たんぽぽ舎から TMM:No2394
- 2015年 1月 30日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎
たんぽぽ舎です。【TMM:No2394】
2015年1月30日(金)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.笑い声が何度もおきた-テント守ろう集会・報告
「強制撤去の判決を出させない」声と運動をあちこちに広げよう
私(女性)もテントとともに闘う 強制撤去させるな!
柳田 真(たんぽぽ舎)
★2.デタラメ高浜審査書案は認められない! (下)
電気は足りている、安全でない原発再稼働は滅亡への道
渡辺寿子(原発いらない!ちば)
★3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
◆あきれ果てても、あきらめない 検察に良心はないのか!
2/15福島原発告訴団 福島県集会
主催:福島原発告訴団 場所:ビッグパレットふくしま
★4.新聞より4つ
◆「原発事故、今後も起きる」 政府調査委 畑村元委員長
(1月29日毎日新聞より)
◆肺がん発症リスクも 原発作業員 累積100ミリシーベルト超で
(1月29日茨城新聞より抜粋)
◆原発比率 15~25%が軸 2030年電源構成 経産省検討へ
新増設の是非 焦点 再生エネは2割超 (1月29日朝日新聞見出しより)
◆避難指示解除後 慰謝料は1年間 原賠審会長見解
(1月29日東京新聞より抜粋)
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※訂正1つです。
1月28日発信【TMM:No2392】の■1.みんな、集まろう!
鹿児島&福島の女たちの共同アクションに! で
正:橘 優子(たんぽぽ舎 ボランティア)
誤:橘 優子(たんぽぽ舎)
おわびして、訂正致します。
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┗■1.笑い声が何度もおきた-テント守ろう集会・報告
| 「強制撤去の判決を出させない」声と運動をあちこちに広げよう
| 私(女性)もテントとともに闘う 強制撤去させるな!
└──── 柳田 真(たんぽぽ舎)
・1月26日(月)夕方、たんぽぽ舎主催で、「テントが危ない!テントを守ろう支援連帯集会」がスペースたんぽぽ会場で開かれた。これまで延べ4回開催。会場は1枚の大型横断幕=「反原発テントを撤去するな 撤去すべきは原発の危険」と3本のノボリ旗がひるがえる中で40人が参加。3本のノボリ旗は-1.「高浜原発の再稼働反対 福井・京都・滋賀住民の危険高まる ヒナンできない琵琶湖も危ない」、2.「再稼働反対 テントを守ろう」、3.「川内原発の再稼働反対」
・集会の概要
1.DVD映像上映「テント1000日 おテントさまが見ている」
2.主催者(たんぽぽ舎・柳田)のあいさつ-あちらこちらでたくさんテント守ろうの集会を開こう-小さくとも。
3.経産省前テントひろばの2人からのことば-正清太一さん、淵上太郎さん
4.原発現地から、茨城県東海村の相沢一正村会議員「できそうもないことができちゃっているテント」
5.大口昭彦弁護士の話「裁判所が強硬の背景は、原発再稼働をひかえ年度内にやれという国家意思だろう。2・26判決は厳しいと見る。最大限の抵抗で闘う」
6.参加者各人から、「私とテントのおもい」発言-1人5分をメドに15人が発言した。
それぞれユニークな発言が多く会場が何度も笑いにつつまれた。笑いの中でも、しかし、テントが危ない、テントを守ろう、テントを強制撤去させるな-の参加者の意思がみちみちた集会でした。
当日の会場費の半額15200円をテントへのカンパとして、経産省前テントひろば代表者へ託しました。
・特長的な発言
Oさん(女性)…テントは私にとって本音で話せる場としてあった。貴重な場だ、ぜひ守りたい。
Aさん(女性)…福島の女たちからのメッセージを紹介(代読)
Nさん(男性)…国から来ている土地代金1200万円+αは、判決ではどうなると見るか、回答厳しい
Iさん(男性)…テントは民主主義の夜間学校だ、守りたい。テントに行ってすこしイヤな思いをしたこともあり
M・Iさん(男性)…福島第一原発事故で、郡山に住んでいる孫2人が心配、再稼働反対のテントの存在は貴重だ。
