たんぽぽ舎から TMM:No2411
- 2015年 2月 19日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎
たんぽぽ舎です。【TMM:No2411】
2015年2月19日(木)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.「経産省前テントひろば」があぶない!「テントひろば」を守ろう!
2月はテント防衛強化月間として、勝手にテントを守る当番しています
奥内幸子(たんぽぽ舎ボランティア)
★2.経産省前テント撤去を許すな!2・26東京地裁に集まろう
2・26判決強行を許すな! 「経産省前テントひろば」より(2月18日)
★3.「もんじゅ」と「はやぶさ」
その2(昨日発信の【TMM:No2410】★1の続き)
2010年6月に書いた文章 原田裕史(核開発に反対する会)
★4.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
◆3月7日からポレポレ東中野にて-アンコール上映のお知らせ
ドキュメンタリー映画「遺言 原発さえなければ」
3月7日(土)から13日(金)の1週間
★5.新聞より1つ
◆韓国 原発周辺住民に「画期的」判決 放射線原因がん認める
脱原発ヘ高まる機運 訴訟は上級審ヘ (2月8日東京新聞より抜粋)
━━━━━━━
※川内・高浜原発再稼働やめろ!永遠に原発ゼロに!
2/20首相官邸前・国会議事堂前抗議-第137回
日 時:2月20日(金)18:30~20:00
主 催:首都圏反原発連合(たんぽぽ舎も参加・構成団体)
当日の詳細は http://coalitionagainstnukes.jp/ を参照
たんぽぽ舎は、いつものように13:00集合、ビラ折りやプラカードづくりの作業、
たんぽぽ舎16:50出発、17:30頃、関西電力東京支店(富国生命ビル9F)前で短時間の抗議コール。17:45「経産省前テントひろば」集合。
18:00官邸前、国会前へ出発。
20:20経産省前テントヨコでまとめの集会と東電抗議の際の楽器練習(短時間)。
━━━━━━━
※2/22「経産省前テントひろば」があぶない!テント強制撤去反対!
テントを守ろう100人集会「2/26テント撤去判決を出させない!」
日 時:2月22日(日)13:30より17:00
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円(半分をテントへカンパ)
発言者
・原発現地から 鈴木卓馬(浜岡原発を考える静岡ネットワーク)
・沖縄から 毛利孝雄(沖縄大学地域研究所特別研究員)
・テント応援団 冨田杏二、自治体議員から(議員市民連盟)
・テントひろば 正清太一、渕上太郎
・たんぽぽ舎 沼倉 潤、柳田 真、横田朔子
・弁護士から 一瀬敬一郎
・テントを守ろうハガキ 内海洋子
・参加者からみんなが発言、メッセージ紹介
共 催:たんぽぽ舎 03-3238-9035
:テント応援団 03-3812-4900
━━━━━━━
※訂正1つあります
昨日発信の【TMM:No2410】★2
正:テントを守ろう100人集会 2月22日(日)のお誘い
誤:テントを守ろう100人集会 2月22日(土)のお誘い
━━━━━━━
┏┓
┗■1.「経産省前テントひろば」があぶない!「テントひろば」を守ろう!
| 2月はテント防衛強化月間として勝手にテントを守る当番しています
└──── 奥内幸子(たんぽぽ舎ボランティア)
寒い日が続いています。でもテントは頑張って立っています。テントの皆さんはそれぞれ時間を遣り繰りして座り込みを続けています。私も今まで時々テントを訪れていましたが、今月は特別です。
2月を「テントを守ろう」強化月間と勝手に決めて、出来る限り訪問しています。テント裁判は2月26日(木)の第10回公判を前に重要な局面にきています。
皆さん、集まりましょう。雨の日、風の日、台風や大雪にも負けず、3年半も立ち続けている経産省前テントでお会いしましょう。
そしてお話しましょう。これからの日本のこと、私たちに何が出来るのか。
そんなお話がしたいです。
「座り込むのは苦手」という方、立ち話でも構いません。
どうぞお立ち寄りください。
私は以下の日時でテント前に座ります。
2月21日(土)、2月22日(日)、2月25日(水)、2月26日(木)、
2月28日(土) 毎回11:30から14:00の時間帯
お会いできれば嬉しいです。
┏┓
┗■2.経産省前テント撤去を許すな!2・26東京地裁に集まろう
| 2・26判決強行を許すな!
