たんぽぽ舎から TMM:No2247
- 2014年 8月 9日
- 交流の広場
たんぽぽ舎です。【TMM:No2247】
2014年8月9日(土)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.たんぽぽ舎からのお知らせ・日程案内
8月・9月の学習会・デモ案内 参加歓迎
★2.リニア中央新幹線の諸問題についてのアニメーション映画完成!
原発と密接な関係があるリニアについて考えよう!
はだしの源八おじさんより
★3.インド「核燃再処理容認を」 日本、慎重論も 原子力協定交渉
―進む対中核包囲網の構築- 糸色のぞむ(千葉在住)
★4.新聞より5つ
◆川内原発 意見公募に戸惑い 規制委、「科学的・技術的」と強調
市民「一般の声 聞くつもりあるの?」 (8月7日朝日新聞見出し)
◆汚染水 行き詰まる対策 回収前提とせず海へ
地元「苦渋 何度迫るのか」 (8月8日朝日新聞見出し)
◆高浜原発 防潮堤かさ上げへ 関電、津波計算ミス
(8月8日東京新聞より)
◆中間貯蔵 福島に3000億円 交付金 政府、増額で大幅譲歩
(8月9日東京新聞より抜粋)
◆もんじゅの機器再点検で内規逸脱 原子力機構
(8月7日東京新聞より抜粋)
★5.たんぽぽ舎事務局 短信 鈴木千津子
━━━━━━━
※たんぽぽ舎の夏期休業のお知らせ
8月12日(火)から16日(土)までお休みします。
メルマガは、この間原則休刊します。
☆15日の金曜行動(114回目)は通常通り参加します。(但しこの日は国会前ステージはありません)
━━━━━━━
┏┓
┗■1.たんぽぽ舎からのお知らせ・日程案内
| 8月・9月の学習会・デモ案内 参加歓迎
└────
☆8/15(金)金曜行動
川内原発再稼働やめろ! 永遠に原発0に! 再稼働反対!首相官邸前抗議
18:00-20:00首都圏反原発連合(たんぽぽ舎も参加・構成団体)22日も、
(29日はなし)
☆8/23(土)学習会
「福島第一原発の今」報道が少なくなる中で何してもうまくいかない現場
14:00-16:00 講師:山崎久隆さん 参加費800円
8/26(火)学習会
政府とメディアの癒着を許すな!―「国会記者会館屋上裁判」報告会
19:00- 講師:白石 草さん 参加費800円(400円)
☆8/27(水)抗議行動
川内原発再稼働をやめろ!規制委抗議行動 11時半ー13時(予定)
場所:六本木ファーストヒ゛ル前(原子力規制委員会) 主催:再稼働阻止全国ネットワーク
☆8/28(木)学習会 槌田ゼミ新シリーズ「福島原発事故基本講座第5回」
「美浜原発事故と加圧水型原発の危険性」
―美浜原発事故、福島原発事故を忘れて川内原発の再稼働はないー
19:00-21:00 講師:槌田敦さん 参加費800円
☆8/30(土) 抗議行動
川内原発を再稼働させるな!0830再稼働反対★国会前大集会
17:00-20:00国会議事堂正門前 主催:首都圏反原発連合
協力:さようなら原発1000万人アクション・原発をなくす全国連絡会・脱原発世界会議・経産省前テントひろば ・再稼働阻止全国ネットワーク
☆8/31(日)イベント
たんぽぽ舎25周年のつどい 13時15分開場:全水道会館(水道橋駅東口下車2分)
第一部 講演とお話:アーサー・ビナードさん&広瀬隆さん
第二部 懇親会
※前売りチケット販売中(一部1000円二部2000円)予約も受け付けています。
◇9/3(水) 抗議行動
九州電力・川内原発再稼働反対:九電東京支社へ抗議行動 17:00~18:00
有楽町電気ビル7F(JR有楽町日比谷口下車) 主催:再稼働阻止全国ネットワーク
◇9/3(水) 抗議行動
第12回東電本店合同抗議 18:30~20:00 東京電力本店前
呼びかけ団体:たんぽぽ舎、テントひろば 賛同団体:東電株主代表訴訟他101団体
(学習会は4Fスペースたんぽぽ)
┏┓
┗■2.リニア中央新幹線の諸問題についてのアニメーション映画完成!
| 原発と密接な関係があるリニアについて考えよう!
