2/9:第21回ルネサンス研究会「グローバル・アナーキズムの争点:ソレル、大杉栄、ラウル・ヴァネーゲム、アガンベン」
- 2015年 1月 30日
- 催し物案内
- ルネサンス研究所
ルネサンス研究所第21回定例会のご案内です。
◇日 時:2015年2月9日(月)18時30分開始 開場18時00分
◇場 所:専修大学神田校舎7号館6F763教室
◇報告者:友常勉(東京外国語大学教員)
「グローバル・アナーキズムの争点:ソレル、大杉栄、ラウル・ヴァネーゲム、アガンベン」
シアトルやジェノヴァ・サミットでの闘争と弾圧、そしてその後の停滞、イスラエル/パレスチナで展開されているアナーキストの運動Anarchists Against The Wall(AATW)と昨年のガザ「51日間戦争」(岡真理)をにらみながら、暴力に抗する政治戦線の形成をめぐるグローバル・アナーキズムの現在の争点 を考えてみたい。そのテーマに迫るために、シチュアシオニストのラウル・ヴァネーゲムの「日常生活の闘争」、ソレルや大杉栄ら革命的サンディカリズム論 が、ゼネストを「横溢する生命力」として、あるいは「社会的神話」として定義したこと、さらに、「所有」と「使用」をめぐるアガンベンの諸論考が提起して いる、「来るべき共同体・共同性」というアプローチを参照する。 (友常勉)
●第22回予定2015年3月9日中村勝巳
●第23回予定2015年4月13日伊吹浩一
「ちきゅう座」に掲載された記事を転載される場合は、「ちきゅう座」からの転載であること、および著者名を必ず明記して下さい。