└──── 経産省前テントひろば(2015年2月18日)
東京地裁は、裁判官忌避(特別抗告)を無視し、2月26日(木)テント裁判の“判決”を告知してきた。福島の声を聞くことなく、証拠調べもせず、国側の意向のみにつき従う判決強行を許してはならない。
川内原発、高浜原発の再稼働が遅れ、全原発停止から既に521日が過ぎた。反原発の運動と世論が広がっているからだ。
福島第一原発は収束せず、放射能は漏れ続け、小児甲状腺がんが異常多発(118例発見)する福島では、“もう我慢出来ない”“我慢しない!”の声が強まっている。
テント裁判強行は、福島原発事故を無きものとし、再稼働へ突破口を切り開こうとする安倍政権に追すものだ。
東京地裁37部村上裁判長は福島の声を聞け!証拠調べを行え!専門家意見を聞け!被告本人尋問を行え!43人当事者の声を聞け!
2月26日(木)東京地裁に集まろう。
テントは1257日建ち続けている。原発に反対し、非暴力・不服従を貫くテントに多くの市民の支持があるからだ。
東京地裁は弁論再開せよ!判決強行するな!福島の皆さん!全国の皆さん、全世界の皆さん、東京地裁に対し、裁判強行するな!弁論再開せよ!福島の声を聞け!証拠調べを行え!専門家意見を聞け!の声を挙げて下さい。
26日(木)東京地裁前にお集まり下さい。
<2・26の行動予定>
12時30分 テント前集会
13時30分 地裁前抗議集会→傍聴券抽選に並びます。
14時30分 裁判予定
15時30分 地裁前抗議行動
16時00分から18時 報告集会(参議院議員会館講堂)
今後の予定・お願い
1.抗議決議(東京地裁・経産省宛)、支援決議(テント宛)を挙げて下さい。 2・26集会に参加下さい。
2.英語版だけでなく、独・仏・伊・韓国語でチラシとメールを作成し、
国際発信します。協力願います。
3.全ての民主主義運動の中へ出向き、テント撤去許すな!の声を広げます。
協力願います。
4.2月26日(木)前後も、テントでの多彩な企画を継続します。協力願います。
5.弾圧に留意し、テント内私物を撤去し、パソコン管理を徹底します。
協力願います。
6.2月23日(月)14時より記者会見を行います。(テント前)
7.強制撤去に対しても非暴力・不服従で闘い抜きます。
(詳細は2月26日報告集会)
┏┓
┗■3.「もんじゅ」と「はやぶさ」
| その2(昨日発信の【TMM:No2410】■1の続き)
| 2010年6月に書いた文章
└──── 原田裕史(核開発に反対する会)
小惑星探査機「はやぶさ」が俄かに話題になっています。
「核兵器」は常に運搬手段と共に語られます。兵器級プルトニウムが原子炉級プルトニウムよりも核兵器製造に適している点も、ロケットに積みこみ、ICBM(大陸間弾道ミサイル)となるか、否か、という点にあります。
そのロケットで、今年日本にとって画期的な出来事が起こります。予定では6月13日ですから、これを読んでいる皆さんには結果が出ていることになります。
世界最大の固形燃料ロケット
日本のロケットには2系統の技術系譜があります。気象衛星「ひまわり」などを打ち上げるロケットは液体燃料ロケットですが、学術衛星を打ち上げるロケットは固体燃料ロケットが使用されてきました。
日本で戦後最初のロケットは東京大学の糸川博士(「はやぶさ」が調査してきた小惑星の名前の由来です)が開発したペンシルロケットまでさかのぼります。研究者の系譜からして当然のように「固体燃料ロケット」が開発され続けました。
核武装を夢見る人にはまことに都合の良い状況です。現在この系譜はM-Vロケット(Mは「ミュー」、Vを「5」と読みます)まで発展しました。
このM-Vロケットは金星や火星に探査機を届ける能力を持っているのです。米露のICBMをしのぐ巨大ロケットです。
再突入技術の確立
日本のロケット技術は世界有数のものになっていますが、ICBMにするためには一つ欠けている技術がありました。それは「再突入」と呼ばれる技術です。
一度大気圏を飛び出したロケットが再び地球に戻り、地面まで届くこと。これがICBMの実現に必須の技術です。なにしろICBMの弾体は非常に高速で飛翔するため、大気との摩擦熱で非常に高温になり、燃え尽きてしまいます。スペースシャトルでは耐熱の「タイル」が使用されます。アポロ宇宙船などでは、機体表面に樹脂を塗り、燃焼により、機体を保護しました。
日本は冷戦中はロケット開発を行ってもこの「再突入」技術の開発はおこなってきませんでしたが、冷戦後に「再突入」実験を開始しました。
その技術の系譜の集大成が「はやぶさ」ということになります。小惑星「イトカワ」は地球の引力圏の外側ですから、「イトカワ」からの帰還が出来るのであれば、ICBMの開発は随分容易なはずです。
平和という名の隠れ蓑
「はやぶさ」の目的はもちろん、軍事利用ではありません。小惑星の組成を調べることで、宇宙の歴史を詳しく研究する科学研究が目的に謳われています。
世界がもう少し平和であれば、「はやぶさ」を応援しても良いかもしれませんが、現在は核時代の終わりが始まるかどうかという瀬戸際です。「はやぶさ」の成功は日本の核武装能力を一段あげることになります。
「核なき世界」世界が核廃絶への道の第一歩を踏み出そうとしている時期に、日本は「もんじゅ」を動かすことで兵器級プルトニウムの生産を開始し、固体燃料ロケットによる高度な再突入技術の開発を終えようとしています。
※「もんじゅ」と「はやぶさ」2/21日(土)学習会にご参加を!