└──── はだしの源八おじさんより
リニア中央新幹線?何それ?という人は、たんぽぽ舎メルマガ読者にはいないと思いますが、それでも、一般的にはまだまだ知られていないのが現実のようです。知られていないことをいいことに、どんどん無謀な計画が進められています。原発と密接な関係があるリニアについて、無関心であってはなりません。
無関心ではないけれど、今はちょっとそこまで手が回らないという人たちのために、わかりやすいアニメーション映画を作りました。消費電力は?電磁波の影響は?走行ルートは?環境保全は?採算性は?そもそもリニアは必要なのか?盛りだくさんの17分19秒です。ぜひご覧ください。
☆『リニア中央新幹線がやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!』
┏┓
┗■3.インド「核燃再処理容認を」 日本、慎重論も 原子力協定交渉
| ―進む対中核包囲網の構築-
└──── 糸色のぞむ(千葉在住)
○日本からインドへの原発輸出に必要な原子力協定の締結交渉で、インドが日本に、使用済み核燃料の自国での再処理を認めるように求めている。安倍政権は原発輸出を成長戦略の要に掲げるが、再処理では核兵器の原料にもなるプルトニウムができる。核兵器保有国のインドに容認することには、日本政府内に慎重論もある。
両政府関係者によると、インドが求めているのは、米国との原子力協定と同じ内容。米印協定では、米国から輸出された核関連設備からできた使用済み燃料の再処理について、インドが新たに建設する再処理施設で、国際原子力機関(IAEA)の査察を受けることを条件に認める。
インドは1974年と98年に核実験を行った核兵器保有国。核不拡散条約(NPT)には加盟していないことから、国際社会は長年、原発輸出などインドとの民生用の原子力協力を認めてこなかった。(朝日デジタルより)
この対印交渉はこの間安倍政権が進めてきた「原発の海外輸出」の問題点を極めて明確な形で浮き彫りにしています。
○日本における原発輸出は、単に日立・東芝・三菱等の日本独占資本の直接的な利益追求のみを目的としているわけではありません。
実際に、日・米の両政府・独占諸資本が共同して追及しているベトナムやインドやトルコなどへの原発輸出は、武器輸出とともに、これらの諸国が中国・ロシアの影響力下にからめとられるのを阻止して日・米の側に引き付ける重要な手段として位置づけられているのです。
今回の日印における原子力協定交渉において、日本がポーズとして「核燃再処理容認」に対して慎重な姿勢を示したとしても、米国が合意している以上、中国に対する核包囲網の一環としてそれが位置づけられている事は明らかです。
もはや明らかでしょう。安倍政権は、「集団的自衛権の行使」の合意化にもとづいて日本をアメリカと共同して対中国戦争を遂行しうる軍事強国におしあげる策動と一体のものとして、原発再稼働・原発輸出に突進しているのです。
○このように安倍政権における原発再稼働・原発輸出策動は、彼らの「軍国日本」再興策動の重要な冠をなしているのです。それゆえ私たちは、原発再稼働反対・原発輸出反対の運動を、日米ガイドライン改定反対・集団的自衛権行使のための関連法制定反対の運動と同時的・一体的に進める必要があるでしょう。
安倍ファシスト政権打倒!
┏┓
┗■4.新聞より5つ
└────
◆川内原発 意見公募に戸惑い 規制委、「科学的・技術的」と強調
市民「一般の声 聞くつもりあるの?」
(8月7日朝日新聞見出し)
◆汚染水 行き詰まる対策 回収前提とせず海へ
地元「苦渋 何度迫るのか」
(8月8日朝日新聞見出し)
◆高浜原発 防潮堤かさ上げへ 関電、津波計算ミス
関西電力が、再稼働を目指す高浜原発(福井県)の防潮堤の高さをかさ上げする方針を固めたことが8日、分かった。敷地へ到達すると想定される津波の大きさを計算する際に入力データを誤り、再計算した結果、追加工事が必要になった。
同日午後に開かれる原子力規制委員会の審査会合で報告する見通し。6メートルの高さから数メートルかさ上げするとみられる。高浜原発3、4号機は九州電力川内原発(鹿児島県)に次ぐ再稼働の実質二番手とみられている。関電は収支改善のために早期の再稼働を目指すが、越年の公算が大きくなってきた。
関電は7月31日、規制委の審査会合で誤入力を公表。津波の大きさに影響を与える、原発付近の海底の地滑りが続く時間が正しい値より短くなっていたという。関電は今回追加工事を決めた防潮堤とは別に、取水口側にある防潮ゲートについても高さを4メートルから6.5メートルにする工事を進めている。
(8月8日東京新聞より)
◆中間貯蔵 福島に3000億円 交付金 政府、増額で大幅譲歩
東京電力福島第一原発事故に伴う除染廃棄物を保管する国の中間貯蔵施設建設をめぐり、石原伸晃環境相と根本匠復興相は8日、福島県郡山市で佐藤雄平知事や候補地の双葉、大熊両町長と会談し、施設使用の30年間で総額3,010億円の交付金を拠出する方針を提示した。中間貯蔵施設の交付金額は政府と福島側の交渉で最大の焦点。来年一月の施設供用開始を目指していたが、金額などをめぐり事態は硬直。政府がこれまで水面下で示してきた金額を3倍に増やし大幅に譲歩したことで、難航している交渉が進展する可能性が出てきた。(中略)