Tさん(女性)…日本人は騙されやすい、そういう人々へも働きかけよう。
Yさん(女性)…テント守ろうハガキを担当している。ハガキは相手にじかに届くので効果的だ。
Mさん(男性)…国有地の立入禁止看板はハラがたつ。国有地は我々の土地だ。国有地へどしどし入ろう。
O・Aさん(女性)…テントはこわくない(あいそは悪いが…)。私もテントとともに闘ったという2人となりたい(姉と共に)
T・Bさん(女性)…高齢者が多く参加していることは悪いことではない。テントのおかげで私も闘えている。
・当日は、「テントを守れ」ハガキ(官製ハガキ-52円3枚と送付先宛先のチラシで200円)がたくさん普及された。東京地裁へ、経産大臣へ、安倍総理へ、のべ1万枚をこすハガキが発信された。
・2月7日(土)18時より日本教育会館(たんぽぽ舎から10分の距離)での大集会と、2月26日(木)15:30の東京地裁へ大結集しよう。
・なお、たんぽぽ舎も近日、第5回のテントを守ろう、強制撤去を許さない集会を開く予定。ご参加下さい!
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┗■2.デタラメ高浜審査書案は認められない! (下)
| 電気は足りている、安全でない原発再稼働は滅亡への道
└──── 渡辺寿子(原発いらない!ちば)
○ 事故が起きても逃げられない
規制委は避難計画については審査の対象ではないと自治体や国に丸投げしています。自治体は国にいわれて仕方なく、避難計画の策定に取りかかっていますが、もともと大事故が起きたら住民が被曝せずに、安全に避難することは不可能な話で、避難計画を策定したとしても現実に機能しないと思われるものばかりで、避難は不安だらけです。
高浜原発の場合を考えてみても、原発から逃げる道は一本しかなく、事故時は大渋滞にになることは目に見えています。川内原発は火山灰の心配がありますが、高浜、大飯など日本海(若狭湾)に面している原発と周辺は冬は大雪に見舞われることは日常的です。大雪の時に大事故が起きれば車での避難もままならず、住民は放射能の中で身動きならず、閉じ込められてしまいます。
○ 多重事故、多号機事故考慮せず
個々の機器の安全性も問題ですが、福島事故で明らかになったように、大地震、大津波に襲われた時は様々な機器が不具合を起こし、多重事故となります。また福井県若狭湾沿いには高浜4基、大飯4基、美浜3基、敦賀2基と13基もの原発と「もんじゅ」があり、14基の原子炉がひしめく原発銀座といわれています。大地震、大津波に見舞われた時、それらがいっせいに大事故を起こす可能性は福島事故でこれも実証されました。
しかし高浜原発審査書案ではこのような多重事故、多号機事故について関電はまったく触れていません。これらを考慮していない審査書案を規制委が「合格」とするなら、審査書案は無効であり、再稼働などまったく認められません。
○ 保安院の轍を踏む規制委廃止せよ!
福島原発告訴団は1月13日津波対策をせず、福島事故の原因を作ったとして東電、電事連、保安院などの関係者を被告とする福島事故の第二次告訴・告発を行いました。
検察は一次告訴の被告東電幹部を再び不起訴としました。添田孝史著『原発と大津波 警告を葬った人々』によると1997年には福島第一を大津波が襲う可能性があることを東電も官庁も承知していたこと、お金がかかることを嫌がり、東電が警告を無視して、保安院を巻き込み津波対策をしてこなかった経緯が当事者と日時を特定して明らかになりました。東電とともに津波対策を葬った保安院を思うと今の規制委のことを考えます。規制委は福島事故の教訓を忘れ、再稼働させるための審査を次々と通しつつあり、次は伊方の再稼働を狙っているようです。保安院で東電に加担していた多くの役人が規制委で働いています。この『原発と大津波 警告を葬った人々』と高浜原発審査書案を読み、検察は被告を起訴すべきと確信するとともに再稼動推進機関規制委は廃止すべきと強く訴えなくてはと思いました。 (了)
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┗■3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
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◆あきれ果てても、あきらめない 検察に良心はないのか!
