安倍政権と強まる警察国家にNO! 10・18新宿デモ
- 2014年 9月 12日
- 催し物案内
- 園良太
安倍政権と強まる警察国家にNO!
ぶっとばせ弾圧! vol.2
10・18新宿デモ
2014年10月18日(土)15時新宿アルタ前広場集合・アピール
16時デモ出発
主催:10・18反弾圧デモ実行委員会
(呼びかけ:関西大弾圧救援会・東京の会、12.6秘密法国会者傍聴弾圧救援会、2.9竪川弾圧救援会)
連絡先:東京都港区新橋2−8−16 石田ビル5階 救援連絡センター気付
電話:03−3591−1301 http://qc.sanpal.co.jp/
★「ぶっとばせ弾圧!vol.2 安倍政権と強まる警察国家にNO! 10.18新宿デモ」への賛同団体(一口1000円・個人可)を募ります。反弾圧の意思表示でデモをともに支えてください!個人の皆様からのカンパもぜひお願いします。
★郵便振替口座:00130-0-586573 名義:12.6秘密法国会傍聴者弾圧救援会(通信欄に必ず「10.18デモ賛同」と明記して下さい。)
<デモの趣旨>
安倍政権は、次々と秘密保護法や集団的自衛権行使などをはじめとした
そして、全国各地に広がった原発や戦争に反対する街頭デモ、ヘイトスピーチに反対する抗議行動、政府・行政機関へのダイレクトアクションなど、民衆からの抗議の高まりを、弾圧で押さえ込もうとしています。沖縄では、辺野古の海への米軍基地建設強行に、民衆の怒りが爆発し、あらゆる抵抗がくり広げられています。これに対し政府は、警察と海上保安庁の連携によって沖縄の人々を弾圧しようとしています。絶対に許すことはできません。
私たちはあらゆる弾圧にNO!の声をあげていこうと、7月12日に新宿でデモを行いました。報告:http://qc.sanpal.co.jp/info/1761/
http://www.labornetjp.org/news/2014/0712shasin
全国各地で弾圧と闘う人々が集まり、みんなで新宿駅周辺・新宿署・歌舞伎町など、弾圧に反対しよう、警察の横暴をやめさせようと訴えてデモを行いました。
参加者にしつこくつきまとい、写真撮影する公安警察に対しても全員で抗議し、「弾圧やめろ!」と弾劾を浴びせました。新宿デモは大きな共感と反響を得ることができました。反撃の結果、現実に警察の執拗な呼び出しやいやがらせをやめさせる力にもなりました。
私たちは、第2弾として10月18日に新宿で反弾圧のデモを呼びかけます。
さらに大きなうねりを作り出していきましょう。ぜひご参加ください!
<日常的に起こっている!警察の人権侵害>
▼警察は、歩いていただけで職務質問、車を止めて検問、名前・住所や行き先を尋ねてきたりします。これに応じると、身分証の提示を求められ、次には鞄をあけられ、所持品検査を強行されたりします。職質はあくまで「任意」であり、警察は「協力をお願いする」立場であり、強制はできないのです。しかし職質を拒否すると、行く手をさえぎられ、大勢の警官に取り囲まれたりします。こうした警察による人権侵害が全国的に増えています。「職質やめろ」の声を一緒に上げていきましょう。
▼今年5月には新宿署と高輪署で、8月には大崎署で、路上で倒れた人を警官が数人がかりでシートでぐるぐる巻きにして警察署の「保護房」に連行し、死亡させるという事態が起きました。全国の警察や拘置所・刑務所には「保護房」と称する密室が作られています。そこでは警官や刑務官の暴行が日常的に行われています。まさに監獄の中の監獄とも言うべき拷問部屋であり、すべて撤廃させるしかありません。
▼あなたがもしデモや抗議運動で逮捕されたら、警察は「取り調べ」と称して、運動をやめさせるために嘘や脅しなどさまざまな嫌がらせをしてきます。逮捕されたら「『救援連絡センター』の弁護士を」とだけ伝え、あとはダンマリ!完全黙秘があなた自身を守ります。仲間が逮捕されたら、救援会を作って仲間を支えましょう。獄中・獄外で連帯して弾圧をはねかえしていきましょう。
救援連絡センター 電話 03-3591-1301(さーごくいりいみおーい)
<抗議の声を封じるために弾圧!?>
▼「現代の治安維持法」秘密保護法の施行がせまっています。昨年末の強行採決に国会傍聴席から抗議したAさんは、威力業務妨害罪で逮捕・起訴され、現在裁判中。次回は11月5日(水)13時半〜東京地裁、ぜひ集合下さい!
安東章裁判長は30数名しか入れない特別警備法廷を使って、多くの傍聴希望者を締め出し、傍聴人が拍手をしたり、大法廷を要求しただけで、次々に退廷させています。その中で全治2週間のけが人まで出ました。絶対に許せません。
▼一方で、靖国神社に抗議した常野さんは、日の丸バッテンの小さな貼り紙をしたことをもって2ヶ月近く後に家宅捜査をされ、容疑と関係のない私物を28点も押収され、しつこく任意出頭をかけられています。押収された私物はいまだに一部返却されていません。
▼反原発関連では、11名逮捕6名が起訴された「関西大弾圧」で、JR大阪駅前でのビラ配りで事後逮捕・起訴された韓さんが一審無罪を勝ちとりました。駅前広場は「パブリック・フォーラム」であり、弾圧は表現の自由を不当に侵害するものだと、多くの憲法研究者が抗議の声を挙げました。
裁判闘争は続いています。 大阪市がれき説明会弾圧ぱぉんさん・Uさんの控訴審が決まりました。10月20日(月)10時半〜大阪高裁201号大法廷です。傍聴への結集とさらなるカンパで支えましょう!
<治安弾圧がファシズムをつくりだす!>
▼東京オリンピック開催決定で、政府は「五輪テロ対策」を名目に警察官を大量増員し、治安対策の強化、出入国規制や野宿者排除、抗議行動の取り締まり等に乗りだそうとしています。
街のあらゆるところに監視カメラがつけられ、一人一人の行動が監視されています。警察は「防犯カメラ」と呼んでいますが、実態は監視であり、私たちの顔や通った道や入った店や買った物など、あらゆる情報が警察に集められるしくみになっています。誰のどの言動が「犯罪」であるか、逮捕するかを決めるのは、もっぱら警察です。警察が「犯罪」をつくりだしているのです。
▼かつて治安維持法のもと、特高警察と隣組が民衆の一挙手一投足を監視し、戦争に反対する者を次々に投獄していきました。このような状況を絶対にくり返させるわけにはいきません。戦前・戦中の特高警察を引き継ぐ公安警察は、現代においても、政府への抗議運動を監視し、情報収集と治安弾圧をしています。現代の特高警察=公安警察は解体するしかありません。
▼8月29日、2名の死刑が執行されました。安倍政権・谷垣法相は昨年から連続して6回11名もの死刑を強行しました。今年3月には証拠のねつ造までして無実の袴田巌さんを死刑にしようとしたことが明らかになりました。これ以上、見せしめとしての死刑執行を許してはなりません。戦争と死刑は国家による殺人です。治安弾圧の頂点にある死刑を廃止しよう。
「ちきゅう座」に掲載された記事を転載される場合は、「ちきゅう座」からの転載であること、および著者名を必ず明記して下さい。