3,010億円の内訳は、大熊、双葉両町のほか県や両町以外の県内市町村を対象に新たに創設する「中間貯蔵施設交付金(仮称)」に1,500億円。県全域の復興を効果的に進める事業に利用できる「原子力災害からの福島復興交付金(同)」を新設し、1,000億円。電源立地地域対策交付金の増額分として510億円。交付金の総額は既存の立地交付金も加えると5,000億円以上になる。
福島県と地元二町は今後、既に政府が示している用地の賃貸借認可や県外最終処分の法制化など他の条件と合わせて、受け入れ是非を判断する。(後略)
(8月9日東京新聞より抜粋)
◆もんじゅの機器再点検で内規逸脱 原子力機構
原子力規制委員会は6日、6月に実施した日本原子力研究開発機構(原子力機構)の高速増殖炉原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)の保安検査で、原子力機構が行った1次系配管に関する機器の再点検をめぐり内規を逸脱した手続きがあったと明らかにした。
ただ、原子力規制庁は「直ちに安全上重要な問題はない」とし、保安規定違反には当たらないと判断した。
規制庁によると、原子力機構が1次系配管に関する機器を再点検した際、4カ所で部品の欠損を見つけた。定められた手続きでは、報告書を作成してから対応に当たるが、原子力機構はその前に部品の取り付け作業を行い、内規を逸脱していたという。 (後略)
(8月7日東京新聞より抜粋)
┏┓
┗■5. たんぽぽ舎事務局 短信
└──── 鈴木千津子
今日も、皆、官邸前抗議行動へ…
その準備の為、前日までに印刷を終え、当日昼すぎから皆で丁合し午後4時30分には出発し、夜9時30分頃、たんぽぽ舎にもどって来る。
官邸前に原発の廃止を訴え地方からの人たちも集まり、各自が自分の意志表示をおこなう!!
東京電力福島第一原発事故も収束していない今、川内原発再稼働の既成事実を政府は作ろうとしている。
2011年3月11日の東電福島第一原発事故から今年で3年、原発なしで充分電気は足りている。テレビなどでも、「水分を取り、適度な冷房を使用して熱中症にならないよう」注意を呼びかけている。
それでも、原発なしでやっていけるのに、大事故の責任も取らずに少数の人たちが原発推進をとなえるのか。政治とは何とも不可解…などと言っていられない、何としても原発をなくさなければ…
──────────
☆ひきつづき、たんぽぽ舎の活動・日刊メルマガ=「地震と原発事故情報」
へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致します。
郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856
【編集部より】
メルマガ読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他投稿歓迎。
1.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」に関しては、平等に掲載するため
日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先などを400文字
以内でお送り下さい。件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。
2.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、タイトル(見出し)及
び本文をお送り下さい。件名に「メルマガ掲載希望」と明記して下さい。
送付先は「 nonukes@tanpoposya.net 」です。
なお、お送り頂いた投稿は集会・デモ・講演会のお知らせを含めて紙面の
都合上すべてを掲載できない場合があります。
たんぽぽ舎の会員からの掲載希望を優先させていただく場合もあります。
予めご了承ください。
──────────
◆このメールマガジンのバックナンバーは、ホームページをご参照下さい。
◆メールマガジンを送ります
たんぽぽ舎では、「地震と原発事故情報」(メールマガジン)を
発信しています。
ご希望の方は、件名を「メルマガ希望」としてご自身のEメールアド
レスからご氏名とともにたんぽぽ舎あてにメールを送ってください。
違うアドレスから「このアドレスに送って」ということは間違いの元と
なりますのでやめて下さい。登録できしだい発信致します。
たんぽぽ舎のメールアドレス: nonukes@tanpoposya.net
◆携帯への送信は、1回の容量が多いためか全文配信されない例があります。
──────────
たんぽぽ舎は、月曜~土曜13:00~20:00オープン、日曜・休日はお休みです。
〒101-0061 東京都千代田区三崎町2-6-2ダイナミックビル5F
TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
「ちきゅう座」に掲載された記事を転載される場合は、「ちきゅう座」からの転載であること、および著者名を必ず明記して下さい。