2/15福島原発告訴団 福島県集会
日時:2月15日(日)14:00~16:00
場所:ビッグパレットふくしま コンベンションホールB
http://www.big-palette.jp/07access/index-g.html
サイエンスライターの添田孝史さんをお招きし、東電の幹部や津波対策担当者、規制当局の官僚、電事連などがいかにして津波想定を葬ってきたかを解説して頂きます。
1月22日には東京地検が元東電幹部らを再度不起訴としました。
この決定への抗議の集会とし、そして新たに東電の津波対策担当者、規制当局の官僚らを告訴する「2015年告訴」の告訴・告発人の参加を受け付けます。(印鑑をご持参ください)福島原発告訴団の地脇です。お世話になります。
「あきれ果てても あきらめない」
私たちは、まだやれることをやり続け、真実を追い求め、この原発事故の責任を追及します!
主催・連絡先:福島原発告訴団
ブログ http://kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.jp/
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┗■4.新聞より4つ
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◆「原発事故、今後も起きる」 政府調査委 畑村元委員長
国の原子力委員会(岡芳明委員長)は28日、原子力利用の課題を示す「基本的考え方」策定に向け、東京電力福島第一原発事故で政府の事故調査委員会の委員長を務めた畑村洋太郎東京大名誉教授と意見交換した。畑村氏は「原子力を扱う限り、事故は今後も必ず起きると認識すべきだ」と訴えた。
畑村氏は「努力しても人が考えつかない領域や、原発事故が起きる可能性は残ると宣言すべきだ」と強調。事故を起こさないための「防災」と、事故時の被害を最小限に抑える「減災」の両方が重要だと指摘した。
また事故当事国の課題として、自己検証の継続、知見の国内での共有と海外への発信を挙げた。
原発再稼働の在り方にも触れ、「規制当局が安全性を確認し、OKならば安全だとする国の論理は破綻している。世の中が求める絶対的な安全はあり得ない」と批判。避難計画だけでなく、被害拡大防止策や除染計画も事故に備えて整備すべきだと訴えた。
原子力委は「基本的考え方」を約1年かけて策定し、関係省庁に具体的な施策を促す。(1月29日毎日新聞より)
◆肺がん発症リスクも 原発作業員 累積100ミリシーベルト超で
厚生労働省は28日、原発作業員など放射線を扱う仕事に携わる労働者について、累積の被ばく線量が100ミリシーベルト以上になると、ぼうこうがん、咽頭がん、肺がんを発症するリスクが高まるとの検討結果を公表した。
厚労省は3種類のがんに発症したと労災申請があった場合に1.被ばく線量が累積100ミリシーベルト以上 2.被ばくから発症までの期間が少なくとも5年以上-などを認定の判断の目安にすることを決めた。(後略)
(1月29日茨城新聞より抜粋)
◆原発比率 15~25%が軸 2030年電源構成 経産省検討へ
新増設の是非 焦点 再生エネは2割超
(1月29日朝日新聞見出しより)
◆避難指示解除後 慰謝料は1年間 原賠審会長見解
東京電力福島第一原発事故の賠償指針を定める原子力損害賠償紛争審査会の能見善久会長は28日、現在の指針通り、一人当たり月10万円の慰謝料支払いを避難指示解除後1年で打ち切るのが妥当との見解を示した。(後略)
(1月29日東京新聞より抜粋)
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