会に向け発信してきました。
そして、このたび現代技術に対して現場で働く技術者の眼で切り込みました。高度に進んだ現代技術には、専門家による難解な世界という印象があります。その中に潜んでいる様々な課題や問題点はなかなか表に出ません。
「徹底検証 21世紀の全技術」では、みなさんがお知りになりたい、生活にかかわる技術、これからの技術、技術と人間社会、などについて全体像をイメージしやすいような内容と致しました。
環境破壊、資源枯渇といった生活に直接反映される課題が一段とクローズアップされるであろう今世紀に生きる私達が、技術をもっと身近なものにできる手助けとなれば幸いです。
11/13の現代史研究会は、「徹底検証 21世紀の全技術」の刊行を記念して、同テーマでの講演を行います。多数のみなさまのご参加を期待しています。
記
日 時 : 11月13日(土) 13:00~17:00
場 所 : 明治大学 駿河台校舎 リバティタワー 1084教室(8階)
テーマ : 「徹底検証 21世紀の全技術」
講 師 :
井野博満 : 東大名誉教授 「持続可能な社会のために技術はいかにあるべきか」
内藤 誠 : 企業内技術者 「技術者の状況-この35年の変化」
司 会 : 藤原昌彦(「ちきゅう座」編集委員)
〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 http://www.chikyuza.net/
〔opinion195:101103〕
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