たんぽぽ舎から TMM:No2344
- 2014年 11月 26日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎
たんぽぽ舎です。【TMM:No2344】
2014年11月25日(火)
地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします 転送歓迎
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★1.今年も皆さまの温かなご支援をお願いします
たんぽぽ舎「山谷支援年末年始助け合い運動」
受付期間は12月8日(月)到着分より22日(月)必着です
たんぽぽ舎
★2.規制委「放射線審議会」による被ばく量緩和を許すな!
東電福島第一原発事故被曝労働者の命を守れ!
原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会!その29
木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)
★3.テント日誌11月23日(日)
経産省前テントひろば1170日 商業用原発停止433日
前日のことから (I・K)、(K.M)
★4.新聞より
◆消えた「脱原発依存」「安倍政治2年を問う 岐路12・14衆院選」
(下)原発 (11月25日東京新聞1面より抜粋)
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※11/27(木)福島原発事故基本講座にご参加を!
槌田ゼミ新シリーズ第8回福島原発事故と川内原発再稼働(討論会)
日 時:11月27日(木)19時より21時
講 師:槌田敦さん
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F) 参加費:800円
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┗■1.今年も皆さまの温かなご支援をお願いします |
たんぽぽ舎「山谷支援年末年始助け合い運動」 |
受付期間は12月8日(月)到着分より22日(月)必着です └──── たんぽぽ舎
◎ たんぽぽ舎では、毎年、日雇い労働者が職を失う年末年始の時期、「命を
繋 ぐ助け合い運動」とし全国の皆様へ心温まる支援を呼びかけてきまし
た。 この取り組みは、たんぽぽ舎が発足する以前に現代思想社(たんぽぽ舎
と兄弟関係の共同事務所)の仲間が行なっていた活動をたんぽぽ舎が引き継
ぎ、今年で33回目になります。・最近では、不安定な雇用が横行し、政府の
統計に入らない失業者の存在や、ネットカフェなどで過ごす若者たちが多く見ら
れます。生活保障費の切り下げも私たちの生活全般に重くのしかかり、昨年8
月から来年4月までの生活保護費が670億円も削減される見込みです。本
当に困っている人が、国の社会保障制度を受けられず、門前払いされ路上に
投げ 出される事態が危惧されます。・「いのちが大事」、たんぽぽ舎は32年
続いて いる「助け合い運動」を今年もまた呼びかけます。厳冬期に着のみ着のままで、
路上に寝ている人々に毛布を掛け、防寒着を配る。日雇い仕事の求人がなくなるこの時期に、温かい食事を提供する活動に皆様のご協力をお願いいたします。・山谷労働者福祉会館の仲間は、年末年始緊急支援として12月29日から1月5日(朝)まで「共同炊事」やパトロール、餅つき、相談活動などを実施していますが、衣類、毛布、お米などの物資が大量に必要になります。 一枚の毛布で一人の命が守られます。皆様の支援をお待ちしております。
◎《受付期間》2014年12月8日(月)到着分~12月22日(月)到着分まで〈物資〉送付先:〒101-0061 東京都千代田区三崎町2-6-2 ダイナミックビル5F
「たんぽぽ舎」支援物資担当(TEL 03-3238-9035) 〈現金〉現金カンパは郵便振込みでお願いします。 口座番号:00180-1-403856 加入者名:たんぽぽ舎 通信欄に[山谷支援カンパ]と明記して下さい。(必須事項) 住所、氏名、電話番号もご記入願います。
◎【送ってほしいもの】 毛布 防寒着 お米 現金 米券 調味料 インスタントコーヒー お茶 保存食品(缶詰など) 野菜(要事前連絡) 作業着 下着(新品) ズボン 靴下 軍手 靴 バック、リュック テント 寝袋 タオル 石けん 洗剤 歯ブラシなどの日用品 【以下のものは需要がありませんので送って頂かないようお願いします】 背広 ワイシャツ 子供用、女性用衣類 テレホンカード 食器 ◎【たんぽぽ舎から、支援スタッフ募集のお願い】 -作業開始15時から2時間程度を予定しています。 12月8日(月)から22日(月)まで、日曜を除く期間中、 たんぽぽ舎に送られてくる支援物資の整理をお手伝いして下さるスタッフを募集しています。 下記までご連絡いただけると助かります。 連絡先:たんぽぽ舎(水道橋駅西口下車5分) TEL 03‐3238‐9035 FAX 03‐3238‐0797 メール nonukes@tanpoposya.net