日時:2月21日(土)18:00から20:00
お話:原田裕史(核開発に反対する会)
会場:スペースたんぽぽ 参加費800円
┏┓
┗■4.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
└────
◆3月7日からポレポレ東中野にて-アンコール上映のお知らせ
ドキュメンタリー映画「遺言 原発さえなければ」
2013年/225分/HD/16:9/カラー/日本/ドキュメンタリー
【共同監督】豊田直巳・野田雅也【編集】安岡卓治
【製作】映画『遺言』プロジェクト
[上映情報]
2015年3月7日(土)から13日(金)の1週間ポレポレ東中野にて
アンコール上映開催!! 連日14:20から(途中休憩あり)
3月7日(土)と3月8日(日)は監督トークあり。
当日料金:一般2000円 大学生専門学生シニア1500円 高校生以下1000円
会場:ポレポレ東中野 http://www.mmjp.or.jp/pole2
〒164-0003 東京都中野区東中野4-4-1 電話:03-3371-0088
┏┓
┗■5.新聞より1つ
└────
◆韓国 原発周辺住民に「画期的」判決 放射線原因がん認める
脱原発ヘ高まる機運 訴訟は上級審ヘ
韓国・釜山の裁判所で昨年10月、関係者が「画期的」と評価する判決が出た。甲状腺がんになったのは、原発からの放射線が原因とする原告の主張を認め、事業者に慰謝料を支払うよう命じたのだ。原発問題に関心が薄いといわれる韓国でも世論が変わり始めているという。
「ほかの住民も声を上げるようになってきた。それが何よりもうれしい」。市民団体の招きで来日した李真燮(イ・ジンソプ)さん(50)は、先月31日、東京都千代田区で開かれた集会で語りかけた。(中略)
李さんは「訴訟をきっかけに、皆が闘う姿勢を見せるようになった。原発は安い電力といわれているが、健康の方がはるかに重要」と話し、再稼働の動きが進む日本に向けてこんなメッセージを送る。「さまざまな分野の人が訴訟を起こすなどしてアピールしていけば、政府や電力会社には大きなプレッシャーになる。大切なのは、一人でも多くの人が関心を持ち続けることだ」
(2月8日東京新聞より抜粋)
──────────
☆ひきつづき、たんぽぽ舎の活動・日刊メルマガ=「地震と原発事故情報」
へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致します。
郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856
【編集部より】
メルマガ読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他投稿歓迎。
1.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」に関しては、平等に掲載するため
日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先などを400文字
以内でお送り下さい。件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。
2.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、タイトル(見出し)及
び本文をお送り下さい。件名に「メルマガ掲載希望」と明記して下さい。
送付先は「 nonukes@tanpoposya.net 」です。
なお、お送り頂いた投稿は集会・デモ・講演会のお知らせを含めて紙面の
都合上すべてを掲載できない場合があります。
たんぽぽ舎の会員からの掲載希望を優先させていただく場合もあります。
予めご了承ください。
──────────
◆このメールマガジンのバックナンバーは、ホームページの「新着記事」を
ご参照下さい。
◆メールマガジンをお送りします
たんぽぽ舎では、「地震と原発事故情報」(メールマガジン)を
発信しています。
ご希望の方は、件名を「メルマガ受信希望」としてご自身のEメールアド
レスからご氏名とともにたんぽぽ舎あてにメールを送ってください。
違うアドレスから「このアドレスに送って」ということは間違いの元と
なりますのでやめて下さい。登録できしだい発信致します。
たんぽぽ舎のメールアドレス: nonukes@tanpoposya.net
◆携帯電話への送信は、容量が多いためか全文表示できない例があります。
──────────
たんぽぽ舎は、月曜~土曜13:00~20:00オープン、日曜・休日はお休みです。
〒101-0061 東京都千代田区三崎町2-6-2ダイナミックビル5F
TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
HP http://www.tanpoposya.net/ Eメール nonukes@tanpoposya.net
「ちきゅう座」に掲載された記事を転載される場合は、「ちきゅう座」からの転載であること、および著者名を必ず明記して下さい。