「福島県県民健康調査等に関する610公開質問への第1次回答を理解するための補充質問」
- 2014年 7月 9日
- 評論・紹介・意見
- 田島直樹
皆さま
いつも「放射線被ばくを学習する会」を暖かく見守ってくださり
熱く感謝申し上げます。
2つのお知らせを申し上げます。
(1)
1つは、添付いたしました。
「福島県県民健康調査等に関する610公開質問への第1次回答を理解するための補充質問」
添付のものを、7月7日に発送したことです。
回答期限は7月17日(木)です。
昨日中に先方に届いているはずです。
質問項目を御活用して、
みなさまそれぞれに、先方に電話取材など、
あるいは、ご友人との四方山話の題材にしてくださると幸いです。
6月10日 公開質問状とりまとめ
6月11日 発送
6月25日 福島県県民健康調査課、および県立医大放射線健康管理センターから回答発送
6月27日 同 落手
6月30日 回答内容公表(記者会見)
7月3日 環境省専門家会議へ督促状発送
7月7日 福島県県民健康調査4機関に補充質問発送
ご参照と資料ファイルはこちらです。
http://www57.atwiki.jp/20030810/pages/141.html
今後とも、このページをご注視してくだされば幸いです。
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福島県37 万人の子どもたちのなかで、甲状腺がん発見者は90 人に達しました
(「悪性および悪性疑い」5/19・県民健康調査検討委員会)。
仮にスクリーニング効果を考えたとしても、発病数は平時(100 万人に約2人)に比べれば
圧倒的な多発です。それにも拘わらず県検討委員会は「放射線の影響とは考えにくい」との
強弁を繰り返しています。
首都東京では環境省が集めた放射線専門家の会議が、住民が受けた放射線は
福島県内でも「圧倒的に低い」、その他都県では「もちろん取るに足らない」とし、
この夏までに「フクイチ事故による健康影響なし」の結論を出そうとしています。
結論を急いでいるのは、年間20 ミリシーベルト以下なら帰還せよ、あるいは
損害賠償は必要なし、そして全国の原発再稼動、という政策と連動しているからです。
私たち「放射線被ばくを学習する会」では、今年に入り月例学習会に加え
「特別学習会」を2 回、雑誌「科学」読み合わせ会を3 回開くなど、こうした動きを
監視しながら放射線健康影響の基礎を学んできました。
学習成果を踏まえて、当局・専門家に対し公開質問状を発信しました。
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(2)
2つめは、月例の学習会です。
7月13日(日)の13:10~です。
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映画をみて、とことん語り合いましょう!
7月13日(日)被ばく学習会
「チェルノブイリ・28年目の子どもたち」
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• 感想の語り合い
• 質疑応答:白石 草さん
(アワプラネットTV代表、映画「チェルノブイリ・28年目の子どもたち」プロデューサー&ディレクター)
• 講演:吉田由布子さん
(チェルノブイリ被害調査・救援女性ネットワーク)
「健康被害を綴った専門家たち、ウクライナ報告」
詳細はこちらをご覧ください
http://www57.atwiki.jp/20030810/pages/140.html
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3年余りがすぎました、福島第一原発事故からです。
もはや心配はないのでしょうか?
法律が定めた年間1ミリシーベルトではなく、年間20ミリシーベルトを避難基準としたまま、
住民の帰還が進められています。放射線防護策や健康調査は極めて限定的です。
そんな中、OurPlanetTVではチェルノブイリ事故後28年たったウクライナへ足を運び、
子どもたちの健康状態や学校生活などを取材し作品にまとめました。
取材地は、発災時には福島市と同程度の汚染を受けた、コロステン市です。
汚染地域の子どもや住民の発病率が今も上昇する中、医師、教師たちの
懸命な努力が続けられています。
福島第一原発事故の放射能・放射線による健康影響について、
「もはや、ありえない」という当局とマスメディアによる繰返しがある一方、
「健康影響がでるのはチェルノブイリと同じように、むしろこれからだ」
という心配があります。
チェルノブイリの28年から、私たちは何を学べばよいのでしょうか?
映画をみて感想と疑問を出し合いましょう。
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以上です。
ni0615田島直樹
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めーる hamasa7491あっとhotmail.com
放射線被ばくを学習する会 共同代表
http://www57.atwiki.jp/20030810
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〈記事出典コード〉サイトちきゅう座http://www.chikyuza.net/
〔opinion4903:140709〕
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