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┗■2.規制委「放射線審議会」による被ばく量緩和を許すな! | 東電福島第一原発事故被曝労働者の命を守れ! | 原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会!その29 └──── 木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)
○ 7月30日の規制委定例会議終了間際、田中委員長がやおら「国際的な基準、IAEA(国際原子力機関)等では500mSvということを出しておりますけれども、こういった基準とか、福島第一原子力発電所事故の実態を踏まえて、緊急事態の現実的な対処のあり方を検討してはどうか」と話し、緊急時の被ばく線量の上限について議論することを正式決定した。 そして、先の11月17日に本格的に緊急時被ばく量緩和に向けた議論を実施した。3時間以上に渡る第129回「放射線審議会総会」で、いつもの「科学的・技術的」を装って「政治的」結論を導く規制委のやり口を目撃できる。 議事録がまだアップされていないが、是非動画を覗いてほしい。放射線審議会案内 http://www.nsr.go.jp/committee/houshasen/index.html 同 の動画 https://www.youtube.com/watch?v=NLU3ImO5MAI ○ 会議では、まず本間充俊氏がIAEA、ICRPの勧告を紹介して、緊急作業者が500mSvまで許されると報告。 次に、東電が分厚い59ページの資料をもとに、100mSv超過者が既に174名、当初250mSvが上限であったが収束宣言後に100mSvになり苦慮、国際的整合性から線量制限緩和を要望。 厚労省電離放射線労働者健康対策室からは、福島第一原発で既に250mSv超が6人出ていること、平時(100)と緊急時(250)の上限を説明。 続いて、原子力規制委員会から田中委員長の発言「緊急作業時に100mSvを超えるような事故が起こる可能性を完全に否定することはできない」を参照して緩和することを提案した。
○ 緊急時と通常時とは同じ線量計を使っているので分離できない、緊急時に従事する人が本人が認めるからと言って安全衛生上の基準を緩める訳にはいけないなど厚労省の当然の発言に対して、規制庁の片山審議官(元原子力安全・保安院課長)が反論した。 250mSvが白血球(リンパ球)の減少が診られるしきい値である、確定的影響と確率的影響とを評価しないといけないなどの当然の意見が出たが、神谷会長は、緊急作業時は500mSvに緩和する方向を匂わせその後の会議の持ち方を曖昧なままにして、会議を終わった。
○ まだ決定した訳ではない。それ故皆で声を上げて止めることができるかも知れない。まずは、規制庁に抗議と質問の声を浴びせたい。 原子力規制庁 電話:03-3581-3352(代表) 原子力規制庁放射線防護対策部放射線対策・保障措置課 03-5114-2155
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┗■3.テント日誌11月23日(日) | 経産省前テントひろば1170日 商業用原発停止433日 | 前日のことから └──── (I・K)、(K.M) 朝、テントについたら長野から新鮮な白菜が届いていた。YさんUさんが小分けにしてレジ袋に入れて下さったのを頂いた。 今日も小春日和で座り込みには嬉しい暖かさ。11時ごろ郡山のHさんが寄ってくださる。原発いらない女たちの集会のため上京されたそうだ。電車の中で福島民報を読み腹の立つ事ばかりと嘆いていた。同感です! 暫らくUさんと3人でおしゃべりした後、Hさんは歩いて会場へと向かって行かれた。 私は土曜日当番のYさんOさんが来た後、官邸前での”NO!辺野古新基地 埋め立てるな!政府に迫る”行動に行った。Kさんが朝からテントのチラシを用意して参加者に配っていた。 集会の後の帰り道テントの仲間数人と、参加者300人は一寸少ないのではと話し ながら戻る。 沖縄では翁長新知事誕生の後、就任する前にと急ぐように埋め立て準備工事が始まり、阻止しようとした84歳の女性が機動隊に怪我させられという話を聞いたが、衆議院が解散したとたんに工事は止まり海保も引き上げたと言う。選挙への悪影響を避けるためだったらしい。 集会でも選挙が話題になり、是非自民党以外の候補者に投票をしましょうとの発言があった。消費税ばかりでなく集団的自衛権や原発も争点に入れて欲しいと思う。(I・K) ○おだやかな平和な日曜日 10時過ぎテントについたらMさんが愛犬ルイちゃんともう来ていた。午後用事があるので少しでも長い時間座るためいつもより早く出てきたとのこと、そして今日も美味しいおにぎりと心づくしのおかずを差し入れてくれた。本当にありがたいです。少しして川崎の方からお水がゆうパックで届いた。 テントのことを思ってくださる方がたくさんいて本当に嬉しいです。 今日は連休の中日のせいか時折道をたずねる人が寄ったほか、訪れる人もほとんどなく少人数で静かな時間を過ごしていた。 夕方になって岡山から来た方が缶バッジと福島おんなカレンダーを買って帰られた。平和な一日で幸いでした。(I・K) ○寒さに負けず怒りをたぎらせる日曜夜・日曜夜は連休ゆえいつもと違うメンバ-で農業談議。 いずれ田畑を借りて鶏を飼い種々の作物をつくる目論見を語るSさん、数年間かけて土を育て、今はなかなか得られない味も栄養も濃い野菜をつくるそうだ。土の大切さを皆で再確認。 表土に放射能を浴びせた原発事故。除染では、長年かけて得られた豊かな土を取り戻せない。 私も、落ち葉や枯草を集めて土づくりして長年美味しい無農薬野菜を作っていただいた稲城のお百姓さんのことを思いだした。寒い冬の早朝に伺って味噌造りも教わった。大恐慌の中で満州事変を喜ぶ大人たちの話もショックだった。・「11.24 脱原発アクションin柏崎刈羽」の為に車で出かけた4人もうまい酒を飲んでいるだろうか。月曜には小出裕章さんの講演がある。22日の長野大地震は活断層「神城断層」の一部が動いた逆断層型地震で、地表29センチが動いたそうだ。柏崎刈羽や志賀への影響はどうだろう。 福島第一原発の放射能汚染水対策も廃炉への道も破綻状態なのに柏崎刈羽原発の再稼働を申請し、国に多額の税金を使わせながら被害者賠償を値切り、利益を計上している東電はやはり破綻させるべきだ。・いよいよ理由なき衆議院選挙。安倍政権の戦争国家化への悪事、格差拡大の悪事、コントロール・ブロックできているとオリンピックを招致した悪事、…をあばいて、何としても安倍打倒したい。・(訃報) 反原発自治体議員・市民連盟共同代表の布施哲也さんが11月21日午後入院先で急逝した。あまりの突然の知らせに驚いた、悲しい。 巨漢から落ち着いた物腰と優しい笑顔で話してくれた布施さん、心よりご冥福をお祈りします。補助金が出ないけれど放射性物質が落ちてくる原発周辺の住民が声を上げれば原発は止まる、との教訓を胸に抱きつつ。 通夜:11月24日(月)18時~、告別式:11月25日(火)11時半~ 清瀬市の全龍寺にて (K.M) ○テントからのお知らせ 12月3日(水)15時 テント裁判第9回口頭弁論《103号法廷》 14時 地裁前集合 抗議集会 15時・第9回口頭弁論 17時 裁判報告集会(参議院議員会館講堂) 発言:川内現地報告 勝又美佐子(原発いらない福島の女) 河合弘之 他
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┗■4.新聞より └────
◆消えた「脱原発依存」「安倍政治2年を問う 岐路12・14衆院選」 (下)原発 「再稼働は、電力会社のためとしか思えない」 年明けにも再稼働する可能性がある九州電力川内(せんだい)原発(鹿児島県薩摩川内市)。東京電力福島第一原発事故を受け、福島県双葉町から家族で鹿児島市に避難してきた自営業遠藤浩幸さん(48)は、また原発に悩まされることになった。「事故が起きれば避難計画も役に立たない。事故の責任は誰も取れるわけがないのに」と憤る。 住民の不安をよそに、安倍晋三首相は今年7月、九電会長ら九州の財界人約20人が出席する会合で「川内は、なんとかしますよ」と再稼働に意欲を示したという。 原子力規制委員会が新規制基準に適合していると認めた原発は、再稼働させるというのが政府の立場。首相は「低廉、安定的なエネルギー供給があって経済を維持できる」と国会答弁などで強調している。 もともと自民党は2012年の前回衆院選で「原子力に依存しなくてもよい経済・社会構造の確立」を公約していた。しかし、政権獲得後の一三年参院選では消えた。 それどころか、政府が今年4月に閣議決定したエネルギー基本計画では、原発を「重要なベースロード電源」と規定。原発事故の教訓を国際社会と共有するとして、原発輸出も成長戦略の柱に据える。破綻状態の核燃料サイクルも継続する方針だ。 問題は安全性。首相は、規制委の審査によって再稼働に求められる安全性は確保されていると説明するが、規制委の田中俊一委員長は「リスクがゼロということはない」。想定外の事態が起きる可能性は否定できないのに、かつての「安全神話」に戻りつつある。 一方、福島第一原発では汚染水漏れが続く。(中略) 今年は、電力の使用量が最も増える夏を、福島の事故後初めて原発ゼロで乗り切った。省エネ機器の普及と、節電意識の浸透が大きい。再稼働を急ぐ政府の方針と裏腹に「原子力に依存しなくてもよい経済・社会」が実現しつつある。 それでも原発依存に回帰するのか、ブレーキをかけるのか。重大な岐路に立つ。 (11月25日東京新聞1面より抜粋)
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